『奇跡のコース』ワークブック・レッスンの気づきを綴っています
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Lesson351:わたしの罪なき兄弟は、平和への導き手です。わたしの罪深き兄弟は、苦痛への導き手です。そしてわたしが見ようと選んだほうを、わたしは見ることになります。
  
忘れずにいたいこと。
 
兄弟の無罪性を受け入れるとき、あなたは彼の中に贖罪を見るだろう。なぜなら、彼の中に無罪性があると宣言するとき、あなたはそれを自分のものとし、そうして、自分が探し求めていたものを見ることになるからである。兄弟の中にそれがないと信じている間は、あなたは彼の無罪性の象徴が彼の中で輝いているのを見ることはない。彼の無罪性が、あなたの贖罪である。それを彼に与えなさい。そうすれば、あなたは自分が承認したことが真理だとわかるだろう。

(『奇跡講座 テキスト編』T-14.IV.1/中央アート出版社)
 
 
あなたは自分が見る一人一人について、十字架刑と救いのどちらにふさわしいかを判断し、贖罪の神聖な環の中に入れたり、外側に置き去りにしたりする。彼を清らかさの環の中に連れていくなら、あなたはそこで彼と共に休息するだろう。彼を外側に置き去りにするなら、あなたは彼と共にそこにとどまるだろう。

(『奇跡講座 テキスト編』T-14.V.11/中央アート出版社)
 
 
 
兄弟姉妹は、みな無罪です。
罪のなさを、神聖性を見るなら、わたし自身の罪のなさを見せてもらうことになる。
神の子はただひとりなのだから。
 
 
あなたは攻撃するたびに自分自身の弱さを招き入れ、赦すたびに内なるキリストの強さを招き入れているということを、思い出しなさい。そういうことなら、赦しが自分に何をしてくれるのか、あなたにはもうわかり始めたのではないだろうか。それはあなたの心から、弱さ、緊張、疲労といった感覚をすべて取り除く。恐れや罪悪感や苦痛をすべて取り去る。神がわが子に与えた決して傷つくことのない強さと力を、あなたが再び自覚できるようにする。

(『奇跡講座 ワークブック編』レッスン62/中央アート出版社)
 
 
随分前のレッスンで、学びました。
 
 
昨日に引き続き・・「ひとり残らず」。
 
もちろん身近な人たちだけではなく、世界の誰か——テロリスト、あらゆる犯罪者も含めて——すべての人のなかに神の子の無罪性を見せていただくこと。
 
この世界は実在していないという事実を憶えているなら、何があっても、完璧な平安、「神、在り」の真実、愛だけがリアルであるということをほんの一瞬であっても感じられます。
 
犯罪者とされる人たちが、どれほど神を愛しているか、神を求めているか、それが感じられることがたびたびあります。
 
 
 
第13章にこのような箇所があります。
 
神の子の十字架刑以外のものでは、究極的に自我を満足させられない

 
どこであれ自我に無罪性を知覚させるなら、自我はそれを破壊しようとする。なぜなら自我は恐れているからである。

 
自我にとっては、罪悪感なき者は有罪である。攻撃しない者たちは自我の「敵」である。

 
真理の穏やかな光の中で私たちは、あなたが自分は神の子を十字架にかけたと信じていることを、認識しよう。あなたはこの「恐るべき」秘密を認めていない。なぜなら、もし神の子を見つけ出せるなら、今でも彼を十字架にかけたいと願っているからである。

 
 
神の子の殺害を企図する自我(エゴ)を教師にしたいと、本気で思っているのだろうか。
本当に、誰かのことを肉体として見て、有罪宣告をしたいだろうか。
 
 
わたしは、見たいと望んでいるものを見ることになります。これに例外はないのでした。
 
攻撃のあらゆる形を、たとえテレビ越しにでも見るということは、それは、やはり、わたしの攻撃心、たったひとつのマインドの過ちを見ているということ。
 
本当は、何もしていない。
分離は、一度も起きていない。
 
神の愛から、離れたためしはない。
 
それを、ほんとうに・・思いだしたいです。
だからこそ、すべての人の、つまりは神の子の、無罪性を見る。
 
誓います。
 
 
Blessings,
 
2019.4.16
 
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ワークブックレッスン日本語版は、
『奇跡のコース』のワークを学ぶ
ガイドブック13 サンシップ/
香咲弥須子/ナチュラルスピリットより
引用させていただきました。
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(ワークブックのレッスンでの気づきは、
4周目として取り組んでいるわたしの、
あくまでもごく個人的なものです)
 
 
 
A Course in Miracles(ア・コース・イン・ミラクルズ)には
テキスト編、ワークブック編、教師のマニュアル編があります。
日本語版は、中央アート出版、またはナチュラルスピリットから出ています。
 
ワークブックのレッスン内容の詳細については、ワークブック編をお読みください。
(こちらのブログでは詳細については記載しておりません)
 
 
 
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