#014

学びのわかち合いコーナー

 

「学習するのがつらいと感じたときに
自分なりに考えがちな4つの理由」、
今日は2つめについて書いてみます。

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学習をやめる理由にしてしまいがちな
「あるある」4つのうちの2つめは、
他の人と比べて落ち込むかというものです。

ACIMの学習を続けているなかで
人によっては気になることの1つに
「他の人の体験や進み具合」があるようです。

 

他の人は奇跡をたくさん経験しているのに
自分は全然奇跡を経験できない

他の人はホーリースピリットの声を
聞けているのに
自分はちっとも声なんて聞こえない

わたしのほうがあの人より先に
コースを学び始めたのに
あの人はもうテキスト読み終わったなんて

〇〇さんのようになりたくて
ワークブックのレッスンに取り組んでいるけど
全然〇〇さんのように幸せになれない

わたしのほうがあの人より後から
コースを学んでいるけれど
追い越せるよう勉強し続けようと思って
頑張ってきた・・それなのに

追い越すどころかまったく追いつけない

 

・・全部、エゴの考えですね(>_<)

比較というのは
自我が大好きなことです。

分離を信じているので
比較せずにはいられないわけですネ。

そして、比較することでまた、
分離の信念を強めます。

 

落ち込むために比較しているか、
いい気になるために比較しているか。

自我のすることは
本当に意味のないことですよね、(>_<)

コースを学ぶにあたって思い出したいのは、
これは競争じゃないということです。

誰が一番先に天国に辿り着けるかという
個人競技ではないのです。

 

何をするときも、次のことを思い出そう。

誰もひとりで十字架にかかることはない。しかしまた、誰もひとりで天国に入ることはできない。

(W-pI.134.17:6-7)

 

兄弟のスピリットとしての、
神の子としての完璧さ、清らかさを
見ることなしに

分離はないということを
思い出すことなしに

誰が天国に還ることが
できるというのでしょうか。

 

相手の完璧さ、神聖性を見ずに
ジャッジしておきながら、

自分は天国の門へ近づいていると
確信できるはずがありません。

比較して、自分と相手は違うのだと
差異を見続けておきながら、
心が平安であれるはずがありません。

 

自分は足りない、無価値だ、無力だ
という信念の証拠を見るために
わざわざ他の人と比較して落ち込む・・
というのは、

平安には戻らない、神の愛は要らない、
天国には帰らないという思いを
表明しているようなものですし、

 

自分は勝つんだ、追い越してやるぞ
と思うとしたら、その考えの根底には、
神に取って代わりたいという自我の願望が
横たわっているので、

やはりこれも、
平安には戻らない、神の愛は要らない、
天国には帰らないという決意の現れと言えます。

 

わたしたちはひとつ、なのでした。
わたしたちは同じなのです。

ただひとりの聖なる神の子なので、
上下や優劣などあるはずがありません。

比較してどうのこうの・・というのは、
自我の罠です。

 

兄弟が奇跡を経験しているなら、
祝福するのが自然なのではないでしょうか?

ホーリースピリットと共にある心は
落ち込んだりしません。祝福します。
ともに喜びます。

誰かの奇跡は、自分の奇跡でもあります。
兄弟の心のシフトに、
わたしたちはいつも助けられているのです。

落ち込むというのは、
奇跡が何であるかを勘違いしているからでは?

奇跡というのは、
個人的なラッキー体験のことではありません。

 

ホーリースピリットの声を聞ける人が
身近にいるのなら、それは、
あなたのスピリットの声を
聞いてくれているということでもあります。

ホーリースピリットの声を聞くというのは、
マジカルな妖精のような存在から
ラッキー体験を引き寄せるための方法を
個人的に聞くということでありません。

ホーリースピリットの声を聞けるなら、
兄弟のスピリットの声を聞いているはずです。

ホーリースピリットの声を聞く耳は、
分離の信念、罪の信念、欠乏の信念を土台とした
裁きの声を聞かないので、
兄弟を除外するはずがありません。

それならば・・
ホーリースピリットの声が聞こえる人が
友人や知り合いのなかにいるなら、
自分のスピリットの声を聞いてくれているし
自分を聖霊の愛のまなざしで見てくれていることに
感謝する気持ちにはならないでしょうか^^?

わたしもあなたを祝福し、
あなたのスピリットの声を聞きたい、と
祈る心になるのが自然ではないでしょうか^^?

 

ホーリースピリット、
わたしたちの心のつながりを
思い出したいです。

わたしたちは神の子として
ひとつであるという真実に
心を開くことができますように。

〇〇さん、わたしにその機会を
与えてくださってありがとう。

 

誰か、他の学習者さんと比べて
落ち込んでしまったときは

自分は欠けていて、無力で、無価値だ
という自我の信念を宝物にせずに、

たとえばこのように祈ってみましょう。

その人の聖なるスピリット、
その輝き、完璧さを見せてもらいましょう。

それは、あなたの光でもあるのです。

 

清らかな、美しいあなたへ
愛を込めて。

Blessings,

 

2021/9/11配信

 

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