『奇跡のコース』ワークブック・レッスンの気づきを綴っています
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Lesson39:わたしの聖性が、わたしを救います。
 
 
今日のワークは、愛のない思考を見つけて、次のように当てはめていくものでした。
 
(   )についてのわたしの愛のない思考が、わたしを地獄にとどめています。わたしの聖性がわたしを救います。
 
 
ほんの微かなもの、ちょっとした不安などもみな、当てはめることができる思いです。「問題」に大きいも小さいもないので、今日もまた「隠し事なし」で、隈なく見ていきました。
 
愛のない思考というほどのものでもないと考えがちなものまで、当てはめてみて気づくことは、いかに自分が、問題を持っていたいと思っているか、ということです。
 
別な言い方をすれば、つねに自分のなかで、「乗り越えなければならない課題」というものを持っていようとする欲求があるということ。
 
ときにこれは、おそらく、「ポジティブ」と呼ばれるものだとおもいます。前向きに○○について乗り越えよう!などと言っているときも、実は問題を抱えていたいだけ、自分の欠けたところを見続けたいだけ、そうしてそんな自分を奥底で責め立てたい、裁き続けたいだけなのです。
 
 
また、ワークをやってみて、完全に信頼しているとは言えないなと感じました。前にもどこかで書きましたが、完全に信頼しているなら、ほんの微かな揺れさえ起こらないのです。なんの課題も持たないのです。
 
 
初めてこのレッスンに出合ったときは、「わたしを地獄にとどめています」という表現を大袈裟だと思っていましたが、ちっとも大袈裟ではないということを、いまは感じます。
 
自分に対して有罪判決を下しているというのは、とんでもないことです。とんでもないことなのに、日々そんなことをしているのだから、ほんとうに・・どうしようもないなと感じます。
 
 
色々なことを当てはめてみましたが、こういうものが出てきました。
 
「わたしが平和でい続けるだなんて、許されない!」という思いです。
 
このところ、ずっと平和のなかにいたのですが、それは自我(エゴ)にとって、非常に気に入らないこと、あるまじきことのようです。笑
 
エゴにとっては、許されない、その理由をいくらだって挙げ連ねることができるらしく――だってわたしはまだ~~だから、だってわたしは~~ができていないから、だってわたしはこんなにも~~だからなどと、勢いよく湧き上がってきます――、どうしたって、わたしが平和のなかに留まり続けることは不可能なのだと言い張ってくるのです。
 
 
ほんの数秒くらいのあいだに、このようなことがあり、もちろんわたしはこれをそのままにせず、今日のレッスンに当てはめてみました。
「わたしが平和でい続けることを許せずにいることについての、わたしの愛のない思考が、わたしを地獄にとどめています。わたしの聖性がわたしを救います。」
 
有罪判決を下しているのは、わたしだけなのです。
わたしはすでに赦されているし、最初から・・平和のなかにいたのです。
 
 
あるときは、他者のことについても当てはめてみました。ある家で放し飼いにされている猫たちが子供を産んで、どんどん増えていってしまっているのを、あのままで大丈夫なんだろうかと少し気にしていたのです。
 
「○○さん家の猫たちが増えていることについての、わたしの愛のない思考が、わたしを地獄にとどめています。わたしの聖性がわたしを救います」
 
ああ・・そうだったと深く感じたのは、誰のことであれ、全部「わたしのこと」なのです。「わたしの」愛のない思考が、「わたしを」地獄にとどめている。だから、「わたしの」聖性が、「わたしを」救う。
 
それは・・・ほんとうに、、救いだと感じます。
すべては、わたしのものの見方の問題なのです。そうであってよかった。よその問題があって、よその責任で、誰かが地獄にとどまっているのを見ているだけだったとしたら、そうするしかないのだったとしたら、神を侮っていることになります。
 
 
わたしが無罪であるということは、つまり、すべてが無罪だということ。
たったひとつのマインドの過ちは、もう取り消されている。
たったひとつの、永遠のスピリットは、無辜で、愛そのもの。
 
わたしの聖性が、わたしを救う――。
 
これをほんとうに深く、深く・・・経験していきたいです。
 
 
Blessings,
 
2018.6.8
 
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ワークブックレッスン日本語版は、
『奇跡のコース』のワークを学ぶ
ガイドブック2 知覚のとびらをあけて/
香咲弥須子/ナチュラルスピリットより
引用させていただきました。
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(ワークブックのレッスンでの気づきは、
4周目として取り組んでいるわたしの、
あくまでもごく個人的なものです)
 
 
 
A Course in Miracles(ア・コース・イン・ミラクルズ)には
テキスト編、ワークブック編、教師のマニュアル編があります。
日本語版は、中央アート出版、またはナチュラルスピリットから出ています。
 
ワークブックのレッスン内容の詳細については、ワークブック編をお読みください。
(こちらのブログでは詳細については記載しておりません)
 
 
 
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