癒しのポータルサイトCOCORiLA連載コラム再録
このコラムでは、ドリーン・バーチュー博士のオラクルカードを使用し、引いた1枚をテーマにしたエッセイをお届けしております。
毎回最後には「Miracle☆Lesson」として、「あなた本来の輝きを呼び覚ます」ためのちょっとしたワークをご紹介♪
今回使ったのは「マジカルフェアリーオラクルカード」で、引いた1枚は「Love Life」でした。
恋愛とはまた別の観点ですが、今回は「ときめき」について書いてみます。
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みなさんには、何か今「ときめき」を感じることがあるでしょうか。
学生の頃はいろんなことにときめいて、ワクワク、ドキドキの気持ちの連続だったのに、
大人になるとそういう感覚がなくなってくる。
それが「大人」なんだと思っている。
いちいちそんな夢を見ているような、浮ついた感じでは「大人」はやっていけない。
冷静に考えたり、「現実」を見なきゃ生きていけない。
そんなふうに。
恋愛ばかりにうつつを抜かしてはいられないのだし、
人生そんなに毎日何かにときめいてワクワクしていられるわけがない。
そもそも、働いてお金を稼いで生活していくことが重要なのだから、と。
毎日同じことの繰り返し。
家と職場の往復の日々。疲れた夜は憂さ晴らしにビール片手に愚痴をこぼす。
ちょっとは気分を盛り上げようと、ショッピング。
値の張るバッグが自分へのごほうび。
朝から晩まで家事。家族の食事を作って掃除をし、買い物に行ってまた夕飯の支度。
あっという間に一日が終わる。
たまに行く友人とのランチでは、噂話やテレビドラマの話。
過ぎゆく時間とともに自分の肉体が衰え、病気にならないようにとアレコレ試す。
そんな日々。
いったい誰のための、何のための人生なんだろう。
家族を養うために、子どもの幸福のために。
会社のために、仕事を通して出会う人のために。
年老いた両親のために。
自分が生きていくために。
毎日頑張ってどうにかやり過ごしている。
そこに物足りなさを、報われなさを、疲労感を感じているとしたら、
「ときめき」を思い出してみてもいいかもしれません。
喜びに胸が高鳴る感じ。
まるで恋をしているかのような。
ワクワク、ドキドキの感覚。
明るい期待感。
子どものように、素直になってそれらを味わってみる。
わたしたちがどこかでそうなれず、ブレーキを踏んでしまうのは、
ひとつには「義務」を優先しているからだと言えます。
ハートから湧き上がってくる情熱、躍動感、ひらめきと興奮。
そういったものたちよりも、「やらなければならないこと」を第一義としてしまう。
仕事や家事。
自分に課された、「役割」の数々。
時間という、本当は存在しない自我(エゴ)の概念に縛られ、タスクに追われる。
手帳に書かれたTo Doリストをこなす日々。
できたらほっとして、やり残すと気落ちする。
わたしたちは、「義務感」があると疲れます。
やらなければならない「任務」を遂行できなかったとき、
さぼってしまいたいと思ったり、こんなもんでいいかと妥協したとき。
やり残したことがあったり、
求められた結果を出せないときや、締切に間に合わなかったとき、
そんな自分に「罪悪感」を覚えてしまいますし、
なんでこんなことしなくちゃいけないんだろう、
どうして自分ばっかり損してるんだろう、
と、「義務」を負っていることに対して恨みに思うこともあります。
愚痴を言いたくなるし、誰かを攻撃の対象としてしまう。
「好きでこんなことやってないのに」
やりたくてやっている、自分で選んでそうしているのだと思えずに、
「やらされている」と思うことほど、疲れることはありません。
「義務」はあなたの人生を輝かせる道を教えてはくれません。
「義務」を――真の意味において、本当はちっともそうではないのに――、自ら「義務」とみなしている、
その信念体系から自由になることが大切です。
本当の「タスク」は、あなたの情熱、ときめき、湧き上がるもの、ワクワク感とつながっています。
子どもは「好き」に正直です。
「好き」な人、「好き」な遊び、「好きな」場所。
素直にそこに向かっていく。
好奇心の赴くままに。
湧き立つ情熱の躍動のままに。
どれだけ生産的か、それがいったいいくらの価値があるのか、それをやって何になるのか。
そんなことを子どもは考えません。
過去や未来にとらわれず、「今」その瞬間の歓びに素直に生きています。
損得勘定を手放して、「大人」のわたしたちも何かに「恋」をして、「ときめき」を感じてみてもいいのではないでしょうか。
喜びに胸が高鳴る感じ。
まるで恋をしているかのような。
ワクワク、ドキドキの感覚。
明るい期待感。
一度も行ったことのないところへ出かけてみる。
いつものパターンの装いとは違ったおしゃれを試してみる。
思い切って気になる人を誘ってデートしてみる。
本当はやってみたいと思っていたことにトライしてみる。
何かに夢中になってみる。
好奇心の赴くままに。
湧き立つ情熱の躍動のままに。
「感じない自分」にならないで、柔軟になって、自分に素直になって、
好きなことをする。
いちいち「意味」を求めなくていいし、価値の有無なんて、その時はわかりようもないこと。
もっと情熱を表現してみませんか?
これが「自分」なんだという、思い込みの「枠」を外して。
大切な誰かと、その時出逢った人たちと、あなたの情熱や喜び、愛を分かち合ってみてください。
あなたが心からときめくことを、
情熱のままに、夢中になってやれることを
何も怖れずただ楽しんで味わってみる♪
時間がない、お金がない、などと制限をかけずに、可能な道をワクワクの気持ちで探してみましょう。
2013/07/29掲載
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