奇跡のコース』ワークブック・レッスンの気づきを綴っています
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Lesson129:この世界を超えたところに、わたしの望む世界があります。

 

昨日の続きになっているレッスンです。

わたしたちが強調しているのは、この世界をあきらめることではなく、それをもっとずっと満足のいくもの、喜びで満たされているもの、あなたに平和を差し出すことができるものと交換することです。あなたは、この世界がそれをあなたに与えてくれると思いますか?

 

この世界をあきらめることではない……。

昨日の続きで、また考えてみました。
人生を諦めるということと、世界を放棄することは別。

人生を諦めるというのは、たとえば能力的な問題で、「どうせもう、わたしには実現できない」と、やりたかったことを諦めたり、年齢の問題で、「もうこんな歳になってしまったら、さすがに夢なんてないし」と、諦めるということです。

本当は成し遂げたかった、つまり、この世界で自分が理想とする生き方を選びたかったけれども、それは残念ながら果たされないので諦めるということ。

それは、この世界そのものに自分の望みがあったのに、それを経験できない悲しさがあるということですが、その後悔やら虚しさやらを抱えたままになっているはずです。あと10歳若ければ……なんて、意味のない考えを持って。

でも世界を放棄するというのは、そもそも、そういう理想、勝手に思い描いた幸せというものは、真の幸福ではないということ、いくら若くて健康で優秀だったとしても、意味のないことだということを、本当に受け入れることなのだと思います。

それは、「世界をあきらめる」ことではなく、この世界にいながらにして(そういう夢の中においても)、真の幸福を経験できるということを受け入れる、ということなのだろうと感じます。

喜びと苦痛を混同しているという話はテキストの第7章に出てきますが、幸福に関して、勘違いしているということを、まず認めることが大事なのだと思います。

「こうであれば幸せ」という、社会が提示するものを鵜吞みにして、より良くしようだなどと考えることは、やっぱり、何の意味もないのです。

 

今日のワークも、とても心地のよいものでした。

光のひとつひとつは、ほんとうはひとつである兄弟姉妹の、神の子の輝きとして感じられました。途中から、人だけではなく、動植物も加わって、すべてがひとつであるという感覚になりました。

別のときは、宇宙を見ているような感じで、もう、ほんとうにすべてと繋がり合っていること、ひとつなのだということを感じられました。個体を超えている感じは、やはり何度経験しても心地よく、平和で、安らぎます。

ああずっとこのままでいたいなと思いました。
このまま感じ続けて、目の前のひとつひとつをできたらいいなと。

決して孤独になんかなりようがないし、決して愛が途絶えることはないのです。
肉眼を頼りにしているうちは、この世界を自我(エゴ)の目的で使おうとしているうちは(つまり勝手な望みを抱いているうちは)、恐れや痛みを感じずにはいられませんが、この世界を超えたところでは、永遠の静けさと愛、平和と喜びが拡がっています。

ずっとここに留まっていられますように。

Blessings,
 
2018.9.6
 
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ワークブックレッスン日本語版は、
『奇跡のコース』のワークを学ぶ
ガイドブック5 神の教師/
香咲弥須子/ナチュラルスピリットより
引用させていただきました。
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(ワークブックのレッスンでの気づきは、
4周目として取り組んでいるわたしの、
あくまでもごく個人的なものです)
 
 
 
A Course in Miracles(ア・コース・イン・ミラクルズ)には
テキスト編、ワークブック編、教師のマニュアル編があります。
日本語版は、中央アート出版、またはナチュラルスピリットから出ています。
 
ワークブックのレッスン内容の詳細については、ワークブック編をお読みください。
(こちらのブログでは詳細については記載しておりません)
 
 
 
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