奇跡のコース』ワークブック・レッスンの気づきを綴っています
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Lesson178:復習5 Lesson165,166

 
神とは、ただ愛であり、それゆえ、わたしも愛です。

Lesson165
自分の心に神の思いを否定させないようにします。

Lesson166
わたしは、神の贈り物を委ねられています。

 

昨日に続いて、「死」について考える機会がありました。

祖父母のことについて考えていたことをきっかけに、自分のなかの死生観――日常でほとんど触れることがない、扱ってこなかったもの――が浮上してきて、ああこれも、癒しのプロセスなのだなと感じています。

レッスン165を改めて読んでみて、

あなたの父があなたのために意図されている完璧な幸せや永遠の命を覆い隠しているのは、みじめさと死についてのあなたの思いです。そして、隠すことなどできないものを隠せるのは、幻想しかありません。

という箇所が響きました。

 

わたし自身のことを、永遠のスピリットだと受け入れ、死はないのだと受け入れられるとしたら、もちろん、兄弟姉妹の誰もがそうなのだと受け入れたことになるはずなのに、祖父母のことや、飼っている猫のことを思うと、「永遠の存在」というふうに素直に受け入れられない――だって、もう会えなくなる悲しみがあるじゃない、という気持ちを抱えてしまう――自分を発見してしまいます。

これは、ほんとうに、根深い。

最期、大切にされて、みんなに見守られて、やさしさと愛のなかで過ごしてほしいと願う気持ちも、幻想を願っているということ?死を信じている証拠?

冷たく扱われることがないように、孤独や痛みがないように、
どうか思いやりと清らかさと愛のなかで――。
そうでなければ、あんまりだ。

そう思ったけれども、ふと、イエスの最期について思い出しました。
磔にされたということについて。

 

肉体が破壊されても、怒ることは正当化できない。それが正当化できるとあなたが信じる度合いに応じて、あなたは虚偽の前提を受け入れているのであり、それを他人に対して教えている。十字架刑が教えるはずだったメッセージは、そもそもあなたが迫害されるなどということはあり得ないので、迫害の中にいかなる形の攻撃も知覚する必要はないということであった。

(『奇跡講座 テキスト編』第6章/中央アート出版社)

 

わたし自身のことではなく、ほかの誰かのことであっても、その人がどういう状況にあっても、それを攻撃されていると見たり、ひどい目に遭っていると見ることは、間違っているのだということを、もう一度ここで、しっかりと受け入れたいと思いました。

 

レッスン165の最後の段落で

わたしたちは、自分に確信をもたらすために、自分自身ではなく神に頼ります。

と書かれていますが、このことが、ほんとうに大切だと感じます。

わたしの肉眼を、わたしの見方をあてにするのではなく、神がわたしの源であり、ホーリースピリットにすべてをお任せするということを、忘れずにいたいです。

 

この世界は実在しないという事実を、ほんとうに、ほんとうに・・少しの疑いもなく、ひとつの例外も設けず、ただ受け入れて、神の贈り物を受け取り、わかち合うことができますように。

わたしは死の証人になるのではなく、神の贈り物を受け取り、その真の幸福を証しする者となることを願います。

 

神こそが、あなたの受け継いでいる賜物である。なぜなら、神の唯一の贈り物は神ご自身だからである。神からの贈り物を知りたいなら、あなたは神と同じ与え方で与える以外にない。それならば、神がどれほど多くをあなたに与えたかを学ぶために、限界なく、いつまでも与え続けなさい。神を受け入れられる能力は、神と同じ与え方で与えようとする意欲にかかっている。

(『奇跡講座 テキスト編』第11章/中央アート出版社)

 

Blessings,
 
2018.10.25
 
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ワークブックレッスン日本語版は、
『奇跡のコース』のワークを学ぶ
ガイドブック7 永遠の生命/
香咲弥須子/ナチュラルスピリットより
引用させていただきました。
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(ワークブックのレッスンでの気づきは、
4周目として取り組んでいるわたしの、
あくまでもごく個人的なものです)
 
 
 
A Course in Miracles(ア・コース・イン・ミラクルズ)には
テキスト編、ワークブック編、教師のマニュアル編があります。
日本語版は、中央アート出版、またはナチュラルスピリットから出ています。
 
ワークブックのレッスン内容の詳細については、ワークブック編をお読みください。
(こちらのブログでは詳細については記載しておりません)
 
 
 
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