『奇跡のコース』ワークブック・レッスンの気づきを綴っています
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Lesson310:わたしは、今日一日、恐れず、愛の中で過ごします。
  
一日中、恐れずに愛の中にいる。
恐れずに愛の中にいるというのは、むろん、愛だけを選ぶということです。
 
ちょっと恐れながらも、愛を選ぶ、などということはできません。
愛は、神は、恐れを知らないからです。
 
 
あなたには恐れという二つの感情があるだけだと、私は述べた。一方は不変であるが、永遠なるものから永遠なるものへと差し出されて、絶えずやりとりされている。このやりとりにおいて、それは延長されていく。それは与えられるたびに増加するからであるもう一方の感情は多くの形態をとる。個人の幻想の内容は大幅に異なるからである。だが、それらの幻想には一つの共通点がある。すなわち、それらはどれもみな狂っている。それらは見られることのない光景と、聞かれることのない音声でできている。そして共有できない私的な世界を作り上げる。というのは、それらはその作り主にとってのみ意味あるものだからである。したがって、それらにはまったく何の意味もない。このような世界では、それらを知覚するのはその作り主だけであるから、彼がひとりで動き回っているだけである。

(『奇跡講座 テキスト編』T-13.Ⅴ.1/中央アート出版社)
 
 
ほんとうに、完全に、一日を愛の中で過ごすことができたら、どうだろうか。
 
今日は確かに、静けさのなかで、神の平安と愛を感じながら過ごすことはできましたが、ほんの一瞬でも、心が揺れることがなかったかと言えば、そうではないらしいことはわかります。
 
もし一瞬でも自我を選ばなかったのなら、それはもう、覚醒しているということでしょうから。
完全な目覚めを経験していないことは、わかっています。
 
でも、いま、選べることは、やはり「愛」なのではないかとおもいます。

ほんの一瞬の心の揺れに気づいたときに、それを正当化したり誤魔化したり、隠したりするのではなく、よく観て、ああ、存在していないものを見てブレていただけだった、神の平安から出ていた(つもりになっていた)だけだったと思いだし、ホーリースピリットに助けを求めること。それだけができることです。

 
ゆるしは、愛の地上的な形であるとイエスはコースで述べています。
 
できることは、ただゆるしを願うこと、ホーリースピリットに訂正を助けてもらうことのみです。
そしてまた、ホーリースピリットの目となり、耳となり、口となり、手となり足となって、この身体を使っていただくのみです。
 
神以外のゴールは、ないのですから。
 
それを願い、心がけ過ごした一日は、ほんとうに美しい一日でした。
感謝に満ち溢れる、しずかな一日でした。
 
Blessings,
 
2019.3.6
 
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ワークブックレッスン日本語版は、
『奇跡のコース』のワークを学ぶ
ガイドブック11 蘇生する自己/
香咲弥須子/ナチュラルスピリットより
引用させていただきました。
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(ワークブックのレッスンでの気づきは、
4周目として取り組んでいるわたしの、
あくまでもごく個人的なものです)
 
 
 
A Course in Miracles(ア・コース・イン・ミラクルズ)には
テキスト編、ワークブック編、教師のマニュアル編があります。
日本語版は、中央アート出版、またはナチュラルスピリットから出ています。
 
ワークブックのレッスン内容の詳細については、ワークブック編をお読みください。
(こちらのブログでは詳細については記載しておりません)
 
 
 
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