奇跡のコース』ワークブック・レッスンの気づきを綴っています
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Lesson148:復習4 Lesson135,136

 

わたしの心は、神と共に思うことだけを保ちます。

Lesson135
もし自分を守るとしたら、わたしは攻撃されていることになります。

Lesson136
病とは、真実に対する防御です。

 

防衛しているということに何度も気づく1日でした。
たとえば、寒さを感じて1枚何か羽織ろうとすることや、空腹を感じて何かを食べること、アルコール(消毒液)の臭いに思わず息を止めることなどは、自分を守ろうとしている証拠で、日常の、ごく当たり前に感じられる動作のいちいちに、「ああ、これも防衛だ」と気づかざるを得ませんでした。

いったい何を守りたいのかと言えば、もちろん、それは「この身体」であり、「この身体=わたし」という誤ったアイデンティティです。結局、この問題なのです。

 

肉体は、自我が選んだ自我の住処である。それは自我が安全と感じる唯一の自己認識である。自我にとっては、肉体の脆弱さ自体が、「あなたが神からのものではあり得ない」ということの論拠として最高のものとなるからである。これが、自我が熱心に後押しする信念である。

(『奇跡講座 テキスト編』第4章/中央アート出版社)

 

同じくテキストの、第6章ではこのように述べられている箇所があります。

あなたの肉体と自我と夢が消え去ったとき、あなたは自分が永久(とわ)に続くと知るだろう。おそらくあなたは、これが死を通して達成されると考えているに違いないが、死を通して達成されるものなど何もない。死は無だからである。すべては生命(いのち)を通して達成される。そして、生命は心に属し、心の中にある。肉体は生きもせず、死にもしない。生命そのものであるあなたを、肉体が包含することはできないからである。

神は肉体を作らなかった。なぜなら肉体は破壊可能であり、したがって、神の国に属するものではないからである。肉体は、あなたが自分は何であると考えているかを象徴するものである。それは明らかに分離のための仕組みであり、したがって、存在しない。

自我は肉体を、攻撃と快楽とプライドのために用いる。この知覚の狂気が、それをまさに恐ろしい知覚とする。聖霊は肉体を単なるコミュニケーションの手段と見なす。

 

わたし=この身体、わたし=自我というふうに見ていると、防衛せずにはいられないし、それはつまるところ、攻撃せずにはいられないということであって、傷つく存在、脅かされる存在なのだと見て、脆弱さと恐怖を感じ続けざるを得ないことになります。

それはいったい何をしているのかと言えば、誰が作者であるかという、「権威の問題」(T-3.Ⅵ)において、神を否定していることであり、永遠のスピリットである神の子が真の自己であるということを否定しているということ。

病気を作り出すのも、完全無欠の存在ではない、神の子ではないということを示そうとして企む、くだらない幻想なのでした。

 

自我はあなたの心に対抗する陰謀を企てるために、肉体を利用する。自我の「敵」が自我と肉体を消し去るには、自我も肉体もあなたの一部ではないと認識するだけでよいということに、自我は気づいている。だから、自我は肉体と団結して、心に対する攻撃を企てる。このことが真に何を意味するのかをよく考えてみるなら、これはおそらくあらゆる知覚の中でも最も奇妙な知覚だと言える。

第6章にこのような箇所もありますが、

心は攻撃することも、攻撃されることもあり得ない。

と第7章で述べられています。

 

自我も肉体もわたしの一部ではない。わたしのことではない。
わたしとは、永遠のスピリットなのでした。みなとひとつの神の子なのでした。

 

自我を恐れてはならない。それはあなたの心に依存している。そして、あなたは、それを信じることによってそれを作り出したのだから、それを信じるのをやめることによって、それを一掃できる。

第7章のこの部分も、深く受け入れて、ホーリースピリットにすべて導いてもらいたいと思います。

 

Blessings,
 
2018.9.25
 
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ワークブックレッスン日本語版は、
『奇跡のコース』のワークを学ぶ
ガイドブック56 完全な治癒/
香咲弥須子/ナチュラルスピリットより
引用させていただきました。
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(ワークブックのレッスンでの気づきは、
4周目として取り組んでいるわたしの、
あくまでもごく個人的なものです)
 
 
 
A Course in Miracles(ア・コース・イン・ミラクルズ)には
テキスト編、ワークブック編、教師のマニュアル編があります。
日本語版は、中央アート出版、またはナチュラルスピリットから出ています。
 
ワークブックのレッスン内容の詳細については、ワークブック編をお読みください。
(こちらのブログでは詳細については記載しておりません)
 
 
 
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