「好きなことを仕事にするには?」シリーズ
―動機編①― ―あり方編①―
今回は動機編②です。
好きなことを仕事にすることは可能なことなので
わたしたちは誰もが好きなことをして生きていけるわけですが、
気をつけたい点が多くあります。
「好きなこと」を「仕事」にしたいと思うとき、
じっくり見つめておきたいのはその「動機」です。
動機編①で少し触れましたが、
「それをやって仕事になるかどうか」ということを重んじない
ということが大事だと述べました。
動機がお金、生活のためであるなら、
なかなか「好きなこと」を「仕事」にすることは難しいでしょう。
そこに「安定」という条件が入ってくるからです。
「好きなこと」が「安定」と直結しているのなら、
そしてそれが今すぐ実現可能なことで、働けるなら問題はなく、
この記事をお読みになる必要はないと言えるでしょう^ ^
ここでは、そうではないケースについて書いていきますね。
「好きなことのうち、安定しているもの」という条件付きの考えでは、
結局やりたいことがわからなくなってしまったり、
仕事として好きなことをやっていくのは不可能だと思えたりするでしょう。
たとえば事務職がとても好きで、それができるのであればどこでもよく、
その仕事をしていられるなら本当に幸せだと思うのであれば、
あまり時間をかけずにその願いを叶えることができると思いますが、
おそらくこの記事を読んでくださっている方々にとっての「好きなこと」とは、
そういったことではないだろうと思います。
生活が安定すること、そのための仕事をいま必要としているなら、
まずはそれを目的として探すべきだと言えます。
つまり「したいかどうか」よりも「できるかどうか」を優先するということです。
心理的、肉体的、能力的に可能である仕事を選ぶことがいま重要なことでしょう。
好きかどうかという点が二の次になるのは自然なことです。
そうではなく、いま生活は安定しているけれども、これから先のことを思うと、
もっとやりがいのある仕事、好きなことをして生きていきたいというのであれば、
それをやってお金になるかどうかということを第一義としないことが
結果的には自分の人生に本当の潤いをもたらしてくれることになるでしょう。
「安定」という条件を外すことで未来は拡がります。
いまの自分には「できないだろう」と思えることも、実現可能かもしれません。
「できるかどうか」よりも「したいかどうか」が大事ということです。
自分自身の思いに正直になることから始めてみましょう。
そして、「好きなこと」が明確になっているのであれば、
なぜそれをしていきたいのか、
何のために、誰のためにやっていきたいことなのかを
改めて見つめる機会をもってみてください。
動機について自分のなかで明確になっているかどうか。
ここが大事なポイントです。
しっかり向き合う時間をとってみましょう。
Blessings,
愛