#019

ACIMはじめてさん向けコーナー

 

今回もワークブックの取り組みにおいて
気をつけたいことについて書いてみます◎

なおご紹介くださる場合は、
このページのリンクをお知らせいただけましたらと存じます。
(本文のコピーはできません©️)

ACIMにはテキスト、ワークブック、
マニュアルの3つのパートがあり、

このワークブックの取り組み方について
気をつけたいことがあるので
前回、6つの注意点をご紹介しました。

(前回の記事は今日のメルマガから
お読みなれます)

今日は、その続き、6つの注意点のうち
3つめと4つめについて
丁寧に書いてみたいと思います。

注意点その3
完璧にこなそう!として奮闘することは
目的からズレてしまいます。

注意点その4
自分なりの手応えを求めずに
信頼する心を養っていきましょう。

 

ワークブックは
1日1レッスンずつ進むものですが

やりがちなことの1つは、
完璧にこなそうと頑張ってしまうことです。

書いてあることを全部
理解できるようにしよう、

書いてある指示の通りに
すべてこなせるようにしよう、

こうした思いは一見
前向きな感じがしますが、

たとえばこの思いの裏面にあるのは・・

理解できていないのに次のレッスンに
進むことはよくないことだ
というような考えです。

自分を裁くための考えを
すでに用意してしまっている・・わけですネ。

 

よくわたしが引用する箇所を
ここでもご紹介したいと思います^^

ワークブックの序文に書いてあることです。

取り組む前に読む文章として、
はっきり示されている箇所です。

8.この「ワークブック」が提示する概念の中には、信じがたいものや、驚愕させられるようなものがあるかもしれない。2そうしたことは問題ではない。3あなたはただ、指示される通りに、その概念を適用するだけでよい。4それらの是非を判断することはまったく求められていない。5ただそれらを使うよう求められている。6使うことにより、それらがあなたにとって意味あるものとなり、真実であることが示されるだろう。   

9.ただ次のことだけを覚えていなさい。あなたはこれらの概念を信じる必要もなければ、受け入れる必要もなく、歓迎する必要さえもない。あなたが断固として抵抗するような概念もあるかもしれない。こうしたことは一切、何の問題にもならないし、その効力を減じることもない。4しかし、「ワークブック」に含まれている概念を適用する際に、例外を設けてかまわないと思ってはならない。そうした概念にあなたがどう反応しようとも、とにかくそれらを使用することである。5それ以上のことは何も要求されていない

(W-in.8-9/『奇跡講座 下巻』/中央アート出版社)

 

理解することは求められていません。
信じる必要さえないのです。

ただ、当てはめるのみ、です。
言われた通りにやってみようとすること。

・・けれどもわたしたちが
まったく指示通りにできるかというと
そうではない、ということを
イエスはよくわかってくれています。

ワークブックのとあるレッスンに
それについてもちゃんと
説明してくれている箇所があります◎

 

自分を真にゆるすことができるように、
神の子=真に無垢なスピリットだということを
思い出せるように、

そういう意味で自我ではなく聖霊を
選ぶことができるように練習するのが
このワークブックの目的なのです。

 

前回引用しましたが・・

「テキスト」が提示しているような理論的基盤は、この「ワークブック」の演習に意義をもたせる枠組みとして必要なものである。しかしこのコースの目標の達成は、演習を行うことで可能となる訓練されていない心には、何も達成できない「テキスト」が教えている通りの考え方ができるように心を訓練することが、この「ワークブック」の目的である

(W-in.1/『奇跡講座 下巻』/中央アート出版社)

 

このために取り組みます。

ということは、
レッスンの指示通りにやろうとして
(この気持ち、意欲は大事です◎)、

それでも抵抗してサボってしまう自分、
聖霊ではなく自我を教師にする自分を
ゆるすという選択をすることが
素晴らしい練習になるのです^^

 

ですから、
ワークブックの取り組みにおいて
自分なりの手応えを求めても
意味がありません・・(>_<)

ワークブックに取り組むことが
キツいなと感じるときは

わたしはこれに取り組むことで
何を得ようとしているのだろう

わたしはワークブックに
いったい何を期待しているのだろう

たとえばそのように
自分に問いかけてみましょう。

 

もっと幸せになりたい。
たとえば第一層目はこういうポジティブな
考えが浮かんでくるかもしれません。

自分の心をよく観ることができる方は
その下のレイヤーにも気づけるはずです。

疑問を持てるかもしれません、
「わたしの思う幸せってなんだろう?」と。

疑問を持つことで、
表面的な考えの下にあるものが見えてきます。

人生を、自分の思い通りに動かしたい、
という欲求であったり、

損はしたくない、傷つきたくない、
苦しみたくない、失敗したくない、
恥をかきたくないといった恐れの思い
気づけることでしょう。

 

言ってみれば、こうしたものたちを
手放すことを助けてくれるのが
ワークブックのレッスンなのです!

それなのに、自分なりの手応え——
ワークブックをやればもっと人生が
うまくいくようになるだろう、

レッスンに取り組めば
不思議な力が身についてきて
思い通りに願いを叶えられるだろう、

嫌な人がいなくなって
欲しいものが手に入るようになり
苦しまなくて済むだろう、

そういった自我の考え
あらぬ方向を向いているとしたら、

それは・・言わずもがな、
ワークブックをやっても変われない
ということを経験することでしょう。

望んでいた「手応え」を、
得られないことでしょう。

 

それはそうです、
ワークブックの目的
それを利用しようとしている自分の目的
見事に一致していないからです・・!(>_<)

ワークブックを、
自分の個人的な願望実現のために
利用することは不可能です。

自分の個人的な願望・・などよりも
遥かに素晴らしく、美しい贈り物
受け取れるようになるのです。

本当に学びたいという心で
ワークブックに取り組むなら、
個人的な願望など、願望ではないと
わかるようになります。

何を望んでいたのかを
思い出せるようになるからです。

 

わたしたちが本当に
望んでいるものとは・・??

それは、実践し続ければ
必ずわかるようになります^^

自我の目的を脇に置いて
聖霊を、ホーリースピリットを
信頼する心で取り組めば
必ずはっきりとします。

やってみましょう。
やり続けてみましょう。

 

ホーリースピリット、わたしは
このワークブックの取り組みにおいて、

自我を教師に選び、
自分なりの手応えを求めることはしません。

あなたの聖なる目的に心を一致させて、
真に学ぶことができるよう助けてください。

あなたの導きに従います。
あなたへの信頼を養っていけますように。

 

たとえばこうした祈りの中で・・

Blessings,

 

2021/9/26配信

 

+‥‥‥‥+‥‥‥‥+‥‥‥‥+‥‥‥‥+

*ヴェリテの学習会・セッション*

オンライン(Zoom)で開催しているものと、
大阪で開催しているクラスがあります。