『奇跡のコース』ワークブック・レッスンの気づきを綴っています
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Lesson283:わたしの真のアイデンティティはあなたの内にとどまっています。
 
わたしの真のアイデンティティ。それはもちろん、神の子です。
けれどもそれを、ほんとうに完全に受け入れているだろうか、神の子とは…?
 
今日の祈りの冒頭。
 
父よ、わたしは自分自身のイメージを作り出し、それを神の子と呼んでいます。
しかしあなたに創造されたものは不変なので、今までどおりの存在です。

 
 
第3章に、このように書かれているところがあります。
 
自我とは、ありのままの自分としてではなく、自分が望む通りの存在(もの)として自分自身を知覚しようという間違った心による試みである。だが、あなたは、ありのままのあなたとしてしかあなた自身を知ることができない。なぜなら、それだけがあなたに確信できることだからである。それ以外のあらゆることには、明らかに疑問の余地がある。

(『奇跡講座 テキスト編』/中央アート出版社)
 
第4章では、
 
誰もが、自我、すなわち自分自身のための自己というものを作り出すが、それは不安定なものであるため、ありとあらゆる形に変貌し得る。

 
自我とは、あなた自身についてのあなたの信念の一部以上のものではない。

(『奇跡講座 テキスト編』/中央アート出版社)

とあります。

 
 
わたしはわたしが思っているような存在(自我)ではない。ありのまま(神の子であること)をほんとうに思いだすこと、そのためにこうしてワークブックのレッスンに取り組み、日常をゆるしのまなざしで見ること、ホーリースピリットのまなざしで見て、愛をわかち合うことを練習している。
 
自我は一度も生じたことはないのだから、もうそれを選ぶ必要はない。
それなのに、どうにも、よくよく心を観察していると、分離を選ぶ意志というものを発見してしまい、「ああ、まただ、過去を見ている」と気づかされます。
 
 
あなたの使命はきわめて単純なものである。あなたには、自分が自我ではないということを実証するために生きることが求められている。

(『奇跡講座 テキスト編』第3章/中央アート出版社)
 
安心できるのは、わたしは自我ではないということ、そして、真のアイデンティティはずっと保たれている、わたしは神の子である、愛そのものであるという真実が一瞬でも変化したことはなく、汚されたこともなく、永遠に変わるのことのない真実だということ。
 
自我(エゴ)と闘う必要はなく(そもそもエゴは実在していないのだから)、怯える必要もない。
単に、自我に力を与えることをやめること。
ホーリースピリットに助けられながら――。
 
ならばこの道のりは、苦しい道のりではなく、安らかで、愛と奇跡に満ちていて、感謝の思いがあふれるものに違いありません。喜びがあるはずです。
 
神をもう否定することがありませんように。
 
 
Blessings,
 
2019.2.7
 
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ワークブックレッスン日本語版は、
『奇跡のコース』のワークを学ぶ
ガイドブック11 蘇生する自己/
香咲弥須子/ナチュラルスピリットより
引用させていただきました。
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(ワークブックのレッスンでの気づきは、
4周目として取り組んでいるわたしの、
あくまでもごく個人的なものです)
 
 
 
A Course in Miracles(ア・コース・イン・ミラクルズ)には
テキスト編、ワークブック編、教師のマニュアル編があります。
日本語版は、中央アート出版、またはナチュラルスピリットから出ています。
 
ワークブックのレッスン内容の詳細については、ワークブック編をお読みください。
(こちらのブログでは詳細については記載しておりません)
 
 
 
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