#005

学びのわかち合いコーナー

 

今回は、学習していくことがキツくなってきたときに
思い出したいことについて書いてみます。

なおご紹介くださる場合は、
このページのリンクをお知らせいただけましたらと存じます。
(本文のコピーはできません©️)

  
コースの学習を続けている途中で、
しんどくなってきたり、精神的にキツイと感じたり
もうやめたいと思うときがあるかもしれません。

一度も経験することなく目覚める人は
おそらくいないだろうと思います。

 

ふと、いま思い出したのは『コース』理解における
第一人者、ケネス・ワプニックさんのこの言葉です。
 

『コース』を学んでいる途中で、この本を窓から投げ捨てたり、誰かに向って投げつけたりしたくなる時期を通らないとしたら、その人はおそらく、『コース』をちゃんと学んでいないということになると思います。後からもっと詳しくお話しますが、その理由を簡単に言えば、このコースは、私たちが普通に信じていることのすべてに真っ向から対立するからです。そして、正しかろうと正しくなかろうと、私たちは他の何よりも自分の信念体系に頑固にしがみついていようとするものです。

『コース』の中に、あなたは自分の正しさを主張したいのか、幸せでありたいのか(T-29.VII.1:9)という問いかけがありますが、私たちのほとんどが、幸せよりも、自分の正しさの方を選ぶだろうと思います。そしてこのコースは、本当にそれとは逆行するのです。『コース』は、嫌になるほど克明に、自我がいかに間違っているかを描写しています。私たちはその自我と強い一体感をもっていますから、この思考体系と格闘することになります。ですから、先ほど、『コース』を学んでいる人が抵抗や困難を経験することがないとしたら何かがおかしいと述べましたが、私は本気で言っているのです。

(『奇跡講座入門 講話とQ&A』/ケネス・ワプニック著/中央アート出版社)

    
 

実際にテキストを窓から捨てたり、
誰かに投げつける必要は
もちろんありませんが(笑)、

ものすごくイライラしたり
自分のことを否定されている気がしたり、
なんだか苦しくなってきて放棄したくなる・・
といったようなことは経験するはずです。

 

コースの学びの場、分かち合いの場を設け、
ファシリテートしてきて
まだ5年ほどですが

そこから見えてきた、
わたしたちにありがちな
つまずきパターンとして、
 
以下のことが挙げられるかなと思います。
 

1. 全然進歩していないように感じる
2. 他の人と比べて落ち込む
3. 内観/開示が苦しくなってくる
4. 誰かや何かのせいにしてしまう

 

簡単に整理してみると・・

1. 全然進歩していないように感じる
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

テキストを読んだり、
ワークブックに取り組んだりしているのに
 
「こんなにも進んできた!」という実感や
学びの手応えというものがないので
途中で学習が嫌になってしまうパターンです。

 

2. 他の人と比べて落ち込む
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

他の人は奇跡を経験したり
ホーリースピリットの声を聞いたりして
幸せそうなのに

自分には全くそういう体験がなくて
自己否定感が強まり、やめたくなるパターン。

 

3. 内観/開示が苦しくなってくる
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

コースの学習というのは
情報ゲットのやり方ではうまくいかず、
自分の心、内側を見ること、それも自我の思考を
ホーリースピリットと共に直視することが必須なので

自分のダークな(と自分で感じている)部分を
まっすぐに見ることに恐れを感じたり、

シェア会などの場で人の話は聞きたいけど
自分の話はしたくない、知られたくない、
隠したいという恥じる思いや恐れによって

学びの歩みを進めていくことに
ブレーキをかけたり
シャットアウトしてしまうパターンです。

 

4. 誰かや何かのせいにしてしまう
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

自分が学べないのは〇〇のせい、
〇〇のせいで学びたくなくなった、と
とにかく不満を抱き、

誰それが〇〇だからだ、
あの人が〇〇と言ったからだ、
テキストが難解だからだ、
宗教くさくてとっつきにくいからだ、
仕事が忙しくなったからだ、
親の介護でそれどころではないからだ、、

なんでもいいので
学習をやめる理由を作り出し
フェードアウトするパターン。

 

・・と、たいていは
このあたりかなと思います。

あなたはどのタイプ?とか、そういう分類や
分析をしたいわけではなく、

これらは「コース学習あるある」だなと
浮き彫りになってきたパターンたちですが・・

でも全部「勘違い」ですよん^^♥と、
お伝えしたいんです。

 

 

このコースは、私たちが普通に信じていることのすべてに真っ向から対立する

『コース』は、嫌になるほど克明に、自我がいかに間違っているかを描写しています。私たちはその自我と強い一体感をもっていますから、この思考体系と格闘することになります。

 

これ、なんですよね。
 

自分=自我の状態だから、
 
偽りのアイデンティティーを
死守したいと思っているから、

全部間違ってるよと
言われてしまうから、

キー!っとなる。笑

 

でもそれって、
わたしは幸せよりも苦痛を求めます
っていう態度なんですよネ。

神の愛なんかより
個人的な充足感がいいんです、
それで傷ついたっていいんです、
どうせ、こんなわたしですから、、。

・・とまあ、こんな感じ(>_<)

 

一体性より特別性がいいんです。

永遠の、光として一つのスピリットではなく
いずれ死ぬ、肉の塊としての個人がいいんです。

 

おお、なんとイタイ奴・・!! 笑

わたしって、イタイ!!と
思ってしまいますけど、

学び始めた頃は
そんな自分に吐き気がしていたものの

今では、自我による抵抗の思い
(神の愛に対する抵抗)があっても
深刻に捉えなくなりました。
(随分、抵抗が少なくなってきました)

 

嘘の理由を並べて
コースの学習を放棄してしまったら
エゴの思う壺ですし、

(ときにそんなこともあって全然OKです^^
罪悪感や自己否定感は持たなくていいです、
サボるのも、もちろんあり!
わたし自身、サボってた時期があります 笑
でも・・)

 
何よりわたしたちは本当は
真に幸せになりたいのですよね^^

自分は正しい!って
主張する人生は苦しいだけです。

 

覚えておきたい大事なことは、
わたしたちは自我じゃないということ。
 

自我を選んでいたら、
「どうせ自分は・・」の人生で終わりますが

ホーリースピリットを導き手として選ぶなら、

「ああ、こんなにも愛されていたんですね」
「ああ、こんなにも護られてきたんですね」

「もう、わたしたちはゆるされていんですね」
「もう、恐れも苦しみも手放していいんですね」

「ああ、わたしたちは繋がっているんですね」
「ああ、幸せを、愛を、受け取っていいんですね」

「ほんとうにありがとうございます」

・・そのような思いになる経験を
何度も何度も、受け取ることになります。

 

コースの学習がつらくなったら・・

「そんなときもあるよね」と
肩を抱き寄せる優しさで
自分に言ってあげつつ、

 
自分にこう尋ねてみましょう、

わたしは自分の正しさを主張したいの?
それとも
真に幸せでありたいの?

 

ア・コース・イン・ミラクルズのゴールは
幸せと平安です。

それならば・・・ ♡

 

コースの学びが難しいなと思ったり、
内側を見るのがキツイなと感じたり。

なんだか責められているみたい・・と
しんどくなってくるときがあっても、

自分を責めているのは、否定しているのは
自分だけだった、
自分をゆるしていいんだよね、と思い出し、
 
ホーリースピリット、お願いします、と
助けを求めることが大切です。

 

・・そして、いつでもわたしが
スタンバイしていますから^^

学びの仲間たちがいますから。

自分ひとりで苦しまずに、
集いの場にいらしてくださいね。

 

なあんだ、わたしだけじゃなかった、
いいんだ、もう自分をゆるしても——。

みんなでそのように、
一緒に、自分をゆるしていく道を、

そうして本当の安らぎと幸せと愛を
受け取っていく道
歩んでいきましょうね。

いつも心は一緒です、

Blessings,

 

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2020/9/14配信

 

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