奇跡のコース』ワークブック・レッスンの気づきを綴っています
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Lesson136:病とは、真実に対する防御です。

 

病について、テキスト(『奇跡講座 テキスト編』第8章/中央アート出版社)ではこのように書かれているところがあります。

病気とは、あなたが傷つくことが可能だということを実証する一つの方法である。

 

病気とは、あなたが、答えを知らない教師に執拗に導きを求めていることを示す、もう一つの実例にすぎない。

 

死に至る病も含めてあらゆる形態の病は、目覚めることに対する恐れが肉体レベルで表現されたものである。それは、目覚めることへの恐れゆえに、眠りを強化しようとする試みである。

 

あなたが自分自身を限定するとき、私たちはひとつの心に属するものではなくなる。そして、それが病気に他ならない。しかし、病気を患うのは、肉体ではなく心である。あらゆる形態の病気は、心が分裂していて、統一された目的を受け入れていないことのしるしである。

 

随分前のことですが、こんなことがありました。
わたしにはなかなか治らない、ある症状があって、医者にかかるほどのことではないので診てもらってはいなかったのですが、ずっとその症状が消えないので、嫌になっていました。

薬をつけようとしたときに、とても大きな声、それも嫌な感じの声で、「わたしはここよ!」と叫ぶ、エゴの声をはっきりと聞きました。苛立った声でした。

ドリーン・バーチューと出逢い、天使について学ぶようになってからだったと思いますが、エゴの声をはっきり耳にすることはなくなり、誰かの声(内心の、エゴの声)だけは聞こえてしまうときがたまにあるくらいだったので、驚きました。

20代の頃までは、自分の中の、嫌な叫びを何度か聞いたことがあったのです(滅多にないことでしたが)。かなり攻撃的な感じの、荒々しい声です。随分久しぶりに聞いた、と思いました。

「わたしはここよ!」と、かなり苛立って叫ぶ声。
肉体が自分なんだと主張する、激しい声でした。

ああ、そういうことなのか。これだったんだ。そのとき、そう思いました。病の正体です。

わたしは、神が創造されたままのわたし。神の子。永遠のスピリット。光そのもの。愛そのもの。みなひとつ。ただひとり。

それを、何としても否定しようとする、狂った考え。

今日のレッスンの8段落目を読んでいて、ふと、このときのことが思いだされました。とても頷けます。

 

 

ワークをすると、自分=身体という感覚はなく、身体がどうのこうのという意識がまるでありませんでした。神の愛が感じられ、ただただ感謝の思いが満ちている・・そのような感じでした。

そういえば最近、自分の身体が、「わたしの身体」というふうに感じなくなってきています。うまく言えないのですが。
ワークをしているときは、ここのところいつもそうです。血と肉でできているのではなく、ホーリースピリットの光から成っているような感覚がします(奇跡のコースをもとにした、ヒーリングをおこない続けていることも関係しているかもしれません)。

ワークをしていないとき、何か仕事だったり家事だったり、日常のあらゆることをしているときも、この感覚でいたいと感じています。

 

忘れたくないこと。

あなたが自分の心に攻撃的な思いを抱かせたり、裁くことに屈したり、先の不確かさから身を守るために計画を立てさせるなら、あなたは再び自分自身を見失い、身体というアイデンティティをつくり、それが身体を攻撃することになりますが、それは心が病んでいるからです。

この段落のあとに、すばらしい治療について書かれています。

頭で読んでジャッジするのではなく、自分は本当に何もわかっていないのだということを受け入れて、心を開くなら、ちゃんと叡智をハートで感じられる、受け止められるのだと思います。「現実逃避」をしなければ。

 

Blessings,
 
2018.9.13
 
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ワークブックレッスン日本語版は、
『奇跡のコース』のワークを学ぶ
ガイドブック56 完全な治癒/
香咲弥須子/ナチュラルスピリットより
引用させていただきました。
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(ワークブックのレッスンでの気づきは、
4周目として取り組んでいるわたしの、
あくまでもごく個人的なものです)
 
 
 
A Course in Miracles(ア・コース・イン・ミラクルズ)には
テキスト編、ワークブック編、教師のマニュアル編があります。
日本語版は、中央アート出版、またはナチュラルスピリットから出ています。
 
ワークブックのレッスン内容の詳細については、ワークブック編をお読みください。
(こちらのブログでは詳細については記載しておりません)
 
 
 
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