『奇跡のコース』ワークブック・レッスンの気づきを綴っています
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Lesson251:わたしは、真実だけを必要としています。
 
本当は何を求めているのかを知ることは、大切なことだと感じます。
 
わたしは多くのものを探し求めましたが、見いだしたのは絶望でした。今度こそ本当にひとつのものだけを求めます。

冒頭にそう書かれています。
 
これがほしい、あれがほしいと思っているものたちはみな幻想で、ともすればそれは苦痛であって(概ね苦痛)、そうであるにもかかわらず、そのときは喜びを求めているのだと大きな勘違いをしていたのだから、なんだか、笑えてしまいます。
 
空腹を感じたときでさえそうです。喜びを求めているように見えて、苦痛を求めているのです。
わたしは何か空腹を満たすもの、できれば美味しいと感じるものがほしいと思うのだろうけれども(普段そんなことは意識していないにしても)。本当は口に何かを入れて食べるということをしたいわけではない、このチョコレートがほしかったわけではない、このピザが食べたかったわけではない、わたしが本当にほしいものはこれじゃないと気づいたときに、内観してみて見えてきた思いは、神でした。
 
わたしが本当に望んでいるのは、神の愛、神とのつながりだったと気づいたのです。
「神」というと、宗教のイメージがまとわりついてしまうので、誤解されやすいかもしれませんが、ワークブックも4巡目になれば(やっと、と言えるのかもしれませんが)。そういった「神」という言葉に対する一般的な印象というものは全く関係がない(偶像崇拝ではない)ということが腑に落ちています。
 
真実というのは、”God Is”であって、真実を求めるならば、この世界にいるように見える夢のなかでも、”God Is”のきらめきを見ることができる――。
 
食事をしたいわけではない、奇跡を求めている。
奇跡をとおして、”God Is”を思い出したいと願っている。
神と聖霊と神の子はひとつ。分離など、一度も起こってはいない。
 
ただあまねくゆきわたる神の愛を、それだけが確かに在るものなのだと、だから何も追い求めなくてもよいということを、兄弟姉妹との聖なる瞬間をとおして思い出してゆくこと。
 
わたしは、真実だけを必要としています。
ほんとうの幸福だけ。それだけなのです。
 
 
ちなみに・・
Lesson128
わたしが見ている世界は、わたしが望むものを何ももっていません。
 

あなたがここで価値あるものと考えているひとつひとつは、あなたをこの世界に縛りつける鎖にすぎず、この目的以外には何の役にも立ちません。

 

Lesson129
この世界を超えたところに、わたしの望む世界があります。
 
 
Lesson133
わたしは、価値のないものを大事にするつもりはありません。
 

あなたは、人生に多くのことを求めすぎているどころか、逆にほとんど何も求めてはいません。身体に関すること、物品の購入、この世で値打ちのある地位などに自分の心をひきつけられるままにしているとき、あなたは悲しみを求めているのであって、幸せを求めているのではありません。…(中略)…この世には、満足できるものなどひとつもないのです。

 

こうしたレッスンで、すでに学んできたことを忘れずにいたいものです。

 

ほんとうに在るのは真実だけなのだから、それ以外のものを求めるというのは、時間の無断であって、何の意味もないことなのでした。

自我にとっては、真実を選ぶことは苦しみであり、犠牲を強いられるものという認識であっても、それは嘘であり、真実に戻ることこそ、幸福なのでした。

幸福を選ばない理由があるでしょうか。

 
Blessings,
 
2019.1.6
 
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ワークブックレッスン日本語版は、
『奇跡のコース』のワークを学ぶ
ガイドブック10 特別性の終焉/
香咲弥須子/ナチュラルスピリットより
引用させていただきました。
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(ワークブックのレッスンでの気づきは、
4周目として取り組んでいるわたしの、
あくまでもごく個人的なものです)
 
 
 
A Course in Miracles(ア・コース・イン・ミラクルズ)には
テキスト編、ワークブック編、教師のマニュアル編があります。
日本語版は、中央アート出版、またはナチュラルスピリットから出ています。
 
ワークブックのレッスン内容の詳細については、ワークブック編をお読みください。
(こちらのブログでは詳細については記載しておりません)
 
 
 
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