奇跡のコース』ワークブック・レッスンの気づきを綴っています
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今日のレッスン内容を読んでいて、テキストの、この部分を思い出しました。
これから述べることが、心眼(ヴィジョン)や幸福や、苦痛からの解放や、罪からの完全な脱出のために、あなたが為すべき唯一のことである。ただ次のように言いなさい。ただし、ためらいなく、本気で言わなければならない。なぜなら、ここに救済の力があるからである。
私が見ているものについての責任は、私自身にある。
私が経験する感情を選択するのは私自身であり、私が達成したいゴールを決めるのも私自身である。
そして私の身に起こるかに見えるすべては、私が求めて、求めた通りに受け取るものである。自分に対して為されることを前にして自分は無力であると、これ以上自分を偽るのはやめなさい。自分が間違っていただけだと認めなさい。そうすれば、あなたの間違いの結果はすべて消え去るだろう。
(『奇跡講座 テキスト編』T-21.Ⅱ.2/中央アート出版社)
(マーカー部分はわたしが引いた箇所です)
ふたつの世界を見ることはできない。見ているものはわたしが選んだもの。
選択は、実在するものと実在しないものの間でなされるものであり、それ以外にはありません。
と今日のレッスンで述べられています。
実在しないこの世界の中で、AにするかBにするか、そんな話をしているのではなく、実在しないこの世界(善悪、快楽と痛み、執着、災害、戦争、優越感、劣等感、そういったものたち)を選ぶ(選んだつもりになる)――地獄の夢を見る――か、実在する世界、天国を選ぶかどちらか。
もっと言えば、選べるのは、天国だけなのでした。それ以外実在していないのだから。
この世界に期待しながら、望んでおきながら、「でも痛みは経験したくない」だなんて、あり得ないのです。
今日のエクササイズをやってみて、何も自分を責めなくていいんだと感じました。この世界を選ぶということは、自分を責めること、罪悪感、痛みを経験することを選ぶということ。そもそも、「自分」を間違って認識しているのです。
ほんの少しでも動揺するなら、それは存在しないものを見ているのだから、訂正が必要です。
訂正(ゆるし、奇跡)をホーリースピリットにお願いすることが。
地獄がどんなかたちをとっていても、あなたがしなければならないのは、その地獄の断片に向かって、ただこのように言うことだけです。
ふたつの世界を見ることはできません。
わたしは、自分の自由と解放を求めているのだから、これはわたしの望むものの一部ではありません。
二人の人が半ば言い合いになっていて、そのときに、このワークを思い出しました。
目撃してしまったということは、わたしが望んだこと。でもそこに幸福を感じられない、平安がないのだから、訂正が必要です。
それで心のうちで、この言葉を言ってみたのですが、二人は、実はとても愛し合っていて、相手と繋がり合いたいと願っているということが感じられました。言葉のチョイスと表現方法がおかしいにしても。
ああ、愛し合っていたいんだ、繋がっているということを実感したいんだ。そう思うと、なんだか違って見えました。
そのうち、二人は穏やかになって、気づいたら二人で笑って楽しそうにしていました。
二人の人の「call for love」が、「I love you」になった瞬間でした。
ふたつの世界を見ることはできません。
わたしが見ているものについての責任は、わたし自身にあります。
このことを胸に刻んで、世界の「call for love(愛をちょうだいよ!という叫び=攻撃)」が、「I love you」に戻ってゆくのを、兄弟姉妹と一緒に目撃したいと思います。
あなたは与えることによって受け取る。しかし、受け取ることは受け入れることであり、獲得することではない。所有しないということは不可能であるが、自分が所有していることを知らないということはあり得る。所有しているという認識は、進んで与えようとする意欲であり、この意欲によってのみ、自分がもっているものを認識できる。
したがって、あなたが与えるものとは、あなた自身がもっているものに自分で与えた価値に他ならず、あなたがそれにどれだけの価値を認めているかを正確に示す尺度である。そしてこれが、ひいては、あなたがどれほどそれを望んでいるのかの尺度でもある。
(『奇跡講座 テキスト編』T-9.Ⅱ.11:4-9/中央アート出版社)
(マーカー部分はわたしが引いた箇所です)
愛
『奇跡のコース』のワークを学ぶ
ガイドブック5 神の教師/
香咲弥須子/ナチュラルスピリットより
引用させていただきました。
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4周目として取り組んでいるわたしの、
あくまでもごく個人的なものです)
テキスト編、ワークブック編、教師のマニュアル編があります。
(こちらのブログでは詳細については記載しておりません)