『奇跡のコース』ワークブック・レッスンの気づきを綴っています
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Lesson334:今日、わたしは、ゆるしが与える贈り物はわたしのものであると主張します。
  
今日のこの祈り、
 
わたしは永遠なるものだけを求めます。
それ以下のものでは、あなたの子は満足することができないからです。
それなら、その子の当惑した心と怯えた胸に確信を与え平和をもたらすためにあなたが差し出してくださるもの以外、何がその子を慰めることができるでしょう?

この箇所(このあと続きがあります)を読んだときに
 
平和というのは、自分の定義する平和ではなくて、神の平安のことだということを忘れずにいたいと感じました。
 
思いだすのはレッスン185です。
 
神の平安を望むと本気で言うことは、一切の夢を放棄することである。…(中略)…平安こそが自分の望むすべてである、と本気で言う心は、必ずほかの心とつながることになる。ほかの心とつながることが平安を得る方法だからである。

(『奇跡講座 ワークブック編』/中央アート出版社)
 
また、
 
これ以上探すのはやめなさい。神の平安以外に平安は見つからない。この事実を受け入れなさい。…(中略)…これ以上探すのはやめなさい。あなたが不幸や苦痛を探しているのでない限り、あなたに見つけられるものは神の平安以外にはない

(『奇跡講座 ワークブック編』レッスン200/中央アート出版社)
 
と述べられているレッスンもありました。
 
 
ここ最近のレッスンの内容は、このレッスン200を思いださせます。
 
かつて鉄の扉や鎖しか見えなかった場所で、あなたに自由が与えられる。しかし脱出口を見つけたいのなら、この世界の目的について自分の心を変えなければならない。全世界が祝福された世界として見られ、あらゆる人があなたの間違いから解放されて、ありのままに尊重されるようになるまでは、あなたは束縛されたままである。あなたは自分を作り出さず、ましてや、その人を作り出しはしなかった。あなたがひとりを自由にするとき、もうひとりもありのままに受け入れられる。
赦しは何をするのだろうか。真理においては、それには何の機能(はたらき)もなく、何をすることもない。なぜなら、赦しは天国では知られざるものだからである。それは地獄においてのみ必要とされ、そこでは強力な機能(はたらき)をする。

 
葛藤するゴール、無意味な旅、必死に為されるが無駄な探求、意味のない努力、こうしたものに対する答えが平安である。

 
 
 
永遠なるものだけを選ぶ。
つまり、この世界を、一切の夢を放棄するということ。神の平安以外には、何も望まないということ。
 
本気で神の平安を望むなら、必ずほかの心とつながることになる。
愛でないものを見ているのなら、心が神の平安に満ちていないのから、「ゆるし」が必要だということ。
 
誰かのために、何かを犠牲にしてゆるすのではなくて、ただひとりの神の子の間違いを訂正してもらうこと。
ゆるしが与える贈り物は、わたしに与えられる。
 
 
誰もが自分自身を探しており、自分が失ったと思いこんでいる力と栄光を探している。誰かと共に居るときはいつでも、あなたはそれらを見つける新たな機会を手にしている。あなたの力と栄光は彼の中にある。それらはあなたのものだからである。自我はどこを探せばよいのかわからないので、それらをあなただけの中に見つけようとする聖霊は、あなたが自分だけを見ているなら自分自身を見出せないと、あなたに教える。なぜなら、それは本来のあなたではないからである。あなたは兄弟と共に居るときはいつでも、自分が何であるかを教えているので、自分が何であるかを学んでいる。

(『奇跡講座 テキスト編』T-8.III.5/中央アート出版社)
 
 
わたしの間違った考え、分離をしたと思い込んでいること、それゆえに抱くことになった罪悪感と、その重苦しいものを直視せずにすむようにと考えた投影というからくり、言わば攻撃を、ほんとうに放棄したいのなら、神の贈り物を受け取りたいのなら、自分の、真の栄光と力を思いだしたいのなら、ほんとうの自分を思いだし、目を覚ましたいのなら、すべての兄弟姉妹の罪のなさを見ること。それは、わたしの罪のなさ。
たったひとつのマインドの過ちは、ただ間違いであって罪ではないということ、分離は一度も起きてはいないということを、兄弟姉妹を通して真に学び、聖霊の助けによって思いだす。それだけが願いです。
 
今日、確かに、そうだ、今その機会が与えられているのだと気づいたことがありました。
ゆるしは、わたし自身のために、ホーリースピリットにお願いすることでした。
誰にも罪がないということを見ること、それは、分離の罪はないということをほんとうに知ること、つまり、完全にその狂気の夢は取り消されていると知ること、その真の平安を思いだすことなのでした。
 
それに気づけたら、誰に対しても、ただ感謝し、祝福すること以外に、何ができるだろうかと思います。
 
 
Blessings,
 
2019.3.30
 
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ワークブックレッスン日本語版は、
『奇跡のコース』のワークを学ぶ
ガイドブック12 創造の海へ/
香咲弥須子/ナチュラルスピリットより
引用させていただきました。
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(ワークブックのレッスンでの気づきは、
4周目として取り組んでいるわたしの、
あくまでもごく個人的なものです)
 
 
 
A Course in Miracles(ア・コース・イン・ミラクルズ)には
テキスト編、ワークブック編、教師のマニュアル編があります。
日本語版は、中央アート出版、またはナチュラルスピリットから出ています。
 
ワークブックのレッスン内容の詳細については、ワークブック編をお読みください。
(こちらのブログでは詳細については記載しておりません)
 
 
 
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