あっという間に1月が過ぎ——今年の始まりも、ありがたいことに「毎日ACIM」、たくさんの分かち合いの場をもたせていただきました——、すでに2月になりましたが、みなさんどのようなお心で過ごされていらっしゃるでしょうか。

わたしは、暦や時間というものに拘らず、囚われず、緩やかに…内側を見ることやヴィジョンを受け取ることに集中しています。

先日のメルマガで、わたしに起きている奇跡について、clubhouseで少しお話させていただいたことに触れたのですが、その奇跡ってどんなことなんですかと複数の方からご質問をいただいたので(ありがとうございます♡)、今月のおたよりは、このことを書いてみますね。

 

ちなみに、コースの言う「奇跡」というのは、自我(ego)の知覚から聖霊(Holy Spirit)の知覚へとシフトする、心の変化のことです。外的なこととは全く関係がないと、コース理解の第一人者であるケネス・ワプニック博士は『奇跡講座入門』において明言されており、その続きではこのように述べておられます。

『コース』の中でも特に美しい文言の一つが、奇跡のことを次のように定義しています。「地上におけるもっとも神聖な場所は、往古の憎しみが現在の愛となった場所である」(T-26.IX.6:1)これが奇跡です。誰かに対する憎しみという知覚から、その人を愛をもって見る見方へと突然、移行すること、これが奇跡です。それは知覚の転換であり、自我による見方を聖霊の見方へと訂正することです。

(『奇跡講座入門 講話とQ&A』/中央アート出版社)

 

この意味において、わたしの奇跡が続いているとメルマガで述べたわけですが、どんな奇跡かと言うと、先月の下旬あたりから怒りがわき起こることがなくなってしまったのです。

以前だったら、腹立たしく思っていたようなこと(たとえば誰かの「非常識な」態度など)に対して、偽りなく確かに、静かな心で受け止めていて、心のハグをしているような気持ちであったり、純粋に祝福する気持ち、その方の内なる光を見ることのみにフォーカスされている状態になっているのです。

さらには、軽い苛立ちでさえ、出てこなくなりました。わたしにとってありがちだったのは、たとえば料理の最中に菜箸が滑り落ちたり、スマホやPCのコードが絡まってなかなか解けなかったりしたときに、「あ゛〜もう!」とか、「いィ〜〜!」と、一瞬イラッとすることがあったのですが(笑)、そういうことも起こらなくなってしまいました。

抑圧しているだけであれば、単なるごまかしですから、それはしたくないと思って数日心を観察していたのですが、ただ静かな心、すべてに感謝する心が拡がっているばかりで、やはり怒り(憎悪)は上ってこないのです。

 

なんてこと、これは奇跡としか言いようがない。そう思いました。なぜならこのような心のステートには、あと10年くらいかかると思っていたからです(笑)。

そして、なぜこんな奇跡が起きているのだろうと、不思議に思いながら過ごしていたのですが、先日、偶々(!)テキストで「幸せ」について調べていたときに、

神の子は自分が神と共にいることを知っているときにのみ、幸せである。

(T-7.XI.2:5/『奇跡講座 上巻』/中央アート出版社)

という一文を見つけ、そのときに「なるほど、そうか」と納得しました。

 

今年もまた1月1日からワークブックのレッスンに取り組んでいるのですが、1月のレッスンを通して、何を見ても心の内で優しさや静けさ、感謝が感じられており、昨年に続き今年も、お会いする方々、思いを馳せる方々の内なる光、神聖性を見させていただいていることによって、

わたしの心は毎日神に感謝していて、日がな一日祈りの心(=ゆるしの心)でいるので、罪悪感を投影しては腹を立てるという自我の攻撃を、選びようがない状態だったのだと気づいたのです。

もしこの祈りの心、静寂から外れてしまったら、途端に何かに投影して苛立つことでしょう。お会いする方々、思いを馳せる方々の光を見ずにいるなら、あっという間に投影して、不満を抱くことでしょう。欠けていて不完全、脆弱で無力、有罪であるのが「自分」なのだと信じてしまって——。

光を見ずにいたいなど、今のわたしには到底思えないことです。みなさんの内なる光は本当に美しく、見させていただくことによってわたしは毎日みなさんからの祝福のシャワーを浴びていて——なんと幸せなことでしょう・・!——、神の子(であるわたし)のいのちの輝きと愛の放射を邪魔せずにいること、否定せずにいることが、自分のつとめなのだと感じています。

 

 

「幸いなるかな、こころの清き者、その人は神を見ん」

(T-3.I.5:4/『奇跡講座 上巻』/中央アート出版社)

“Blessed are the pure in heart for they shall see God”

Matthew 5:8 (KJV)

 

この状態がどのくらい続くのかわかりませんが、このメッセージを忘れずに、ホーリースピリットに祈ることを通して、誰の中にも神の子の光を、キリストを見させていただくということを、毎日続けていこうと思います。

ほんとうに・・感謝しています。
みなさんの、得も言われぬ美しさに——。

Blessings,

2022.2.2配信
(繋がってくださっている方に毎月お送りしています)

   
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