#014

ACIMはじめてさん向けコーナー

 

今回は、コースの教えの中でも、
非常に重要な点について書いてみます◎

なおご紹介くださる場合は、
このページのリンクをお知らせいただけましたらと存じます。
(本文のコピーはできません©️)

コースを学習するにあたって
まず学ぶことになるであろう重要なことの1つは
投影」です。

有名な一文は、

投影が知覚を作り出す。

であり、

わたしたちに見えている世界は
自分の心の状態を証しするものであり、

内的状況の外的映像

だと、テキスト21章の冒頭で述べられています。
(『奇跡講座 上巻』/中央アート出版社)

 

知覚するものはみな
自分の投影によるものだと聞いて、
学び始めの頃にやってしまいがちなことは

夢占いのように意味探しをする、ということです。

これこれしかじかのことがありました、
これは何の投影なんでしょうか?と
尋ねたくなるようです。

 

ここで言っている、
「これは何の投影なんだろうか」という問いは、

「これはわたしの中のどんな悪い考えによって
引き起こされた出来事なのか、どんな意味なのか」
という質問になっていて、

良くないことを考えたから、
良くないことが起きたとみなす誤解から
来ているようなのです。

 

けれども「投影」はそのようなことを
指しているのではありません。

コースは、
髪をカットする夢を見た、どんな意味?
Aさんと口論になる夢を見た、どんな意味?
と、深層心理を知りたがって当てにする
夢占いのようなものではないのです。

 

ここで、ケネス・ワプニックさんが
著書『奇跡講座入門』(中央アート出版社)で
述べられていることを引用したいと思います。

(読みやすくするため、4つに分けて引用していますが、ひと続きの文章です)

おそらく、『講座(コース)』の中で、単一の概念として「投影」ほど重要なものは他にないでしょう。投影を理解しなければ、『講座(コース)』の中の言葉は一つも理解できません。自我がどのように機能するかということの理解においても、自我が行なったことを聖霊がどのように取り消すのかということの理解においても、それが言えます。

 

投影という概念が意味しているのは、簡単に言えば、自分自身の中にある何かについて、「これは本当は自分の中には存在していない。自分の外の誰か別の人の中にある」と見なす、ということです。投影という単語の文字通りの意味が、「外に投げる」とか、「何かから離れる方向へ、または、何かに向かって、放り投げる」という意味です。そして、これが、投影するときに、私たちみんながやっていることです。

 

私たちは罪悪感について、つまり自分の中にあると信じている罪深さについて、こう言います。「これは本当は私の中にあるのではない。あなたの中にある。私は罪ある者ではなく、あなたが罪ある者である。私がこんなにも惨めで不幸せであることの責任は私にあるのではなく、あなたにある」と。

 

自我の立場からすれば、その「あなた」というのは誰であってもかまいません。自分の罪悪感を押し付けることのできる誰かを見つけられる限り、投影の対象を誰にするかについては、自我はとやかく言いません。これが、罪悪感を手放す方法だと自我が私たちに教えているものです。

 

わたしたちは常に
自我(エゴ)か聖霊(ホーリースピリット)を
教師にしています。

どちらでもないときや、
両方同時ということはあり得ません。
常に、どちらかです。

 

自我を教師にしているときは、
心の奥深くで、自分=有罪とみなしている、
その罪悪感を誰かに投影します

嫌な人、苦手な人、感じの悪い人、
好きだけどムカつく、愛してるけど不満がある・・

もう、それは、あちこちに
投げ飛ばされています。

相手を、完璧なスピリット、
清らかな心そのもの、光の存在、
愛そのものだと見ていないということは、

自分=有罪という信念を
相手に映し出して見ているということです。
(常に、自分を見ているのです)

 

悪いことを考えたら、悪いことが起きる・・
というようなことを言っているのではなく、

自分自身を何だとみなしているのか、
それをこの世界に、人々に
映し出して見ているに過ぎないということです。

この世界には、
「良いこと」も「悪いこと」もありません

この世界は、存在していないのです(レッスン132)。
良い・悪いではなく、無です。

 

何が起きたか/起きているかに注目するのではなく、
それを自我かホーリースピリットか、
どちらと見ているのか、そこが重要です。

自我と同一化して見るなら
「自分=有罪」の信念をもとに
それを見ることになり、

ホーリースピリットと共に見るなら
「誰もが神の子ゆえに、みな無罪」という
真実をもとにそれを見ることになります。

 

前者であれば、優劣、上下、損得、勝ち負け、
特別性、弱さ、不足、苦痛、不公平さ、残酷さ、
憎悪、罪悪、死が見えます。

後者であれば、対等性、繋がり、光、聖性、
一体性、強さ、豊かさ、喜び、祝福、優しさ、
愛、清らかさ、いのちの反映が見えます。

それぞれ単語を複数並べていますが、
それぞれごとに、みな同じものだと言えます。

 

自我と同一化し、
自分=有罪の信念をもとに投影するか、

ホーリースピリットを導き手とし、
自分=真に無垢な神の子だという真実
思い出せるよう助けを求め、
ゆるしが延長されていくままにするか・・。

もちろん、わたしたちが望むのは
根深い——普段ピンとこないけれども
奥底に潜んでいる——罪悪感が取り消され、
愛の反映が拡がってゆくこと、ですよね^^

そうであるなら・・
この世界で、夢占い感覚で過ごすのではなく
真に受け取る姿勢で、学びたいものです。

良い・悪いの判断を脇に置いて、
何もわかりません、どうぞ教えてください
ホーリースピリットに助けを求めましょう。

真の教師に導かれることに心を開くなら、
確かに、対等性、繋がり、光、聖性、
一体性、強さ、豊かさ、喜び、祝福、優しさ、
愛、清らかさ、いのちの反映が見えます。

ほんとうです。

Blessings,

 

2021/6/26配信

 

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