奇跡のコース』ワークブック・レッスンの気づきを綴っています
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今日のレッスンも、非常に大切な内容が書かれています。
あなたに与えられてきたものとは何でしょう?それは、あなたは心であり、神の心の内にあり、完全に心であり、永遠に罪がなく、まったく恐れがない、なぜならあなたは愛から創造されたのだから、という知識です。そしてあなたは、自分の源を去ってはいないので、創造されたままの姿にとどまっているという知識です。
わたしとは、身体ではないということは、これまで何度も触れてきた事実です。
「わたし」の作者は自我(エゴ)ではなく、神(=愛)だということを、だから完全なのだということを、忘れないでいたいです。
第6段落目には、「わたしたちにとって大事なのはキリストのビジョン」だと述べられています。これは学ぶことで達成されるものだと。
第7段落には、こうあります(マーカー部分はわたしが引いた箇所です)。
キリストのビジョンにはひとつの法則があります。それは、身体を見て、その身体を神が創造された子と間違えないということです。身体を超えて光を見つめ、触れることができるものを超えてアイデアを見つめ、哀れな間違いや、罪の夢から生じる恐れに満ちた思いがあってもなお、ぼやけることのない清らかさを見ます。それは、分離を見ません。少しも色あせることのない光だけを、すべての人に、あらゆる状況に、すべての出来事に見るのです。
今日のレッスンは、「受け取りながら与える」ということでした。
もちろん、何か物を貰って、それをまた誰かにあげる、という話ではありません。笑
第8段落目に
今日あなたが与えるのは、誰のことも身体だとみなさないということです。その人を神の子として迎え、神聖さの中で、その人があなたとひとつであることを認めなさい。
と述べられています。
与えるというのは、相手を身体だとみなすのではなく、神の子として迎え入れ、その神聖さを見て、ただひとりの神の子としてひとつであることを認めるということ。
神聖さを見させていただくというのは、受け取らせていただくことであり、幻想を超えて、罪のなさを、完璧さを見ることは与えることでもある・・ということ。これについては、以前述べました。
誰かに良いことをしたら、そのうち自分にも良いことが起こる。ラッキーがいっぱい♪ などという考え方は、エゴの考え方なのです。
エゴは、得るために与える。そうテキストで述べられています。
ギブアンドテイクの考え方、win-winのための戦略、そういったものは、かなりずれているなと感じます。そういう打算的な関わりというのは、ねじれているので、「訂正」が必要です。
そもそも、相手を身体だとしか見ていない時点で、自分が得するように利用する相手と見ている時点で、どうかしているのです。
兄弟を肉体と見なすとき、あなたは彼に有罪宣告をしている。なぜなら、あなたは自分自身に有罪宣告をしたからである。
(『奇跡講座 テキスト編』第8章/中央アート出版社)
このようなことは、したくありません。
たとえば、元気かどうか心配な人がいたとしたら、やはりそれは間違って知覚しているのだから、ゆるし(=訂正)が必要です。その人の、神の子としての神聖さを見させて、受け取らせていただくことが大切です。
今日、気がかりな人、お二人のことについて、受け取りながら与えるということをホーリースピリットにゆだねておこなってみました。
一人は怪我をしてしまった人のことでしたが、心配という名の攻撃(肉体だと見て、その弱さを知覚すること)をしてしまうのではなく、永遠のスピリット、清らかな心そのものとして、その美しさを見せてもらいました。とても綺麗なビジョンが見え、それによってわたし自身が、やさしさに満ちた贈り物を受け取らせてもらえました。心に平安が広がり、愛が伝わりました。
その後、その人の怪我は大したことがなく、無事であったという連絡が入りました。
誰に対しても、神の子の完全無欠性を見させていただく・・それだけを大切にしたいです。
相手を身体なのだと見ることは、相手に有罪宣告をしていること。そんな、大げさな・・とは、思っていません。
自分にどれだけ有罪宣告をして、憎悪し、創造主を恐れているのか・・その気づきが増すうちに、相手を肉体だと見るということは攻撃なのだと感じるようになりました。
正気でいたいです。すべての人の神聖さを、見させていただこうとしないで、肉体だと見なすことは、狂気です。
日々祈り、ホーリースピリットの愛とサポートを受けて、誰のことも見知らぬ人にしないように、心がけたいと思います。
愛
『奇跡のコース』のワークを学ぶ
ガイドブック56 完全な治癒/
香咲弥須子/ナチュラルスピリットより
引用させていただきました。
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4周目として取り組んでいるわたしの、
あくまでもごく個人的なものです)
テキスト編、ワークブック編、教師のマニュアル編があります。
(こちらのブログでは詳細については記載しておりません)