奇跡のコース』ワークブック・レッスンの気づきを綴っています
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Lesson154:わたしは、神の代行者のひとりです。

 

レッスンの最初の段落でこう書かれています。

自分自身を判断することはできないし、そうする必要もありません。こうしたことは、決断を延ばし、自分の役割に専心することを遅らせる試みにすぎません。自分の価値を判断することは自分の役割ではないし、自分にとってどんな役が最適であるかを知ることはできないし、より大きな計画の中で、自分に何ができるかを完全なかたちで見ることもできません。

 

10代から20代前半までのわたしは、自分の価値は自分で決めるものだと考えたり、自分の価値がないなら、自分でなんとかすればいいのだと考えていました。重苦しい無価値感に苛まれていたのです。

でも、自分を判断することはできないし、自分の価値を判断することはわたしの役割ではない。
かつてのわたしは間違っていたし、今でも、やはりどこか自分勝手に、自分を判断しているところがあるように思います。

以前は、ごく自然に、「わたしって~~~~だから」と、自分の性格や好みなどについて話していたけれども、コースを学ぶようになって、「でもこれって、わたしではないよね、こうして誤ったアイデンティティを持ち続けるのはやめたい」と思うことが増えました。

もちろん、人間としてのキャラクターというものはあるでしょうけれども、それを「自分」と認めることに違和感を覚えるようになったのです。わたしは神の子であって、「実はさ、中身オッサンなんだよね」ではないのです。笑

冗談で、そんなことをあえて言うときもありますが、そういう場合は置いておいたとしても、「わたしは~~ができない」だとか、「わたしには~~~なところがある」、「わたしは~~~が得意」なんて思っているソレは、やはり「わたし」ではないのです。

誰もが決断しなければならない問題は、誰が作者かという根本的な問題である。(T-3.Ⅵ)

自分で自分を判断したり、他者のことを判断したりしているとしたら、「自己」をつくったのは神ではなく自分だと思っているということになります。

でもわたしは、自我ではありません。

自我の生存はあなたの心に依存している。なぜなら、自我とはあなたの信念だからである。自我とは自己認識における混乱である。(T-7.Ⅷ)

(『奇跡講座 テキスト編』/中央アート出版社)

 

今日のレッスン、「わたしは、神の代行者のひとりです」というのを、大げさだとか、自分には畏れ多くてできないだとか、そんなふうに最初このレッスンに出合ったときは感じたような気がしますが、それは自分自身のことを、間違って認識していたからにほかなりません。

神の使者は、神のメッセージを自分のためのものとして受け取ることで自分の役割を遂行し、メッセージを渡すことで役割を理解したことを示します。使者たちは、神に委任されている存在によって与えられた役割ではないものは選びません。だから使者たちは、ひとつメッセージを渡すたび、それを得るのです。

 

与えるまでは、誰ひとりとして自分に授けられているものを受け取ることも理解することもできません。与えることで、自分が受け取ったものを自分のものとして受け入れることになるのですから。

 

わたしはほんとうに、このような、神の代行者、使者としての人生を生きていきたいと思っています。
オラクルカードリーディングを続けているのは、与えられたメッセージをわかち合いたい、わかち合って、一緒に受け取りたいと思っているからです。

もちろん、オラクルカードがないといけないということはありませんが、わたしの場合はそのようにして、機会を与えられていると感じます。

10/10に、祈りの機会を設けることにもなりました。
真の自己を思いだすための祈りです。

わかち合わせていただくことによって、ともに受け取り、ともに救われていることを思い出す、真の自己を、ただひとりの神の子という真実を、全員で思い出す、そのような人生を歩みたいです。

Blessings,
 
2018.10.1
 
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ワークブックレッスン日本語版は、
『奇跡のコース』のワークを学ぶ
ガイドブック56 完全な治癒/
香咲弥須子/ナチュラルスピリットより
引用させていただきました。
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(ワークブックのレッスンでの気づきは、
4周目として取り組んでいるわたしの、
あくまでもごく個人的なものです)
 
 
 
A Course in Miracles(ア・コース・イン・ミラクルズ)には
テキスト編、ワークブック編、教師のマニュアル編があります。
日本語版は、中央アート出版、またはナチュラルスピリットから出ています。
 
ワークブックのレッスン内容の詳細については、ワークブック編をお読みください。
(こちらのブログでは詳細については記載しておりません)
 
 
 
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