『奇跡のコース』ワークブック・レッスンの気づきを綴っています
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Lesson12:わたしが動揺しているのは、意味のない世界を見ているからです。
 
 
最初に今日のワークをやってみたときは、「もしわたしを誰かが裁くとしたら、それはわたししかいない」ということが、ふと浮かんできました。
 
何もないものに、意味を与え、価値を与え、あるいは遠ざけるものにして、それを世界と呼んでいるというのは、どうかしているし、自分でそのように見ておいて、それにいちいち反応しているというのは、ひどく奇妙なことだとおもいました。
 
「わたしは○○な世の中を見ている」と当てはめていくときに、大切な人を目の前にして(もちろん声にだして言うわけではないけれど)、「わたしは悲しい世の中を見ている」だとか、「わたしは恐ろしい世の中を見ている」といったふうに言うとき、微かに動揺していることに気づきました。
 
というより、まず、そこにいるのに、当てはめずにいようとする自分がいるのです。視界に入っているのに、すっと飛ばす。
その他の、どうでもいいもの(と思っているもの)たちに目をやって、「わたしは悲しい世の中を見ている」などと言ってみる。
 
ああ、怖がっているんだと気づきました。だから、逃げずにやってみました。大切な人を目の前にして。「わたしは恐ろしい世の中を見ている」。
 
すると、頭(思考、マインド)が混乱しているのがわかりました。与えた意味と、心の内で言っている言葉の不一致。
わたしは、自分が与えた意味を見たがっていて(この人は大切、だから素敵に見える、そのように見たい、という気持ち)、そうでない視点(実はそれはフィクションだよ、幻想なんだよ、という声)など、受け入れたくないのです。
 
自我(エゴ)にとっては、自分が与えた意味(自分のものの見方)のほうが正しくて、それ以外は間違っている。でも実はそうじゃない。わたしの与えた意味は全部間違っていて、ここはリアルじゃないということが真実。
 
わたしが与えた意味を取り下げると、「もう、ゆるされている」という感覚がやってきます。
両手を合わせて、「ありがとうございます」と言う、そのような気持ちになります。もう恵みは与えられている、ずっと愛のなかに、平和のなかにいる、そのような感覚が思いだされます。
 
 
 
 
2018.5.12
 
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ワークブックレッスン日本語版は、
『奇跡のコース』のワークを学ぶ
ガイドブック1 わたしは何も知らない/
香咲弥須子/ナチュラルスピリットより
引用させていただきました。
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(ワークブックのレッスンでの気づきは、
4周目として取り組んでいるわたしの、
あくまでもごく個人的なものです)
 
 
 
A Course in Miracles(ア・コース・イン・ミラクルズ)には
テキスト編、ワークブック編、教師のマニュアル編があります。
日本語版は、中央アート出版、またはナチュラルスピリットから出ています。
 
ワークブックのレッスン内容の詳細については、ワークブック編をお読みください。
(こちらのブログでは詳細については記載しておりません)
 
 
 
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