奇跡のコース』ワークブック・レッスンの気づきを綴っています
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Lesson160:わたしはわが家にいます。ここでは、恐れはよそ者です。

恐れは、愛の道にとっては「よそ者」なのだと、今日のレッスンで述べられています。

4段落目には、

愛と恐れの両方を守れる住まいなどどこにもありません。そのふたつは共存できません。もしあなたが現実なら、恐れは幻想に違いありません。そしてもしそれが現実なら、あなたはまったく存在していません。

と書かれています。

もしわたしが実在するとしたら、恐れは幻想だと言っています。

「わたし=この身体」という考えを、間違ったアイデンティティを持っていれば、恐れが消えるということはないし、だから防御するしかなくなり、攻撃(ジャッジ)を続け、痛みを感じ、だからこそ快楽を求め、ときおりいい思いをして、それでも恐怖は拭えず、死に向かっていくしかないのです。

くだらないなと思います。滑稽だと。

 

このあとの、5段落目、6段落目はとても興味深い内容だと感じました。

関連しているところが、テキストの12章にもあります。

あなたはこの世界ではわが家にいないので、必ず旅に出る。そして、自分の家がどこにあるかわかっていようといまいと、あなたは必ずそれを探す。もしあなたがそれは自分の外にあると信じるなら、探求は徒労に終わるだろう。それが存在しないところでそれを探すことになるからである。あなたはわが家が自分の中にあると信じていないので、自分の中を探す方法を思い出せない。だが、聖霊はあなたのためにそれを覚えており、あなたをそこに導いていく。それが聖霊の使命だからである。

(『奇跡講座 テキスト編』/中央アート出版社)

 

わが家には、真の自己がとどまっていて、そこには恐れなど、ありません。

真の自己がとどまるわが家は、外にはなく、わたしのなかにあります。

それは、セルフイメージをどうにか変えようと、頭の中であーでもない、こーでもないと思考することではなくて、このようにして思いだされるのだと述べられています。

今日のレッスン10段落目の本文。

キリストはあなたのことを忘れてはいません。ただあなたは、キリストが見るようにすべてを見られるようになるまでは、キリストのことを思い出さないでしょう。自分の兄弟を否定する者は、キリストを否定しているし、だから心の目で見るという贈り物を受け取ることを拒んでいます。けれども、真の自己にはっきりと気づき、我が家を思い出し、救いの到来を認められるようになるのは、その贈り物によってなのです。

(※「我が家」の漢字変換は、ガイドブックで印刷されているのと同じです)

 

自分のなかにわが家がある。でもそれを思いだせるようになるためには、文字通りすべての人々を、本当の愛のまなざしで見ること、神の子としての神聖性さを見させていただくこと、その贈り物を受け取ること。それによってのみ可能だということ。

誰かの欠点を見たり、ほんの少しでも不満を持ったり、ジャッジするのなら、その人を身体として見るのなら、わが家を思いだすことは決してできないということ。

微かに心が揺れるたびに、今日のレッスンを思いだしていました。
誰かに対して何かを思うことだけでなく、もちろん、物事に対しても、社会的なこと、ニュースに対しても、同じことで、例外をつくらないという練習は、ほんとうに日々、意欲を持って続けていくことが大事だと感じます。

ひとつ忘れてはいけないことは、自分でやろうとしないこと。
ホーリースピリット(聖霊)に導いてもらい、そのガイダンスにのみ従うのでした。

けっして、自分の判断でできるなどと思い上がらないこと。
何もわかっていないということを認めない限り、人生は無駄に終わってしまいます。

真に意味のある歩みを、続けていきたいものです。

 

Blessings,
 
2018.10.7
 
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ワークブックレッスン日本語版は、
『奇跡のコース』のワークを学ぶ
ガイドブック6 完全な治癒/
香咲弥須子/ナチュラルスピリットより
引用させていただきました。
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(ワークブックのレッスンでの気づきは、
4周目として取り組んでいるわたしの、
あくまでもごく個人的なものです)
 
 
 
A Course in Miracles(ア・コース・イン・ミラクルズ)には
テキスト編、ワークブック編、教師のマニュアル編があります。
日本語版は、中央アート出版、またはナチュラルスピリットから出ています。
 
ワークブックのレッスン内容の詳細については、ワークブック編をお読みください。
(こちらのブログでは詳細については記載しておりません)
 
 
 
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