奇跡のコース』ワークブック・レッスンの気づきを綴っています
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今日のレッスンの冒頭に興味深いことが書かれています。
あなたが住んでいるように思えるこの世界は、あなたにとってのわが家ではありません。あなたは心のどこかで、これは真実だとわかっています。まるであなたに戻ってくるようにと呼びかけるところがあるように、わが家の思い出が絶えずあなたの心に浮かびます。とはいえ、あなたはその声に聞き覚えがなく、その声が自分に何を思い出させようとしているのかもわかりません。それでもまだ、あなたはここではどこかまったく知らないところから来ている異邦人のように感じています。
子どもの頃、何があって泣いていたのかは忘れましたが、悲しくて泣いていたとき、なぜかよく、「もう帰りたい、帰りたいよ」という言葉が口からこぼれることがあり、でも今家にいるのに・・どうしてこんな気持ちになるんだろうと、不思議に思っていたことを思い出しました。
物理的には、家はここで、帰る場所というのは今いるところなのに、どこへ帰るというのか、それでもわたしのなかで、しょっちゅう、「もう帰りたい」という気持ちになっていたのです。
わかりませんが、もしかしたら、ここ、この世界にとどまらずに、ワンネスに戻りたいという気持ちがあったのかもしれません。子どもの頃は、ワンネスなどという言葉も、創造主という存在も知りませんでしたが。
20代前半の頃は、ずっと、「何か大事なことを忘れている」と感じていました。それが何かわからないけれど、何かとても重要なことをすっかり忘れてしまっている感覚が強くありました。毎日充実しているし、とくに不満はないけれど、でも、肝心なことを忘れている・・という感じ。
ワンネスだとか、幻想がどうのこうのとか、そういうことを知らなくても、何か微かにでも、誰でも違和感のようなものは抱いているのだろうと思います。
いずれは誰もが、たとえ漠然とでも、もっと良い道が必ずあるはずだと認識し始める。
(『奇跡講座 テキスト編』第二章/中央アート出版社)
誰でも、ちゃんと、わが家に戻る道を歩めるように導かれていて、どれだけ遠回りをしても、道草を食っても、必ず戻ることになっている、ということは確実。そもそも、分離は一度も起こっていないのだから、ほんとうは、ワンネスの「外」なんてない。
だから、わたしが何かに脅かされることはないし、守るための盾、反撃に備えての武器など要らない。
何かをしでかす力などない。ただ幻想を押し広げるという過ち、その夢を見るという選択をしただけで、夢は文字通り夢であって、実在していない。
そもそもそのような自己は、存在していない。ただのイメージ。
ほんとうはただ、神の愛があまねくゆきわたり、永遠に放射され、愛はどこまでも延長されてゆく。
わが家に戻るには、ただひとつのマインドの過ちが訂正されること。夢から覚めること。
そのために、いつでもわたしは、誰の何に対しても、愛だけを返す。感謝する。讃える。祝福する。
すべての兄弟に無罪性を見ることで、わたしの無垢性、純真さが思いだされる。
わたしたちはひとつなのだから。一緒に還るのだから。
愛
『奇跡のコース』のワークを学ぶ
ガイドブック7 永遠の生命/
香咲弥須子/ナチュラルスピリットより
引用させていただきました。
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4周目として取り組んでいるわたしの、
あくまでもごく個人的なものです)
テキスト編、ワークブック編、教師のマニュアル編があります。
(こちらのブログでは詳細については記載しておりません)