#026

ACIMはじめてさん向けコーナー

 

今回は、コースの学びがグッと加速する
タイミングについて書いてみます。

なおご紹介くださる場合は、このページのリンクを
お知らせいただけましたらと存じます。
(本文のコピーはできません©️)

A Course in Miracles
ア・コース・イン・ミラクルズ、

『奇跡のコース』/『奇跡講座』の学びは
難しい、続かない、というふうに
感じておられる方が多いようです。

確かに、テキストを読もうと思っても、
何のことを言っているんだろう?と
感じられますよね。

ワークブックのレッスンに
取り組んでいこう!と思っても、
内容がよくわからないし、

ついついサボってしまったり・・
抵抗を感じたりするものです。

 

けれども、コースの学びは
とても楽しいですし、
喜びを感じられるものなんですね、

実際、継続してみてそう思いますし、

テキストにはこのように
述べられているところがあります。

苦痛を通して学ぶ必要はない。柔和なレッスンは楽しく習得され、喜んで記憶される。

(T-21.I.3:1-2/『奇跡講座 上巻』/中央アート出版社)

 

そんなこと言われても、、、!と
思う方がいらっしゃるかもしれません。

コースは地味な修行のような気がする。
コースの学びは途方もない気がする。

そんなふうにおっしゃった方が
これまで結構いらっしゃいました。

テキストの、あの分厚さを見るだけで、
ああ、自分には無理だ!と思ったという方も。

 

コースの教えに、学習に抵抗するのは
当然のことなので、
その点については落ち込む必要がありません
(理由はまた別の機会に書きます)

ただ、苦痛を感じながら
気持ちを奮い立たせて取り組んでいるなら、

あるいは自己嫌悪に陥っているなら、
抵抗し続けているなら、

もしくはコースの学びは苦しみや犠牲を
伴うものだというイメージを持っているなら、

ちょっと立ち止まってみる必要がありそうです。

 

現時点では、
わたしはコースの学習を継続して10年目で、

学びの分かち合いの場を設け、
ファシリテートし続けて7年目になるのですが、

誰にでも学びがグッと加速するタイミング
あるように感じています。

 

これをわかりやすくするために、
指数関数のグラフをもとにして
このようなチャートを作ってみました◎

横軸は学習の経過を表し、
縦軸は学びの深まりを表します。

これは、テキストや小冊子『祈りの歌』で
たとえられている階梯とリンクしています。

階梯を登りきったら
ワンネス(天国)に戻る(帰る)という、
プロセスとしての側面について述べています。

1.救済を超えたところにある完璧な確かさの中で何が待っているかは、私たちの関心事ではない。2なぜなら、あなたはまだ、分離が下方へと導いた階梯を、上に向かって不確かな足取りで登り始めたばかりだからである。3現時点では、奇跡だけがあなたの関心事である。4私たちはここから始めなければならない。5そして、すでに出発したのだから、目覚めと夢の終わりに向かって登ってゆくにつれ、道は穏やかで単純なものになるだろう。

(T-28.III.1:1-5/『奇跡講座 上巻』/中央アート出版社)

 

学びのプロセスを、階梯を登っていく
というふうにたとえており、

眠っている心であるわたしたちが
目覚めと夢の終わりに向かって
登ってゆくにつれて、

道は穏やかで単純なものになるだろうと
伝えてくれています。

 

ほとんどの人にとって、学び始めの頃は、
このグラフのような感じで

なかなか学びが進んでいるようには
思えないものです。

テキストに書いてあることが
何を指しているのかわかりづらいなと
感じられたり、

ワークブックのレッスンに取り組んでも、
だからと言って日常で
特に変化を実感できるわけじゃないなと
思えたりするかもしれません。

それでも続けることが大切で、
(心の姿勢によってはこの時期も
楽しく進んでいくことができます)

適切に継続していくなら
グラフの★の箇所にたどり着きます。

学びがグッと加速するタイミンです。

ここから先は、
「穏やかで単純なものにな」ります。

この★部分がいつやって来るのかは、
その人の心次第です。

イエスは、コースにおいて度々、
時間の短縮について語っていますが、

このグラフで言えば、ブルーの部分を
短くすることができます。

ダラダラ〜〜っと、
このブルーの時期を続けることもできれば、

時間の短縮(ゆるしと奇跡)によって
スルスルと苦痛なく進むこともできます。

どちらにするかは、
誰もが自分で決めています。

自分の心の決断によるのです。

誰かや何かのせいに
することはできません(>_<)

 

時間を短縮したいと感じられた方、
ぜひ、学習を続けてください。

自分流でやらずに、
教えに忠実であれば苦しみません

学びがグッと加速するタイミングは
遥か彼方・・なんてことにはなりません。

 

どういうあり方・学び方だと
時間を浪費することになり、

どういう学びの姿勢であれば
時間が短縮されることになるのか、

次回さらに詳しく書いてみますね、
お楽しみに・.*

Blessings,

2022/1/8配信

 

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