ア・コース・イン・ミラクルズ』(A Course in Miracles)という本を通して学ぶことで、すっかり変わったことの1つは、「祈り方」です。

20代の頃は、「ほしいものを宇宙にオーダーすれば手に入る」だとか、「新月に叶えたいことをリストアップすれば、願いは叶う」だとかいった、ニューエイジの本から知ったことを、素直に、半ば実験的にやっていましたが、実際そうなったり、ならなかったりして、心の平安が訪れることはありませんでした。

 

むしろ、「わたしの幸せには、何が足りないのか」を探す毎日だったように思います。
「もっとこれがあればいい」、「いつかこうなれたら嬉しい」。
そうした考えは一見ポジティブで、今の自分に足りていないものを見つけては、それが得られるように努力することが、望ましい生き方なのだと思えてしまいます。

けれども、ここで立ち止まってみたいものです。
幸福に到達するために、何が足りないかを明確にして、それらを手に入れられるように努力したり、自分が理想とする結果に至ることを阻むものを、自分の思い通りにしようと(物事を変えたり、人をコントロールしようとして)一生懸命行動することで、いったい何を経験しているのでしょうか。どんな信念が強固なものとなっているのでしょうか。

 

間違いなく、それは痛みであり、「わたしは足りない」、「わたしは無力だ」、「わたしは劣っている」、「わたしには価値がない」、「わたしは愛されない」という信念です。

いくつ欲しいものが手に入っても、いくつラッキーなことを引き寄せても、真の願いは一向に叶わないのです。決して、心からの幸福感を経験することはできません。

 

自分が必死で——しかも「前向き」だと自分では信じ込んで——やっていることが、実は、「わたしは無力だ」、「わたしは無価値だ」という思いを、ただひたすら強固なものにしようとしているだけのことだったと気づいたら、その無意味さを感じられたら、誰でも、もうそのような生き方をやめようと思うはずです。

これまで頼りにしてきたものは、まるで裏切り者のようです。幸福へと導いてくれることはなく、一時的な快楽、一時的な優越感、一時的な刺激を与えてはくれても、深い安心感、深い繋がり、深い喜びをもたらしてはくれないのですから。

この道は、幸福とは逆方向なのです。ちっとも、「前向き」などではありません。ならば、引き返すこと。
数多が進む方向とは反対を向いて、戻ることです。

 

けれども、もし踵を返してしまったら、これから先、何を拠りどころとして生きていけばいいのか、どのようにして幸福にたどり着けばよいのかわからない、と思うかもしれません。戻ることが幸せに向かうことだとは、信じがたいかもしれません。

そこで重要なのが、「ホーリースピリット」です。
清らかなスピリットが、必ず、ほんとうの幸せへと導いてくれます。何の心配も要りません。

わたしたちはいつも、ホーリースピリットと共に歩みます。いつも繋がっていて、ひとつです。わたしたちが愛と奇跡を経験できるよう、真に癒されるよう、サポートしてくれています。

 

ホーリースピリットと、繋がっている??
そんなこと、ちっとも感じられないけれど・・・。

そう思えるかもしれませんが、大丈夫です。ホーリースピリットとの繋がりを、祈りを通して感じられるようになっていきます。

かつて祈っていたような祈り方ではなく、コースが教える祈りを続けてみることで、確かに、間違いなく、ほんとうの幸せに近づいていることが実感できます。というより、もっと正確な表現をすれば、真の幸福は「今、ここ」にあることが感じられるようになります。「今、ここ」には、何の不足もありません。すべてが、あります。

 

コースのテキストで、このように書かれている箇所があります。

祈りとは、何かを求める方法の一つである。それは奇跡の媒体である。しかし、唯一の有意義な祈りは、赦しを求める祈りである。なぜなら、赦された者は一切を有しているからである。ひとたび赦しが受け入れられたなら、通常の意味での祈りはまったく無意味となる。赦しを求める祈りとは、あなたがすでにもっているものを認識できるようになりたいという要請に他ならない。

A Course in Miracles日本語訳版
『奇跡講座 上巻』T-3.V.6 /中央アート出版より

 

ゆるしを求める祈りとは、いったい何のことでしょうか。

奇跡のコースの教師であり、世界的に活動されている香咲弥須子さんのエッセイに、このように述べられている箇所があります。

「わたしがこの仕事で成功するように助けてください」
とお願いするのではなく、

「この仕事で成功しなければならないというわたしの思い込み、成功しなかったらどうしようという恐怖心、成功しないのではないかと、自分の欠けているところを見てしまう心を、どうぞ手放させてください」

「この仕事がはかどらないのは、あの人の言動のせい、このパソコンが壊れたせい、と、攻撃しているわたしの過ちを訂正させてください」
と、ホーリースピリットに頼みます。

『奇跡のコース』のワークを学ぶ ガイドブック9 祈りのある生き方
ナチュラルスピリット社より

ゆるすというのは、訂正するということです。訂正を、ホーリースピリットにお願いします。

「わたしは足りない」、「わたしは無力だ」、「わたしは劣っている」、「わたしには価値がない」、「わたしは愛されない」といった、自己を憎悪する根深い思いを取り消すために祈るのです。

 

コースには、祈りとは、足りないものをくださいと頼むものではなく、物事を変えてくださいと願うものでもないと、繰り返し書かれていますが、コースのレッスンに沿って祈りを学ぶなら、そして、すでにゆるしを求める心を培っているなら、祈りは、はじめからセンス・オブ・ワンダーと感謝そのものとならないわけがありません。

『奇跡のコース』のワークを学ぶ ガイドブック9 祈りのある生き方
ナチュラルスピリット社より

 

訂正の祈り、取り消しの祈りを学び、続けてゆくうちに、心の深いところで、を経験できるようになりました。何度も何度も、奇跡が起きました。

どんな問題でも、奇跡に変わらないものはなく、どのような体験、状況であっても、ホーリースピリットへの祈りを通して、解放と喜び、感謝を感じることができます。

奇跡に、難易度はありません。

 

かつて、足りないもの、欠けているところを見ては、「改善」しようなどと考えていた自分は、どれほど恐れに満ちていたか、今ではわかります。

より良い自分になろう、理想とする自分になろうとすることが、どんなに苦しいことか。どれだけ自分をいじめていることか——。

そのようなことをしなくても、ほんとうの完璧さを経験することができます。
深い安心感、深い繋がり、深い喜びを毎日経験できます。
 

祈りとは、奇跡の媒体——。

実際、わたしだけでなく、クラスのみなさんも奇跡を経験することが増えていて、深い繋がりや愛を実感することがごく自然なことになってきています。

祈りを通してシフトする。これをみなさんと経験していきたいと思います。

Blessings,

 

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