#029

ACIMはじめてさん向けコーナー

 

“学びがグッと加速するタイミング”を
先延ばしにすることなく経験できるように、
チャートをもとにしつつお話してきました。
今回はpart.4です。

なおご紹介くださる場合は、このページのリンクを
お知らせいただけましたらと存じます。
(本文のコピーはできません©️)

これまでのポイントを整理すると・・

1)コースは苦痛なく楽しく学べる
2)ACIMは非常に緩慢なプロセス
3)教えに抵抗するのは自然なこと

このあたりのことを述べました。

 

オリジナルチャートはこちら。

しばらくは、学びが深まっている実感が
あまりない・・というのが、
多くの人に当てはまることのようです。

この青色部分の前半で
かなりの抵抗が生じやすく、
 
コースの学びをそこでやめてしまう人が
結構いらっしゃるようです。
(でもまた戻ってくる方が沢山おられます)

 

学習に対してかなり焦ったり、
自分はできていない!と責めたり、
自分のものの見方を正当化したりしていると

この青色ゾーンが長引いてしまう・・
というわけなんですね。

 

世界中のコースの学習者さんに
アンケートをとったわけではないので
わかりませんが、

でもなんとなく思うのは・・
★部分の、学びがグッと加速する
タイミングが来たら、

そこからの黄色のゾーンは
基本的にみんな同じような進み方を
するのではないかなと感じます。

なぜなら、もう、この部分においては
「ゆるしの一択」が、自然なこと
なっているからです。

この黄色のゾーンについては、
また別の機会に述べてみますね。

 

まずは、青色ゾーンでの時間を
不必要に長引かせることなく

楽しく進んでいくためのポイントを
わたしなりにですが、書いてみます◎

まずその1つめのポイントは・・
自分に優しくあること、です。

これは何度もお話していることですが、
この機会に文章に残しておこうと思います。

 

コースを学び始めた頃、そして数年、
人によってはさらに長い間、
やりがちなのは・・

自我(ego)を選んでいるということ、
ジャッジした/不満を抱いた/
苛立ったことに対して

自分を否定したり責めたりする
ということです。

これは・・

自我を選択すること=悪
聖霊を選択すること=善

という、勘違いからくる思いです。

コースは、善悪を教えるコースではなく、
原因に戻って、心(教師)を変えるための
コースです。

学び始めの頃は、言わば
二元性の思考とベッタリ状態なので、
どうしても善か悪かという区別を
しようとしがちなんですよネ。
(わたしたちの「あるある」ですネ)

 

自我を教師にしてしまっていることは
悪ではありません。

言ってみればそれは、
何もしていない状態」なのです。(>_<)

なぜなら、自我=悪ではなく
自我=無、だからです。

 

エゴが実在していないということ自体が
信じられないこと・・となっているので、

言い換えれば、
世界は実在していて、自分は肉体だと
信じきっているので、

自我=無、とは思えず、

テキストやワークブックを読むにつけ、
(善の存在でありたいという願いによって)

自我=悪
自我を選ぶ=恥ずべきこと

といったふうに誤解してしまうのです。

 

わたしたちには、善の存在になろうと
努力する必要などありません。

コースを生きるというのは、
善人になる道を歩むということではなく

まして聖人になることを
目指しているのでもなく、

聖なる神の子以外の何かにはなれなかった、
神に創造されたままのスピリットだった、
という事実、真実を思い出すための道を
歩むということなのです。

 

自我サイドの表現で言えば、
残念ながら、神の子以外の何かにはなれませんでした」。

聖霊サイドの表現であれば、
幸いなことに、神の子以外の何かにはなれませんでした」。

 

分離は一度も起こらなかったので、
神の子以外の何かにはなれませんでした。
ですから神の子には何の罪もありません。

これが、言ってみれば「贖罪の原理」です。
(the Atonement principle)
(詳しくはテキスト精読クラスでご説明しています)

 

この事実を真に心で受け入れることが
できるようになるための、

テキストであり、ワークブックであり
マニュアルなのです。

 

ということは、
自我(ego)を選んでしまった、、、!と
自分を否定したり責めたり恥じたりしたら、

それによって必然的に
自己否定感、自己嫌悪感、憎悪、
罪悪感がますます増えてしまうのですから、

エゴの思う壺、ということに
なってしまいます。(>_<)

実在していない自我の信念を
さらに強固なものとしてしまうだなんて、
まさにnonsenseですよね??

 

ですから、自分に優しくあること
とても、と〜〜っても!重要なのです。

自分に優しくあるというのは、

自分を否定したり責めたり
恥じたりしない

誰かと比較して自分を馬鹿にしたり、
悲劇のヒロインぶらない

自分が感じていることを抑圧せず、
かつ、自分のものの見方を正当化しない

ということです。

これは・・

シンプルに、ホーリースピリットに
助けを求める

という意味でもあります。

 

自分を甘やかすとか、
開き直るという意味ではありません。

それは、自分に冷たいのです。
ちっとも尊重していませんから。

好き放題=どうとでもなれ、ですし、
開き直る=責任逃れ、ですものネ。(>_<)

 

自我(ego)を選ばず
聖霊(Holy Spirit)を選ぶことが、
優しさです。

これが、これだけが、
わたしたちの責任なのです。

ア・コース・イン・ミラクルズは、
自分に優しくある道のりを
兄弟姉妹と一緒に歩むためのもの。

心の手を取り合い、
一緒に奇跡をたくさん経験して、
幸せと平安を受け入れるためのものです。

それは・・とっても楽しい道のりです♡

 

すべての真の楽しみは神の意志を行うことから生じる。

(T-1.VII.1:4/『奇跡講座 上巻』/中央アート出版社)

 

これ以外にありません。
それは・・なんと幸せなことでしょう♡

Blessings,

2022/2/05配信

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