『奇跡のコース』ワークブック・レッスンの気づきを綴っています
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Lesson361:ホーリースピリット、この聖なる一瞬をあなたに捧げます。あなたに、お任せします。わたしは、あなたの指示がわたしに平和をもたらすと確信して、あなたについていきます。
  
今日から5日間は同じ内容です。
1巡目のとき、なんとこの361番に9日間も使っていたようです。
 
ホーリースピリットにまるごと捧げること、朝と晩に長い時間をもつことが難しかったのだろうと思います。
 
4巡目——。
ホーリースピリットに捧げないこと、委ねずにコントロールしようとする(自分でやろうとする)ことがどんなに大変で、キツイか、ここまで学習を続けてきた今では、あまりにも明らかなことです。
 
自分の計画、自分の人生、自分の幸せ。
そういったものは、手枷足枷にしかなりません。
 
自分の、自分の。
わたしの、わたしのと言う心は、恐怖に満ちているのだと気づけたら、ホーリースピリットに委ねることがどんなに幸せなことか、感じられるようになります。
 
テキスト第7章に、
 
聖霊に従うことは、世界で最も容易なことであり、唯一の容易なことである。

(『奇跡講座 テキスト編』/中央アート出版社)
 
とあるのを初めて見たとき(もう何年前のことか忘れました)、完全に深く受け入れられなかっただろうけれども、今では、そうだった、そうなのに、逆を選んでしまっているときがあるなと思います。
 
24時間365日、ずっと。
寝ているときも、ホーリースピリットに従いたい。
 
 
 
ここまで来てみて——。
あらゆることがポロポロとはがれ落ちてゆくのを感じます。
 
明らかに、見え方が変わっているのを実感しています。

これを言葉で説明するのはちょっと難しいのですが、世界は実在していないということが今まででいちばん、濃くはっきりと感じられますし、心にしか力がないということについても、確かさが強固なものになっています。

 
 
 
今日は、亡くなった祖母の家の片付けをしていました。
ある写真を探す目的もあったのですが、色々と見ていると、祖父が祖母に宛てて書いた手紙が出てきました。
 
そこには、「私が好きで一緒になった人」という言葉があり、どれほど祖父が祖母を深く愛していたかが伝わってきて、胸がいっぱいになり、涙が止まりませんでした。
 
祖母はいつも、祖父の悪口を言っていたのだけれど、それでも祖父は愛していた。
祖母も、とても、とても愛していた。
 
二人の遺影。
天国で、二人は、素直に愛を表現しているかしら。
 
 
祖父の、お詫びの気持ちと、愛の思いの詰まったその手紙を、祖母の遺影の前に置いてきました。
 
それは7年ほど前に書かれた手紙のようでしたが、きっと再び・・祖母のもとに届いただろうと思います。
 
 
ホーリースピリットに委ねるなかで、わたしは今日、祖父の愛、祖母の愛、母と、先に旅立った叔母が、どんなに愛されていたか、夫婦間や親子間に色々あったにしても、4人家族に、どんなに愛があふれていたか、それを見せてもらったように感じます。
 
10代の頃、「家族なんて、クソくらえ」と思っていたわたしに。
 
 
人の思い、わたしたちが本当に抱いている思いは、愛だけなんだと感じます。
特別性の関係でも、深いところでは、純粋な、まっすぐな、神の愛がある。
 
誰とのあいだにも、神の愛がある。
祝福があり、優しさがあり、信頼がある。
 
それを、いつも感じていたいです。
誰とのあいだでも。いつも。ずっと。
 
Blessings,
 
2019.4.26
 
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ワークブックレッスン日本語版は、
『奇跡のコース』のワークを学ぶ
ガイドブック13 サンシップ/
香咲弥須子/ナチュラルスピリットより
引用させていただきました。
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(ワークブックのレッスンでの気づきは、
4周目として取り組んでいるわたしの、
あくまでもごく個人的なものです)
 
 
 
A Course in Miracles(ア・コース・イン・ミラクルズ)には
テキスト編、ワークブック編、教師のマニュアル編があります。
日本語版は、中央アート出版、またはナチュラルスピリットから出ています。
 
ワークブックのレッスン内容の詳細については、ワークブック編をお読みください。
(こちらのブログでは詳細については記載しておりません)
 
 
 
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