#051
今回は、関わり合いにおいて
とても大切なことについて
書いてみたいと思います。
なおご紹介くださる場合は、このページのリンクを
お知らせいただけましたらと存じます。
(本文のコピーはできません)
*
誰もがみな同じ聖なるスピリットです。
“完全なる愛”である神に創造された神の子です。
誰のことも除外することはできません。
誰か一人でも除外しようとするなら、
誰のことも真に愛してなどいないのです。
この人は確かに
聖なる神の子(光の、愛の存在)だけれど、
あの人は違う。
そのように見ているとしたら、
誰のことも真に見てなどいない、ということ。
愛が何か、まったく理解していない
ということなのですね。
コースのテキストに、このように述べられているところがあります。
11.あなたは神の子たち全員を等しく愛さない限り、神の子の誰とも真に関わることはできない。2愛は特別なものではない。3あなたの愛の対象として神の子の一部を選り出すなら、あなたは自分が関わるすべての関係に罪悪を押しつけており、それらを実在しないものにしている。4あなたは、神が愛するのと同じ愛し方でしか愛することができない。5神の愛し方と異なる愛し方をしようとしてはならない。神の愛以外の愛はないからである。
T-13.X.11:1-5/『奇跡講座 上巻』
中央アート出版社
emphasis mine
全員を等しく愛するというのは、
どういうことでしょうか。
神が愛するのと同じ愛し方で
愛するというのは——??
ワークブックレッスン186に、
「赦しは愛の地上的な形」だと述べられています。
テキストでは・・
4.愛のために道を空けなさい。あなたは愛を創造しなかったが、愛を延長させることはできる。2地上においてこれが意味するのは、闇があなたの心から取り払われるように、兄弟を赦すということである。
T-29.III.4.1,2
と書かれています。
ゆるし=地上での愛の延長
ということですね。
ケネス・ワプニックさんの著書『奇跡の原理』に
このように述べられているところがあります。
厳密に言えば、赦しというものは、この世において「天国の愛」に似たものであり、愛は、私たちの心の中の聖霊を経由して、神からやってきます。
ということは・・
神の子たち全員を等しく愛するというのは、
神が愛するのと同じ愛し方で愛するというのは、
誰の中にも罪を、欠乏を、弱さを見ることなく
(相手を肉体とみなさず)
誰ひとり排除することなく、
誰もが自分とひとつの兄弟であると歓迎し、
全く同じ聖なる神の子なのだということを
思い出せるように、光を見られるように、
内なる教師、Holy Spirit(聖霊)に
お願いする、ということなのですよね^^
これ以外は、愛ではない、ということ。
家族も友人も同僚もご近所さんも。
名前の知らない多くの人たちも。
他の国の人たちも。有名無名にかかわらず。
面識の有無によらず。
等しく愛する。
神が愛するのと同じ愛し方で愛する。
誰の中にもキリストを、光を見る。
完璧さを、神の子の美しさを見る。
誰か一人を
ほんとうに愛しているというのなら、
全世界の兄弟姉妹たちを愛しているということ。
そうでなければ、それは、愛ではなく
執着、特別性の思いであって、
あなたの愛の対象として神の子の一部を選り出すなら、あなたは自分が関わるすべての関係に罪悪を押しつけており、それらを実在しないものにしている。
ということなのですよね。
誰か一人を特別扱いして
それを愛だと勘違いしているとき、
全員に対して、罪悪を押しつけている。
自分の心の奥底の罪悪感を通して、
欠乏感を通して、
自分を憎悪する思いを通して
すべての人を見ている、ということ。
この人は、ここが足りない。
この人が、もっとこうであればいいのに。
この人は、どうしてわかってくれないのか。
この人が、心配でならない。
投影しか、していないということ。
*
ホーリースピリット、
わたしがすべての人を
兄弟として歓迎し、祝福し、
どなたの中にも弱さや足りなさや
罪といった暗闇を見ることなく
聖なる神の子の輝きを、光を、
完全無欠性、真の強さを見られるよう
どうぞ助けてください。
わたしの中のあらゆる暗い考え、
清らかではない考えに光を当てて
取り消してください。
どなたのことも等しく愛せますように。
神が愛するのと同じ愛し方で
愛することができるよう、導いてください。
Blessings,
愛
2023/7/15配信
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