すべての人に共通するたったひとつのゴール ／奇跡のコース・奇跡講座

#006

学びのわかち合いコーナー

今回は、わたしたちのゴールが何であるか、
引用しながら書いてみます。

なおご紹介くださる場合は、
このページのリンクをお知らせいただけましたらと存じます。
(本文のコピーはできません©️)

　
＊
　
新年を迎えたときや、４月、あるいは誕生日など
節目の折にゴール設定をするというのは「あるある」で、

なんの疑問も抱かずに「今年の抱負は〜」だとか
「45歳からは〇〇をする！」といったように
何かゴールを掲げることが
当然のことのようになっているかもしれませんが、

ちょっと立ち止まってみることで
１年を、その時からの生き方を
もっと素晴らしいものにできると思います＾＾

　
小学生の頃からわたしたちは
目標を決めるように教育されてきたので、

自分で自分のゴールを決めないことは
優柔不断で、
行き当たりばったりの考えなしであるかのように
見える・・と、思われる・・
と感じるかもしれませんね＾＾;

自分で自分のゴールを決めることは
当たり前のことなんですけど

と思う代わりに、

わたしにとって何が最善かわからない
ということを受け入れて、

だから自分でゴール設定なんて
できるわけがないということを認め、

わたしのゴールはいったい何なのか
わかりません、教えてください
という気持ちで内なるガイド、
ホーリースピリットに心を開くなら

心からの幸せを感じられる道へと
必ず導かれていきます。

コースでは、ゴールについて
どのように述べられていたか、
振り返ってみましょう◎

『奇跡講座』(中央アート出版社)から
引用してみますね。

W-pI.24.6:2
あなたはまた、自分のゴールの多くは互いに矛盾するものであること、統一された結果を想定していないこと、また、その状況がどう展開しても自分のゴールのどれかに関しては落胆を経験せざるをえないことを、認識するだろう。

W-pI.25.3
今あなたが知覚しているゴールについて別の表現をするなら、それらはみな、「個人的な」利益に関するものであると言える。あなたには個人的な利益などないので、あなたのゴールは本当は何にも関与していない。したがって、それらを大切にしているとき、あなたには一つも真のゴールがない。だから、あなたは何が何のためにあるかを知らないのである。

W-pI.25.5:1-2
すべてについてあなたが自分で設定したゴールを、自ら進んで放棄しようという気持ちになることが、あなたの学びにとって決定的に重要なことである。それらのゴールが「よい」か「悪い」かではなく、意味がないと認識することが、それを達成する唯一の道である。

・・では、わたしたちにとっての
本当のゴールは何でしょうか＾＾？

W-pI.62.2:3-4
あなたは被造物とその創造主を攻撃することによって自分のアイデンティティーを拒否してしまったので、あなたのゴールは、自分が誰なのかを発見することである。今、あなたは真理を思い出す方法を学んでいる。

W-pI.69.3:4
救済を学ぶことだけが、私たちの唯一のゴールである。

W-pII.256.1:9
神が私たちのゴールであり、赦しは私たちの心が遂に神のもとに帰るための手段である。

W-pII.256.1
必要なのは、すべての卑小で無意味な目的を看過できるように自分の心を訓練することと、自分の目指すゴールは神であると思い出すことだけである。神の記憶は、私たちの心の中に隠されている。そして、何ももたらさないばかりか、存在してもいない無意味で卑小ないくつものゴールにより、曖昧にされている。私たちは、この世界の玩具や安物を追求することにかまけて、神の恩寵が輝き続けていることに気づかないままでよいのだろうか。神が、私たちの唯一のゴールであり、唯一の愛である。私たちには神を思い出すこと以外にいかなる目的もない。