#018

ACIMはじめてさん向けコーナー

 

今回は、ワークブックの取り組みにおいて
気をつけたいことについて書いてみます◎

なおご紹介くださる場合は、
このページのリンクをお知らせいただけましたらと存じます。
(本文のコピーはできません©️)

A Course in Miracles
(奇跡のコース/奇跡講座)は

テキスト、ワークブック、
マニュアルの3部構成になっていて

どこから学ぶかは
それぞれなのですけれども、

テキストは読まずに(同時進行ではなく)
ワークブックから取り組む方が多く、

また、それと関わって、
取り組みには6つの注意点があるので
整理してみますね^^

 

注意点その1
ワークブックはテキストの代わりに
なるものではありません。

注意点その2
ワークブックは読み物ではありません。
実践することが重要です。

注意点その3
完璧にこなそう!として奮闘することは
目的からズレてしまいます。

注意点その4
自分なりの手応えを求めずに
信頼する心を養っていきましょう。

注意点その5
できているかどうかを自分で
判断することはできません。

注意点その6
サボったり、嫌になったりしても
自分を責めず優しくありましょう。

 

では・・2つずつ取り上げて
丁寧に書いてみたいと思います◎

今日は、注意点の
1つめと2つめについて。

注意点その1
ワークブックはテキストの代わりに
なるものではありません。

注意点その2
ワークブックは読み物ではありません。
実践することが重要です。

 

テキストは理論を説明するものです。

ただ説明するものではなく、
ハートで受け取って読むならば
語り手Jesusの愛が感じられるほどの
素晴らしい本です。

textと言っているのだから、
読まなくていいはずがありません。

 

そしてワークブックは、
テキストに書かれている内容を
習得するためのものであり、

心のトレーニングとして
実践することを目的としています。

ですから、
ワークブックに書かれている文字を
目で追っているだけでは意味がありません。

「読むだけで波動が上がり、奇跡が起きます♪」
などという・・・
おまじない本ではないのです。

テキストを読んでいる方なら、
そういうエゴの魔術的思考
Jesusが教えるわけがないと
はっきりとわかりますし、

テキストを読んでいないとしても
ワークブックの序文を読めば、
読むだけでいいはずがないと
はっきりとわかります。
 

「テキスト」が提示しているような理論的基盤は、この「ワークブック」の演習に意義をもたせる枠組みとして必要なものである。しかしこのコースの目標の達成は、演習を行うことで可能となる訓練されていない心には、何も達成できない「テキスト」が教えている通りの考え方ができるように心を訓練することが、この「ワークブック」の目的である

(W-in.1/『奇跡講座 下巻』/中央アート出版社)

 
序文の冒頭に明言されています。

演習を行うことで達成できる。
演習を行わないなら、何も達成できない

最初に伝えてくれていることを
無視しないで素直になりたいですね^^

 

ワークブックを読み物扱いして
練習はせずにスルーするというのは、
どうやら「あるある」のようで・・
結構そういう方が多いようです。

これもまさしく自我の抵抗ですが、
そんな自分を否定せずに
無理のないペースでやってみてくださいね。

「読むだけで、やらない」は
実は、「救われたくない」という、
真の愛に対する抵抗なのです。

いずれまたこのあたりのことも
書いてみますね。

 

話を戻しますが・・

ワークブックにも、
理論が説明がされているところがありますが
あくまで理論を詳しく説明しているのは
テキストなので、

ワークブックを読んで、練習したからといって
わかった気にならない、というのも
大事なことです。

テキストとワークブックの両方を
ひと通り終えられた方はご存知と思いますが、

ワークブックには、テキストには頻出する、
「特別な関係」という言葉は出てきません。

暗にそのことを言っている箇所はありますが、
ストレートに説明しているところはありません。

「特別な関係」は、テキストの後半から
丁寧に語られる、非常に重要なことの1つです。

ワークブックだけやればいい、というのは
まったくの誤解ですのでご注意くださいね。

ワークブックの文章を丁寧に読んでいると
気づけることは、
テキストですでに述べたことに触れて
語られている点です。

ヘレンさんがJesusの声を書き取ったわけですが、
テキスト、ワークブック、マニュアルという
順番に書き取られたので、必然的にそうなります。

ワークブックから始めても
もちろんOKなのですが、

そうであったとしても
テキストも読みましょう◎

コースの教師、ジョン・マンディさんも
おっしゃっていましたが、
テキストとワークブックを同時進行
学んでいくのがお勧めです。

抵抗が強い方は
ワークブックからやってみて、
心が開いてきたらテキストを・・という
順番でもいいと思います。

内なるガイド、ホーリースピリット
ガイダンスを求めてみてください。

残り4つの注意点については
また2つずつ分けて書いてみますね。

Blessings,

 

2021/9/18配信

 

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