#028
コースの学びは楽しく続けていけるものですが、
学び始めのうちはキツく感じやすいので
チャートをもとにしながら学びのプロセスについて
述べてきました。今日はその続きです◎
なおご紹介くださる場合は、このページのリンクを
お知らせいただけましたらと存じます。
(本文のコピーはできません©️)
*
前回、コースの学びはとてもゆっくりペースで
進んでいくものだということについて、
テキスト、ワークブック、マニュアルに
記されていることを引用しつつ述べました。
また、前々回は、
苦痛を通して学ぶ必要はない。柔和なレッスンは楽しく習得され、喜んで記憶される。
(T-21.I.3:1-2/『奇跡講座 上巻』/中央アート出版社)
この箇所をご紹介しました。
それでも・・苦しい!と感じる方や、
コースの学習をやめたくなる方は
結構いらっしゃるようです。
まず、そういうふうに感じるとき、
とても大事なことは、
そんな自分を否定したり責めたり
恥じたりする必要はまったくない、
ということです。
自分に優しくあってください。
ホーリースピリットに助けを求めてください。
そして、ワプニックさんのこの説明が
助けになるかもしれません。
(『奇跡講座入門』/中央アート出版社)
『コース』を学んでいる途中で、この本を窓から投げ捨てたり、誰かに向かって投げつけたりしたくなる時期を通らないとしたら、その人はおそらく、『コース』をちゃんと学んでいないということになると思います。
・・(中略)・・その理由を簡単に言えば、このコースは、私たちが普通に信じていることのすべてに真っ向から対立するからです。そして、正しかろうと正しくなかろうと、私たちは他の何よりも自分の信念体系に頑固にしがみついていようとするものです。
文字通り・・
窓から投げたり、人に投げつけたりする
必要はありませんが(笑)、
そうしたくなるほどの苛立ちを感じることは、
ごく自然なことなのです。
ワプニックさんは、この続きで、
こう述べておられます。
『コース』の中に、あなたは自分の正しさを主張したいのか、幸せでありたいのか(T-29.VII.1:9)という問いかけがありますが、私たちのほとんどが、幸せよりも、自分の正しさの方を選ぶだろうと思います。
そしてこのコースは、本当にそれとは逆行するのです。『コース』は、嫌になるほど克明に、自我がいかに間違っているかを描写しています。私たちはその自我と強い一体感をもっていますから、この思考体系と格闘することになります。
ですから、先ほど、『コース』を学んでいる人が抵抗や困難を経験することがないとしたら何かがおかしいと述べましたが、私は本気で言っているのです。
(読みやすくするため、改行を入れています)
ワプニックさんの、未邦訳の本に
イエスは間違っていて、自分のほうが正しいと
わたしたちが信じていることについて
繰り返し語られているのですが、
わたしたちの、その頑なさと言ったら、、、!
なのでしょうね(笑)。
ちなみにワプニックさんが紹介している
テキスト第二十九章、第七節のタイトルは
自分の外を探すのはやめなさい
です。
第一段落目の6番から引用してみますね。
6自分の外を探すのはやめなさい。7なぜなら、あなたの苦痛はすべて、自分の望むものがどこで見つかるはずかについての自説を曲げずに、それを求めて不毛な探索をしていることに由来しているからである。
8もしそれがそこにはないとしたらどうだろう。9あなたは自分が正しいことと、幸福であることの、どちらを好むだろうか。
10幸せがどこに宿っているかを教えられていることを喜び、それ以外の場所をこれ以上探すのはやめなさい。
11さもなければ、あなたは失敗することになる。12しかし、あなたには真理を知り、自分の外に真理を探さずにいる力が与えられている。
(『奇跡講座上巻』/中央アート出版社)
偶像を追いかけて幸せになろうとしているけれど、
そうであることが幸せに背を向ける姿勢なのですよね。
にもかかわらず、
自分は正しい!イエスは間違っている!とするなら、
見つからないところを探しているのだから
必然的に苦しむことになるわけです(>_<)
前回ご紹介したグラフです。
外を探すことを諦めない心にとっては
格闘状態なので
(どうにかこうにか自分の正しさを
証明してやろう!と自我が必死なので)、
コースを学んでいるはずが
辛い、キツい、苦しい・・と
感じてしまうわけです(>_<)
そして、その期間が長引いてしまう・・。
コースの学習にかかわらず、なんであれ、
あらゆる苦しみから解放される方法が
すでに与えられています。
それをコースは繰り返し
伝えてくれているのです。
苦痛からの脱出方法を教えてくれています。
レッスン23 | 攻撃的な考えを放棄することで、私は自分の見ている世界から脱出できる。
(『奇跡講座 下巻』/中央アート出版社)
3私の咎めだけが、私を傷つける。
4私自身による赦しだけが、私を自由にする。5今日は、あらゆる形の苦しみは、必ず、赦そうとしない想念を隠しているということを忘れてはいけない。6そしてまた、赦しが癒せないどんな形の苦痛もないということも、忘れてはいけない。
(W-pI.198.9:3-6/『奇跡講座 下巻』/中央アート出版社/emphasis mine)
苦痛からの脱出方法、癒される方法は
ゆるしです。 以上です。。。笑
え〜〜!またそれ??
ゆるししかないの??
そう思った方、、、
ゆるし以外に何があると信じているのか
書き出してみるといいかもしれません。
自分のこの苦しみから解放されるには
〇〇が必要。
書き出してみたら、
ホーリースピリットと一緒に
そのリストをゆっくり眺めてみましょう。
書いてみましたか・・・?
自分のこの苦しみから解放されるには
〇〇が必要。
それらは、「自分の外」のことなのでは?
自分の心の外の何か、なのでは?
さっきご紹介しましたが、
テキスト第二十九章、第七節のタイトルは
自分の外を探すのはやめなさい
です。
もう一度第一段落を読んでみてください◎
6自分の外を探すのはやめなさい。7なぜなら、あなたの苦痛はすべて、自分の望むものがどこで見つかるはずかについての自説を曲げずに、それを求めて不毛な探索をしていることに由来しているからである。
と明確に述べられていましたね^^
自分のこの苦しみから解放されるには
〇〇が必要。
それらは、「自分の外」のことなのでは?
自分の心の外の何か、なのでは?
いいえ、〇〇に「平安」を入れましたよ、
という方。
自分のこの苦しみから解放されるには
平安が必要。・・・・??
平安の心に戻るには何が必要ですか?
平安を望んでいるなら、
今、平安であるはずです。
すべては自分の心が決めているからです。
今、心が平安ではなく
苦痛を感じているのなら、
平安に戻るために何かが必要ですよね?
それはなんでしょう・・?
ホーリースピリット?
そうですね^^
訂正?
その通りですね^^
つまりは「ゆるし」ですね。
ゆるしの一択です・・♡
ちなみにホーリースピリットは
無論、「自分の外」ではなく
聖霊は、まさに文字通りの意味で、あなたの中に存在している。
(T-5.II.3:7『奇跡講座上巻』/中央アート出版社)
のです^^♡
答えは、すでに与えられています。
自分の内にあるのです。
自我とガッツリ同一化して
自分のものの見方のほうが正しい!と
躍起になっていると、
学びがグッと加速するタイミングは
ずっとずっと先のことになってしまうし、
辛い、キツい、苦しい・・!を
ずっと続けてしまうことになります。
あなたは、
あなたが思うような存在ではありません。
あなたは全き光そのものです。
清らかで美しく、愛に満ちた存在です。
あなたは神に創造されたままのあなたです。
あなたは聖なる神の子、キリストです。
信じてたまるか!と格闘するか、
はい、その真実を(幸せを)受け入れますと
素直になるか、どちらかですね^^
自分では、
自分のことをそのような存在だとは
ちっとも思えません、
ホーリースピリット、助けてください。
わたしは何もわかっていません。
わかったフリをするのをやめます。
正当化するという攻撃をやめます。
愛を拒絶することをもうやめます。
イエスと論争するつもりはありません。
神の愛を否定するつもりはありません。
今こそ、愛を受け入れます。
今こそ、幸せを決断します。
今こそ、ゆるしを選びます。
どうぞ教えてください。
どうぞ導いてください。
わたしは幸せになりたいのです。
真の自己を思い出したいのです。
もう抗うことなく
あなたの導きに従うと決めます。
いつもこの祈りの思いでいるなら、
どうして苦しみが続くことがあるでしょうか。
学びが遅れるということはあり得ません。
奇跡が起こらないはずがありません。
祈りが届かないわけがないのです。
抵抗しても、恥じないこと。
それも学びのプロセスにおいて
必然のことだから。
ある意味、「順調」なのです^^
大事なことは、気づいたとき
どちらを選択するかという
ただそれだけのことなのです。
あなたは自分が正しいことと、幸福であることの、どちらを好むだろうか。
Blessings,
愛
2022/1/29配信
(この内容はyoutubeでもシェアする予定です)
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