先月の、広島での4日間を通して受け取った贈り物がたくさんあって、意義深い4日間だったと思いますが(この現地でのリトリートの前から、それは多くの贈り物、気づき、学びがありました)、最も心に残っていることが2つあって、そのうちの1つは、「やっと願いが成就した」と感じた体験であり、もう1つは、「死を克服して復活すること」についての気づきです。
広島での滞在3日目(Ministersリトリートとしては2日目)、わたしたちは呉にいました。呉の、とある会議室。
むろんコースの教えに基づいたもの、ワークをしたのですが(インスピレーション状態でファシリテートするので、もう何をしたのかあまりよく覚えていません)、みなさんお一人お一人のシェアを聴き終わったとき、不思議な感覚、神秘的な感覚になっていました。
はっきりと感じたのは、「やっと願いが成就した」ということ。コースの言葉で言えば、
聖霊は時間の終着点に立っている。聖霊と共に居るあなたも、そこに居るはずである。神の子にふさわしくない一切を、聖霊はすでに取り消している。それが、聖霊が神から授かった使命だからである。
T-13.I.4:4,5/『奇跡講座 上巻』
中央アート出版社
これを頭ではなく心で受け取ったのです。あまりにも鮮やかな体験で、信じられないほど幸せな感覚で、みんなで黙想しているそのあいだ、わたしはあまりの嬉しさに涙せずにはいられませんでした。やっと叶ったのです。ずっとこれを待っていた、と感じました。
時間の終着点に立っている「あなた」というのは、当然のことながら、個人の誰それさんのことではないのです。時間の終着点には、そういう意味では、誰も居ません。
けれどもわたしは確かに経験しました。
本当に、本当に・・・! ただ1つの問題は、すでに解決しているのです。
本当に、本当に・・・! 何も起きていなかったのです。
ひとつの心が、聖霊と共に時間の終着点にいるのです。夢は——世界中の、これまでの何もかもが、ひとつの過ちの夢として、途方もない愛と限りのない光のまなざしにおいて、すでに見過ごされたのです。実は、“過ぎ去って久しい”(T-26.V.4:1)のです。
コースを学習し始めた初期の頃から、何度も神秘的な体験を受け取っていますが、今回は、学びのお仲間のみなさんと一緒にいる時に経験したので、非常に感動的でした。あの日の感覚を忘れずにいたいと思っています。
印象に残っている2つめのことについては、話が長くなってしまうので(これを読んでくださっているすべての方々に意味の通る文章を書くとしたら、前後の説明を要することになるので)、ここでは割愛させていただきますが、復活についてはこの先も受け取るものがたくさんあるでしょうし、9月に開催する大阪セミナーで触れることになると思いますので、そこで詳しくシェアできたらと感じています。
ここに来て改めて深く祈りたいと思えるのは、有名なのでご存知の方が多いと思いますが、ニューマン枢機卿の祈りです。
ケネス・ワプニックさんがご自身の著書『奇跡講座入門』で少し引用されていますから、コース学習者の方で、この祈りを知っている方は多いかもしれません。
イエスさま、わたしがどこにいても、
あなたのかおりを放つことができますよう、わたしを助けてください。わたしの心をあなたのスピリットといのちで
あふれさせてください。わたしの存在に浸み通り、わたしをとらえつくすことによって
わたしの生活のすべてが、
ひたすらあなたの光を輝かすものとなりますように。わたしを、あなたの光を輝かせるものとしてお使いください。
わたしが出会うあらゆる人々が
わたしの中に、あなたの御姿を感じることができますよう、
わたしの内で輝いてください。主よ、人々がもはやわたしではなくあなただけを見ますように。
わたしの中におとどまりください。そうすれば、わたしがあなたの光で輝き、
わたしの光で他の人々も輝くことができるのです。主よ、光はすべてあなたからのもの、
ごく僅かな光でさえ、わたしのものではありません。あなたがわたしを通して人々を照らしておられるのです。
わたしの周りにいる人々を照らす、あなたへの賛美を
わたしの唇にのぼらせてください。言葉よりも行動、わたしの生き方で、
あなたから与えられる、わたしのあなたへの愛が
目に見える光となって
あなたを人々に述べ伝えることができますように。
主よ、人々がもはやわたしではなくあなただけを見ますように。
ここにあたる箇所をワプニックさんが引用されていて(『奇跡講座入門』での日本語訳はこれとは多少異なっています)、わたしも本当にこの思い、この祈りを保ちたいと感じた気持ちは、これを知った時から変わりませんが、広島から帰ってきての数日間を経て(死の克服と復活についての学びを得て)、よりいっそう深くこの祈りを感じられるようになりました。
イエスが聖霊の顕現であったのと全く同じ心の状態を望むのであれば、まさか、「このわたしもそうなります」などという考えになるはずがなく——「このわたし」ってなんなのでしょう、そんなものに何の力もありませんよね——、時間の終着点に聖霊と共に居るのですから、nobodyを、selflessness(この単語はコースで一度だけ使われます)をこそ受け入れて、肉体があるように見えても、
主よ、人々がもはやわたしではなくあなただけを見ますように。
わたしの中におとどまりください。
この祈りの心を保ち、誰の中にもキリストを見ることを怠らないこと、これだけなのだと感じます。この無私性こそ美しいのであり、わたしの望みであり、喜びです。
よろしければ、この祈りをご一緒に♡
Blessings,
愛
2024.7.3配信
(繋がってくださっている方に毎月お送りしています)
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