『奇跡のコース』ワークブック・レッスンの気づきを綴っています
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Lesson312:わたしは、すべてのものを自分が望むとおりに見ています。
  
昨日に続いてのレッスンです。
昨日の迷惑行為の例で言えば、「わたしは神の子ではない」、「神の子などいない」、「神は愛そのものなどではない」、「神などいない」、「わたしは罪深い」、「わたしは欠けている」などという狂った判断を下したので、「ほら見ろ、やっぱりそうだ!」と言えるようなことを知覚することになるのでした。
 
見たいものを見ているのだということについても、テキスト、ワークブックでこれまで学んできました。何度も述べられています。
たくさんありますが、そのうちのいくつかを挙げてみます。
 
あなたが知覚する一切は、あなたが真実であってほしいと思っている思考体系の証しである。

(『奇跡講座 テキスト編』T-11.Ⅴ.18:3/中央アート出版社)
 
 
あなたは何を見たいだろう。その選択はあなたに与えられている。だから、「人は自らの内に感じているものを見ることになる」という知覚の法則を学び、自分の心にそれを忘れさせてはならない。

(『奇跡講座 ワークブック編』レッスン189/中央アート出版社)
 
 
知覚には一貫性がある。あなたが見ているものは、あなたの思考を反映している。そしてあなたの思考は、あなたが見たいと選択したものを反映しているにすぎない。この選択の決定要因はあなたの価値観である。というのは、あなたは自分の目に見えるものを本当にそこにあると信じているので、自分が価値を認めるものであれば、それを見たいと必ず望むからである。人は誰でも、自分の心が価値を付与していない世界を見ることはありえない。そして自分が望んでいると信じているものを見ることができない者はいない。

(『奇跡講座 ワークブック編』レッスン130/中央アート出版社)
 
 
 
わたしは本当にこれを見たいだろうか?
 
今日はそんなふうに自分に問いかける出来事がありました。
 
自分が見たくて見ている。望むとおりに見ている。
わたしが見たがっていたのは、「ほら、わたしは怠け者だ」と言える証拠でした。
 
確かに、自分の管理の行き届いていない点が浮き彫りになりました。
最初、ずーーーんと重い気持ちがし、そのあとしっかり後悔して・・でもこれはおかしい、わたしのこの見方は間違っている、と思いました。
 
むろん、間違っています。
神の平安を忘れているのだから。
 
わたしはある人にモヤモヤした気持ちを聴いてもらい、吐き出すことにしました。
そうすると見えてきたのは、やはり罪悪感です。
 
どこか、わたしのなかには、何もかも卒なくこなし、完璧にしておきたいという欲求——これはまさしく「恐れ」です——があるようなのですが、それはわたしがいつまででも無力感や罪悪感、自己憎悪の思いを抱き続けるのに都合のよいものなのです。
 
ホーリースピリットに助けを求めて受け取ったメッセージは、「信頼する」ということでした。
ちょっとしたピンチの状態だったのですが、何をどうこうすることなく、ただ信頼しているだけだということが伝わってきたので、ただ目の前のこと(することになっていること)に取り組みました。後悔したり、自分を責めたりすることなく。ホーリースピリットとともに。これを罪悪感を抱く材料にするということをやめて。

そうしたら、どうでしょう、何の問題もないということが明確になりました。
実際のところ、管理が行き届いていないということはなかったことがわかりました。
むしろ、そこまでする必要がなかったので、しなくてよかったのだと。
 
わたしは笑ってしまいました。半ば自分に呆れて。
いっさい、罪悪感を持つ必要のないことで、自分を責めていたのです。
 
ほんとうに、、、見たいように見ているだけだと実感した一日でした。
ホーリースピリットにゆだねるなら、何も案じる必要はない、自分を責める必要がないということも。
 
 
いつでも、ホーリースピリットのまなざしですべてを見ることができますように。
実在の世界を目撃できますように。
 
「神、在り」の真実、ただひとりの神の子がいるという真実を、神の子の神聖性と美しさをいつも覚えていられますように。
 
Blessings,
 
2019.3.8
 
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ワークブックレッスン日本語版は、
『奇跡のコース』のワークを学ぶ
ガイドブック12 創造の海へ/
香咲弥須子/ナチュラルスピリットより
引用させていただきました。
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(ワークブックのレッスンでの気づきは、
4周目として取り組んでいるわたしの、
あくまでもごく個人的なものです)
 
 
 
A Course in Miracles(ア・コース・イン・ミラクルズ)には
テキスト編、ワークブック編、教師のマニュアル編があります。
日本語版は、中央アート出版、またはナチュラルスピリットから出ています。
 
ワークブックのレッスン内容の詳細については、ワークブック編をお読みください。
(こちらのブログでは詳細については記載しておりません)
 
 
 
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