『奇跡のコース』ワークブック・レッスンの気づきを綴っています
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Lesson298:父よ、わたしはあなたを愛しています。あなたの子も愛しています。
  
ゆるしというのは、実在していないのにリアルだと思い込んでしまったこと、その思いをホーリースピリットによって取り消すことであり、真実を隠そうとして重ねてきた覆いを取り払えば、ただ「God Is」のみが思い出される。神と神の子、聖霊は一つであり、愛だけが実在しているということが明らかになる。
 
この世界は実在していないのだから、この世界でのあらゆるものに心を揺らす必要はない。この世界は何の力も持っていない。エゴは実在しない。
 
わたしには、分離したという罪があるのではなく、ただ間違っていただけ。
幻想を見ていただけ。
 
幻想のなかで見い出されるものは何もなく、この世界において目指すべきことは何もない。
この世界には、ほんとうのゴールなどない。幸福もない。
 
 
前提が何であったかを振り返ってみれば、何もする必要がないことがわかります。
ここはゴールではありません。わたしのゴールは、神だけです。
 
 
父よ、わたしはあなたを愛しています。あなたの子も愛しています。
 
これは、ここを超えて、ほんとうのふるさとに戻るという宣言なのだと感じられます。
 
 
わたしに罪がないということは、わたしだけが無罪だというわけではなく、すべての人が、兄弟姉妹が無罪だということ。
わたしが神の子だということは、すべての人が神の子だということ。ただの一人も例外ではない。
 
 
わたしが神を愛するというのも、神がわたしを愛してくださるというのも、この世界でイメージされるような愛とは全く異なったものであり、想像をはるかに越えています。
 
わたしが確かに神を愛しているのだとしたら、誰一人として見知らぬ者とせず、神の子としてひとつなのだと受け入れているはず。愛に例外はないからです。神と神の子はひとつだからです。
 
 
ほんとうの愛というのは、想像の域を超えているけれども、ゆるしというのは、「愛の地上的な形」なのです、ただゆるしだけが、この世界にいてわたしのできる、唯一のことです。
 
赦しは愛の地上的な形であり、愛は天国においてそうである通り、形をもたない。しかし、ここで必要とされるものは、必要とされる形でここに与えられる。無形性があなたに取り戻されたとき、愛はあなたにとってはるかに大きなものを意味することになるが、それでもあなたはこの形において、ここにいても自分の機能(はたらき)を全うすることができる。この世界の救済は赦すことのできるあなたにかかっている。それがここにおけるあなたの機能(はたらき)である。

(『奇跡講座 ワークブック編』レッスン186/中央アート出版社)
 
 
愛のために道を空けなさい。あなたは愛を創造しなかったが、愛を延長させることはできる。地上においてこれが意味するのは、闇があなたの心から取り払われるように、兄弟を赦すということである。

(『奇跡講座 テキスト編』T-29.Ⅲ.4:1-2/中央アート出版社)
 
 
 
ここは実在しないのだから、分離の夢が終わることは(もう終わっている——というより一度も起きてはいないけれども)確実です。
わたしが夢から覚めることは、確実です。
 
それが、確かにそうなのだと知るために、わたしが持ち込んでしまったあらゆる間違った思いの数々を、ホーリースピリットの助けのもと、根こそぎ手放します。
 
いくら間違って分離の夢を見ていようとも、神は変わらず愛してくださっているのでした。
真実は真実であって、変化せず、歪曲されようがないのでした。
 
そのままなのです。
神に心から感謝し、また、兄弟姉妹は、わたしがどう誤って見ようとも完璧な神の子である、という事実が全く変わることがないことにも感謝します。
 
救いはわたしにかかっているのです。
ただひとつの役割を、果たしたいと思います。
 
Blessings,
 
2019.2.22
 
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ワークブックレッスン日本語版は、
『奇跡のコース』のワークを学ぶ
ガイドブック11 蘇生する自己/
香咲弥須子/ナチュラルスピリットより
引用させていただきました。
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(ワークブックのレッスンでの気づきは、
4周目として取り組んでいるわたしの、
あくまでもごく個人的なものです)
 
 
 
A Course in Miracles(ア・コース・イン・ミラクルズ)には
テキスト編、ワークブック編、教師のマニュアル編があります。
日本語版は、中央アート出版、またはナチュラルスピリットから出ています。
 
ワークブックのレッスン内容の詳細については、ワークブック編をお読みください。
(こちらのブログでは詳細については記載しておりません)
 
 
 
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