『奇跡のコース』ワークブック・レッスンの気づきを綴っています
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Lesson289:過去は終わっています。過去がわたしに触れることはありません。
  
昨日に続いて、過去についてのレッスンです。
 
冒頭にこうあります。
 
わたしの心の中で過去が過ぎ去っていなければ、わたしの視覚は実在の世界をとらえることはできません。というのも、わたしが、実際には存在しない場所を見つめているからであり、存在していないものだけを見ているからです。

 
テキストの第13章Ⅳ節(『奇跡講座 テキスト編』/中央アート出版社)に、

自我は、過去から解放されることには我慢ならず、過去は過ぎ去っているにもかかわらずそれが現在であるかのように応答することで、過去の印象(イメージ)を保存しようとする。

自ら命じるままに過去と未来を直結させることが、自我が時間の中に知覚する唯一の目的であり、自我は自分の継続性に割れ目が生じることのないように、現在を閉じてしまう。

とあります。
 
また、

Lesson5
わたしは自分が考えているような理由で動揺しているのではありません。

Lesson6
わたしが動揺しているのは、そこに存在しないものを見ているからです。

Lesson7
わたしは、過去だけを見ています。

Lesson8
わたしの心は、過去の思考で埋め尽くされています。

これらのレッスンも思いだされます。

 

この世界は過去でできていて、実在していない。
分離の夢――すでに取り消された夢――を、何度も何度もリピート再生しては、攻撃を見、罪悪感を強固なものにし、恐れに根差した考えをもとに思考している。

そんなことをしておきながら、実在の世界を見られるわけがない。

 

Lesson11
わたしの意味のない思いが、わたしに意味のない世界を見せています。

Lesson12
わたしが動揺しているのは、意味のない世界を見ているからです。

Lesson13
意味のない世界が、恐れを引き起こしています。

Lesson14
神は、意味のない世界は創造していません。

 

Lesson22
わたしが見ているのは、報復が形になったものです。

Lesson23
わたしは、攻撃的な思考を手放すことによって、今見ている世界から抜け出すことができます。

 

Lesson31
わたしは、わたしの見ている世界の被害者ではありません。

Lesson32
わたしの見ている世界は、わたしがつくり出しました。

 

Lesson128
わたしが見ている世界は、わたしが望むものを何ももっていません。

Lesson129
この世界を超えたところに、わたしの望む世界があります。

Lesson130
ふたつの世界を見ることはできません。

 

こうして振り返ってみると、すでに何度も学んできたことがわかりますが、はたして真に理解しているでしょうか。

未だに、過去に固執してはいないだろうか。

 

過去のみが分離させる。そして、過去はどこにも存在しない。

(『奇跡講座 テキスト編』T-13.Ⅵ.6:8/中央アート出版社)

 

もう、ほんとうに、、完全に「過去」を手放したいと思いました。
つまり、この世界を。

この世界でうまくやれるようになることはゴールではなく、この世界を超えること。
ふたつの世界を見ることはできないのだから。

実在の世界をのみ、見続けたい。見続ける。

一瞬一瞬の、選択――。

もう、それだけです。

 

Blessings,
 
2019.2.13
 
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ワークブックレッスン日本語版は、
『奇跡のコース』のワークを学ぶ
ガイドブック11 蘇生する自己/
香咲弥須子/ナチュラルスピリットより
引用させていただきました。
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(ワークブックのレッスンでの気づきは、
4周目として取り組んでいるわたしの、
あくまでもごく個人的なものです)
 
 
 
A Course in Miracles(ア・コース・イン・ミラクルズ)には
テキスト編、ワークブック編、教師のマニュアル編があります。
日本語版は、中央アート出版、またはナチュラルスピリットから出ています。
 
ワークブックのレッスン内容の詳細については、ワークブック編をお読みください。
(こちらのブログでは詳細については記載しておりません)
 
 
 
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