願いというのは「叶える」ものというよりも、
自然と「叶う」ものだと以前述べました。
それではなぜ、願いが叶わないということがあるのでしょうか。
その理由について、
わたしなりに思うことを書いてみています。
願いが叶わないたった１つの理由と６つの小さな理由
―イントロ― ―３つの願い―
願いには、
「真の願い」・「仮初の願い」・「偽りの願い」の３つがあり、
自然と叶うのは「真の願い」だということも少し書きましたが、
今回はさらに深めてみたいと思います。
「仮初の願い」の根っこも、「偽りの願い」の根っこも、
実はどちらも「真の願い」なのですが、
(だったら全部叶うはずじゃないかと思うかもしれませんが
そういう意味ではありません)
その「真の願い」についてはまた改めて述べるとして、
まず「偽りの願い」について触れていきますね。
前回の記事で５つの質問をしてみました。
もう一度その５つの質問をご紹介しますと…
１）あなたの「願い」は何ですか？
２）今すぐその願いが叶ったら、どう感じますか？
３）なぜそれが叶わなければいけないのですか？
４）それが「今」実現していない理由は何だと思いますか？
５）それは本当に「あなたの願い」ですか？
もしよければ紙に書きだしてみてください。
１つの願いにつき、１から５の質問に答えていきます。
いくつか願いがある人は、その願いごとにこのワークをしてみてください。
この１から５の順番に取り組んでみて、
心の動きを観察してみましょう。
正直であってください。
頭で処理せずに心をしっかり観ていきます。
ですから読んでいるだけではなく、
実際に紙に書きだすことが大切です。
思いつく限りのことを、あまり考え込まずに書いていきましょう。
ざわざわしたり、ちょっと不快になったり、
落ち込んできたりする人もいるかもしれませんが、
もしそうなら、それはとても大切なプロセスですので
逃げずに向き合ってみてください。
ただ、自分の心を分析する必要はありません。
よけいなジャッジはせず、ただ観察し、ただ感じてください。
（書きだせたら、この続きを読んでください）
それぞれに対する詳細な解説は割愛しますが、
とくに３番目と５番目の質問は重要です。
１から５まで書きだせたら、
じっくり読み返してみましょう。
そこでまた動く心をしっかり観察します。
頭は使わなくていいです。
気持ちがどう変化しているか、
何に気づいたかに注目してみてください。
さて…
最後の質問の答えはいかがでしたでしょうか。
それは本当に「あなたの願い」ですか？
考えるのではなく、直感的にどう受け取ったかを
大事にしてくださいね。
うん！！絶対そうだ！と思えているなら、
３番目の質問の答えも明確なはずです。
(自分のなかで確固としたものがあるはず、という意味です)
なぜそれが叶わなければいけないのか。
あなたのその願いは、べつに叶わなくてもいいのでは？
もしそう言われたとしたら、いかがでしょう。
ムカッとしますか？
確かにそうだなと思うでしょうか。
いやいや、絶対叶わないといけない！と思いますか？
どちらでもいいなと感じるでしょうか。
あなたのその願いは、
実は「あなたの」願いではないんじゃないですか？
そう言われたらどんな気持ちがするでしょう。
ここ、とっても大事なところです。
正直であってください。
頭で答えないでください。
もしかしたら……それは「偽りの願い」かもしれません。
自分の願いだと思っていることが、
本当に、本当にそうなのかどうか――。
よければ少し考える時間をとってみてください。
続きはまたの機会に書きますね。
ご感想など、ご自由にご遠慮なくお寄せくださればと思います。
最後までお読みくださり
ありがとうございます
Blessings,
愛
