#045
今回は、わたしたちの居場所について
書いてみたいと思います。
なおご紹介くださる場合は、このページのリンクを
お知らせいただけましたらと存じます。
(本文のコピーはできません©️)
＊
みなさんは、ご自分の居場所があると
感じておられますか？
わたしには居場所がある。
自分には居場所がない。
わたしの居場所は、この家庭だ。
自分の居場所は、この職場だ。
わたしの居場所は、この人との関係だ。
自分の居場所は、このコミュニティだ。
人によって、それぞれ・・でしょうか。
居場所があると感じたり、
居場所はどこにもないと思えたり。
あると思えても、それがどこかは、
人それぞれ・・・・・・？
＊
この世界には、居場所なんて
どこを探してもないのではないでしょうか。
ここだ！と思えるところがあったとしても、
全き平安を感じられるかと聞かれれば、
いや、それは…と、言い淀んでしまうのでは？
ここなら自分を受け入れてもらえる、
この人なら、わたしを全肯定してくれる、
そういった感覚は、
きまって一時的なものです。
なんでもかんでも期待通り、
自分の要求通りにはならないのですから。
あれ、ここじゃなかった。
あれ、やっぱり違った。
そう思って、また、次の「居場所」探し。
「探せよ、されど見つけることなかれ」
W-13.5:8/『奇跡講座 下巻』
中央アート出版社
でも、見つかりっこないのです。
この世界に、居場所なんてありません。
真に安らげるところは、
この世界の、どこにもないのです。
もし、ここで話が終わっていたら
なんだか絶望的ですね、笑
それじゃあ、救われないじゃないかと
苛立つ人もいるかもしれません。
でも、この世界には居場所がないと
認識することは、
救いを受け入れる上で非常に重要です。
もう、あるはずのないところで
探し回る必要はありません。
探しても、見つからない。
見つかったと思いきや、失望するはめになる。
この自我(ego)の罠にハマって、
苦しむ必要はないのです。
この世界には居場所なんてないけれど、
わたしたちには
“ほんとうの居場所”があります。
すでに、それは与えられています。
あなたの居場所は永遠の中だけにあり、神ご自身があなたを永久にそこに置いた。
T-5.VI.1:7/『奇跡講座 上巻』
中央アート出版社
喜びのない場所では、 自分がそこに居ないと気づく以外にどのようにして喜びを見つけられるだろう。２あなたは、神があなたを置かなかったところに存在することはできない。そして、神はあなたをご自身の一部として創造した。３それが、あなたの居場所であり、あなたの本性である。４それは完全に変更不可能である。５それは全的な包含である。６あなたはそれを今もこれからも変えることはできない。７それは永久に真実である。８それは信念ではなく、事実である。
T-6.II.6:1-8/『奇跡講座 上巻』
中央アート出版社
この世界の中には、
ほんとうの喜びはありません。
あるように思えても・・
それは喜びと見せかけた快楽、
しかも苦痛とセットの快楽にすぎません。
わたしたちは、幸いなことに
喜びのないこの世界にはいません。
わたしたちは
この世界の住人などではないのです。
この世界には、
わたしたちの居場所はありません。
これは、素晴らしいお知らせです。
わたしたちの“居場所”は、
永遠の中だけにあります。
わたしたちは神が創造されたままの
聖なる神の子です。
永遠に、神とひとつです。
これが、わたしたちの“居場所”です。
信じるとか、信じないとか、
そんな話ではありません。
これは“事実”なのです。
完全に変更不可能であるということに
心から感謝するばかりです。
神と神の子の永遠の一体性。
その、全き平安——。
それが、わたしたちの“居場所”。
永遠に変わらない、真実。
それなら・・・
幻想であるこの世界において
どう過ごせばいいの？
その答えは、すでに与えられています。
２．「私は神の内に休らう」。２この概念が、あなたが捜し求めている安息と静けさ、平安と静寂、安全と幸福を、あなたに運んでくるだろう。３「私は神の内に休らう」。４この概念には、あなたの中で眠っている真理を目覚めさせる力があり、その真理の心眼(ヴィジョン)は外観を超えて、すべての人やものの中にある同じ真理を見る。・・（略）
３．「私は神の内に休らう」。２この想念が、まったくたじろぐことなくあなたを運んでゆき、嵐や争乱を通り抜け、不幸や苦痛、損失や死をも通り過ぎ、神の確かさへと連れてゆく。３それが癒すことのできない苦しみはない。４それが解決できない問題もない。５そして神の内に休らうあなたの眼前で、目に見えるものすべてが真理へと変容していくだろう。
W-pI.109.2:1-4;3:1-5
『奇跡講座 下巻』/中央アート出版社
emphasis mine
神の内で休らうこと、
ホーリースピリットを選んで
心の静けさにとどまっていること、
ホーリースピリットの眼差しで
見られるよう祈りの中にいること、
すべての人々を兄弟として心に迎え入れ
尊重し、祝福すること。
そのような毎日を過ごしていると、
確かに“居場所”があるということを
きっと思い出すことでしょう。
決して奪われたり、失ったりしない、
ほんとうの居場所を。
全き平安を。
Blessings,
愛
2022/9/25配信
©️2022 Sueyoshi Ai
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＊ヴェリテの学習会・セッション＊
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大阪で開催しているクラスがあります。
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