“世界の終焉”というのは、福音であり、喜びなのだと受け取ったなら、夢の中での毎日は、ただ愛の贈り物をしずかに受け取るという、healingの光にすべて委ねる美しい時間になると感じます。持ち越してきた思い、握りしめていた価値観、信念が、非常に優しく光に消えてゆくからです。

今月に入って、わたしはある意味での、ひとつの“終わり”を受け取りました。素晴らしい“終わり”です。真の祈りを、ゆるしの祈りを捧げると、鮮やかに、そして軽やかに、解き放たれるのです。過去から。幻想から。

あれはなんだったのだろう、いったい、何に囚われていたのだろう。今となっては不思議に思えます。もう、以前の心境に戻ることはあり得ないと感じられます。あまりにも、静かだから。

 

地上に、ここにいる目的は、たったひとつしかありません。聖なる目的のほかに、目的などありません。なぜなら、神の意志とわたしの意志はひとつだからです。

2あなたは世界の救済とあなた自身の救済を求めた。3これが達成されるための手段が与えられるようにと、あなたは要請した。4それが叶えられたという確信をあなたが得られないはずはない。5あなたは神の意志がなされるようにと求めているにすぎない。

W-pI.77.5:2-5/『奇跡講座 下巻』
中央アート出版社
 

2あなたの心が神の心とひとつであることが神の意志である。3ただひとりの神の子をもつことが神の意志である。4神のひとり子があなたであることが、神の意志である。

W-pI.99.9:2-4

 

6.あなたが一人ひとりと交わす合意を、「私はあなたとひとつであって分離していない」というものにしなさい。2そうすれば彼は、あなたが彼と交わすその約束を守るだろう。なぜなら、それは神が彼に対し約束した通りに、彼が神に対し約束したことだからである。3神は神の約束を守り、神の子は神の子の約束を守る。4彼を創造したとき、父はこう言った。

あなたは永遠に私の愛する子であり、私は永遠にあなたの愛する者である。5私が完全であるように、あなたも完全でありなさい。あなたは絶対に私から離れることはできないからである。」6神の子は、「その通りにします」と答えたことを覚えていない。だが、その約束において彼は生まれたのである。

T-28.VI.6:1-6/『奇跡講座 上巻』
emphasis mine

 

今日どこそこに行きなさい、などということが、神の意志であるはずがありません。“神は分離のことを知らない”(P-2.VII.1:11)のですから。

6聖霊は、さまざまな外観に対して、その形や大きさや深さや、それが備えているかに見える属性に関わりなく、次のただ一つの答えをもっている。

7救済が、ここにいる私の唯一の機能である。
8今でも神は愛であり、これは神の意志ではない。

W-pI.99.6:6-8

これ(=さまざまな外観)は、神の意志ではないのです。明記されています。

 

だから、神の意志が “天に行われるごとく地にも行われる”(W-pII.292.1:5)のだということを受け取るには、神の約束を思い出せるよう、神の子の約束を守ることだと感じられます。

誰に対しても、兄弟として心のうちに歓迎し、「あなたとわたしはひとつです。永遠に愛しています。永遠にひとつです」という神の意志と同じ意志を述べる(想う、祈る)ことで、真の光が、大いなる光線が、確かに在るという経験(聖なる瞬間)がやってきます。
 

1.自我は兄弟についてのあなたの知覚を肉体に限定しようとするが、聖霊はあなたの心眼(ヴィジョン)を解放し、神にまで達するほどに果てしない大いなる光線が兄弟たちから放たれているのを、あなたに見せようとする。2聖なる瞬間に達成されるのは、この心眼(ヴィジョン)への移行である。

T-15.IX.1:1,2

このヴィジョンを受け取ることは、神の意志と自分の意志がひとつだと受け入れている証だと思います。

 

毎日、真の光の中にいることを、祈りを通して経験していると、真に受け取らせていただく機会というのは、自然で、当然で、日常のことになるのだと感じます。

昨日、スーパーで人参を一袋手に取っていたとき、初対面の女性に声をかけられました。「その人参の産地はどこかしら」。
「どこでしょう…」。手にしていた人参の袋をひっくり返して確かめようとしていると、「ああ、四国ね。四国の人参は甘みがあるのよ」と教えてくださいました。

「まあ、そうなんですね、知らなかったです」。「他のところの人参はね、そんなに甘味はないの」。「わたし甘いほうが好きなんです、ありがとうございます」。「急に話しかけちゃってごめんなさいね」。「いえいえ、嬉しかったです。ありがとうございます」。

人参情報が事実なのかどうかは、けれどもわたしには重要ではなくて、この女性があまりにも自然にわたしに話しかけてくださって、少し立ち話をしたこと、そのときに、言葉を超えたあたたかいものが流れていたことのほうが大切でした。

あなたとわたしはひとつです。永遠に愛しています。永遠にひとつです」。言葉にすれば、このことが、お互いのあいだに“在った”のです。それがすべてです。

街中を歩きながら、この神の意志、神の約束のメッセージを、道ゆく人々に、兄弟に向かって述べて(祈って)いると、何も必要ないこと、すでにすべてが在ることが感じられて、胸がいっぱいになることがあります。世界は、とうの昔に終わっているのです。真の光のなかにおいて、いったいどんな苦しみが、欠乏が、罪悪があるというのでしょう。

今月から、特に、このメッセージを、誓いを、聖なる同意を、神の約束を・・忘れずにいたいと思います。とてもそうは思えない!と、誰かをジャッジしたときも、速やかにこれを思い出します。必ずここに戻ります。誓います。
 

この長いおたよりを
読んでくださっているみなさまへ——。
あなたとわたしはひとつです。永遠に愛しています。永遠にひとつです」。

 
Blessings,

2023.6.5配信
(繋がってくださっている方に毎月お送りしています)

   

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今回はゆだねることに関するお祈り
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