みなさま、明けましておめでとうございます。

昨年はさまざまなリクエストをいただき、気づけば・・ほぼ毎日A Course in Miracles(ア・コース・イン・ミラクルズ)のクラスや、個人レッスン、個人セッションをおこなわせていただくという、想像していなかった流れになっていました。

ご一緒してくださいましたみなさま、ありがとうございました。たくさんの分かち合いを通して、深い贈り物を何度も受け取らせていただきました。みなさんの奇跡のシェアや、気づきのお話は、本当に素敵で、ご質問も含め、誠実に学んでおられるからこそのお話だと感じました。みなさま、心より感謝申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

また、新しい出逢いも楽しみにしております。YouTubeをご視聴してくださっているみなさまも、どうぞお気軽にクラス等にご参加くださいね。お待ちしております♡

 

 

一年の計は元旦にありと教わり、「今年の抱負は〜」などと述べることが小学生の頃からの習慣になっているかもしれませんが、コースを学習している方々でしたら、形レベルのゴールを掲げたり、入念に計画を立てたりするということは、もう遠い過去のこと・・かもしれません。初詣で、形レベルのお願い事をすることも。

今年こそは」と、数値の目標を立てることは、闘いマインドでいること、自我(ego)を教師にしている状態です。
「今年こそは〇キロ痩せる!」、「今年こそはフォロワー〇〇人達成する!」、「今年こそは月収〇〇円U Pだ!」といったものや、数値化していないとしても、「今年こそは再婚相手を見つける!」、「今年こそは転職する!」、「今年こそは病気を克服する!」といったものもあります。

こうしたことをゴールに掲げているとしても、ワークブックのレッスンに取り組んで24日目、25日目に、はっきりと、その無意味さを教わることになります(実のところもっと先のレッスンで気づくことができますが、明らかに示されることによって気づけるのがこの辺りでしょう)。

 

5.すべてについてあなたが自分で設定したゴールを、自ら進んで放棄しようという気持ちになることが、あなたの学びにとって決定的に重要なことである。2それらのゴールが「よい」か「悪い」かではなく、意味がないと認識することが、それを達成する唯一の道である。

(W-pI.25.5:1-2/『奇跡講座 下巻』/中央アート出版社)

 

一見ポジティブな目標のようであっても、そうしたもの(個人的なゴール)は、真の自己を忘れたままでいるため、眠ったままでいるために役立つだけのものであって、これを大事にしていては、自我(ego)の思う壺です。

意味がないゴール(分離をリアルにしようとするためのゴール)を大事にするよりも、「自ら進んで放棄しようという気持ちにな」り、真に学びたいです、どうぞ教えてください、導いてくださいと聖霊(Holy Spirit)に助けを求めるなら、真に意味のあるゴールだけを抱き続けることができます。むろん、形レベルのゴールなどではありません。

 

10新しい年の訪れと共に、聖なる瞬間を受け入れなさい。そして、大いなる目覚めにおいて、永きにわたり空席とされてきたあなたの持ち場につきなさい。11今年一年をすべて同じにすることで、これまでとは違った年としなさい。12そしてあなたの関わる関係のすべてを、あなたのために神聖なものにしてもらいなさい。13これが私たちの意志である。

(T-15.XI.10:1-13/『奇跡講座 上巻』/中央アート出版社)

新年の決意は、「今年一年をすべて同じにすることで、これまでとは違った年と」することです。このポイントについては、ACIMオンラインサロンSonship*の、テキストクラスメンバーさん向けの記事ですでに述べましたので、ここでは割愛しますが、この心のありようによって、真に学ぶことができるようになります。

コースを学ぶということは、コースを生きるということであり、コースを学び、コースを生きるというのは、いつでもどこでも、たったひとつのレッスンに取り組むということです。

たったひとつのレッスンとは・・?
みなさんご存知、「ゆるし」ですね。これ以外に何もないですよね♡

ワークブックのレッスンに取り組むことで、学べるようになっていますから、指示通りにやってみましょう。そうすれば、ゆるしは確かに、幸せへの鍵だと心のレベルで受け取れるようになります。

 

ワークブックは読み物ではありません。読んでいるだけ、あるいは音声を聞いているだけで、あら不思議!奇跡が!なんてことはありません。笑

マジック(魔術)を求めるのではなく、実践を大事にしたいものです。そして、真に実践したいなら、テキストを丁寧に読むことです。ワークブックだけやっていればいいということはありません。勘違いの実践は、実践とは言い難いですよね。いったい、何を実践しているのやら、ということになります。

「心を癒してもらえるよう祈りましょう、そうしたらパートナーと出会えますよ。さあ、祈りましょう」。
「〇〇さんがお金に困っているそうですよ、みなさん、〇〇さんのために祈りましょう。
〇〇さんが癒されますように(そして〇〇さんのお金の問題が解決しますように)」。

これは、実践しているとは言えませんよね。小冊子『祈りの歌』がなぜ書き取られたか、その背景を知っていれば明白なことですし、そうでなくとも、本当のところ、テキストを丁寧に読んでいれば、このような間違いを犯すことはないのです。

たとえるなら、テキストとワークブックの両輪によって、前進することができます(どこかの段階でマニュアルも読みましょう)。もちろん、無理のないペースで学んでいくことが大切です。これは受験勉強ではないですし、誰が一番早く天国の門へ辿り着くかという競争をしているわけではありませんから。笑

 

2022年から、コースの学習をスタートされる方もおられるようです。
いろんな勘違いが広がっており、混乱しておられた方々もいらっしゃったそうですが、ア・コース・イン・ミラクルズ(奇跡のコース/奇跡講座)は、個人レベルや形レベルの願望実現のコースではありません。「祈ったら叶います」、「願望実現のためにガイダンスを求めましょう」というものではありません。

このような自我(ego)の世界を超えて、リアルワールド(実相世界)を経験すること、今、ここという聖なる瞬間を受け取ることを、聖霊(Holy Spirit)は助けてくれます。ここには平安が満ちており、恐れは全くなく、静かな喜びと感謝に溢れています

この心で日常生活を送るなら、毎日が奇跡の連続となり、真理の反映を目撃し続けることになります。穏やかで、優しく、麗しい世界です。心の繋がりに感謝する毎日です。誰の中にも、清らかな光が見えるようになります。

 

2022年、みなさんの新年の決意は——?
毎日の決意は——?

一貫性をもって、真に学びたいですね。
ともに深く受け取っていきましょう・.*

Blessings,

2022.1.2配信

   
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1/11は「祈りの繋がり」の日です★
今回は心の平和に関するお祈り
詳細についてはこちらをご覧ください
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*ヴェリテの学習会・セッション*

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大阪で開催しているクラスがあります。

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