『奇跡のコース』ワークブック・レッスンの気づきを綴っています
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Lesson308:この瞬間が、存在する唯一の時間です。
  
エゴの思いというのは、いつも過去をリピート再生して(しかも捻じ曲げて!)いるか、未来を案じているか、あるいは勝手に理想を掲げてコントロールすることで達成しようとするか、その程度のことにしか使われていません。
 
救いは、過去のなかにも、未来にもありません。
いつか、救われるのではなく、いつか、幸せになれるのでもありません。
 
今、現在、この瞬間だけが、「出口」であり「入口」であると感じます。
この世界からの「出口」であり、永遠への、神への「入口」——。
 
 
 
時間について、復習してみます。
 
時間は、それについての誰の解釈を採用するかによって、解放するものにも、幽閉するものにもなる。過去、現在、未来は、あなたがそれらに連続性を押しつけない限り連続的なものではない。あなたがそれらを連続的なものとして知覚し、自分にとって連続的なものとすることはできる。だが、騙されてはならない。それにより、時間がそのようなものだと信じてはならない。というのも、実相は自分が与える用途によって自分の望む通りのものになると信じることは、妄想的なことだからである。
 
あなた自身の目的のために時間を過去、現在、未来へと分割することによって、あなたは時間の連続性を破壊しようとする。あなたは過去の経験をもとにして未来を予測し、それに応じて未来のための計画を立てようとする。だが、そうすることによって、あなたは過去と未来を一直線につなげているのであり、あなたを自由にして再生できるように、過去と未来の間に介入できたはずの奇跡が起こらないようにしている。
 
(『奇跡講座 テキスト編』T-13.Ⅵ.4/中央アート出版社)
(長いので、改行を加えました)
 
 
 
現在を、愛をもって眺めなさい。なぜなら、現在は、永久に真実なるものだけを保持しているからである。現在の連続性は実在するので、すべての癒しは現在の中にある。それは一なる子のすべての側面へと同時に延長するので、それらの側面が互いにつながり合うことを可能にする。現在は、時間が存在する前から存在し、時間がもはや存在しなくなっても、あり続ける。その中に永遠なるもののすべてがあり、それらはひとつのものである。それらの連続性は時間を超えており、それらの間の親交(コミュニケーション)は途切れない。それらは過去によって切り離されていないからである。過去のみが分離させる。そして、過去はどこにも存在しない。

(『奇跡講座 テキスト編』T-13.Ⅵ.6/中央アート出版社)
 
 
 
未来にあるかのごとく見えるあなたの救いの最後の一歩は、あなたを創造したときに神によってすでに達成されている

(『奇跡講座 テキスト編』T-13.Ⅶ.3:2/中央アート出版社)
 
 
 
ほんとうにできることは、「今、この瞬間」を受け入れるだけだと言えます。
すべてを受け入れる、とも。
神だけを、ほんとうの愛だけを受け入れる、とも。
 
 
Blessings,
 
2019.3.4
 
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ワークブックレッスン日本語版は、
『奇跡のコース』のワークを学ぶ
ガイドブック11 蘇生する自己/
香咲弥須子/ナチュラルスピリットより
引用させていただきました。
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(ワークブックのレッスンでの気づきは、
4周目として取り組んでいるわたしの、
あくまでもごく個人的なものです)
 
 
 
A Course in Miracles(ア・コース・イン・ミラクルズ)には
テキスト編、ワークブック編、教師のマニュアル編があります。
日本語版は、中央アート出版、またはナチュラルスピリットから出ています。
 
ワークブックのレッスン内容の詳細については、ワークブック編をお読みください。
(こちらのブログでは詳細については記載しておりません)
 
 
 
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