『奇跡のコース』ワークブック・レッスンの気づきを綴っています
初めて読まれる方はこちら
Lesson33:世界については別の見方があります。
今日のレッスンも、お守りのようだったと感じます。「お守り」というのは、自分が脆い存在だから、あらゆる危険から守ってもらうためのもの、という意味ではなく、ほんとうの完璧さを見るために、自我(エゴ)のあらゆる誘惑を退けるためのもの、わたしの意欲を確認するためのもの、という意味です。
外側に対しても、内側においても、あらゆることに「世界については別の見方があります」、「このことについては別の見方がある」という、今日のレッスンを当てはめていったとき、自分の判断というものは全く要らないんだということを感じました。
全く、です。ゼロパーセント。
「わたしには、こんなふうに見える」、「わたしなりに、こう思う」というものは、いっさい不要なのです。
何かが見えてしまう(真実を歪曲してしまう)こと、その誘惑があることを否定する必要はないとおもいますが、それを正当化したり、実在させようと必死になるのは、おかしいのです。
今日のワークを何度もやってみましたが、とても心地よい感覚になりました。平和が拡がっていく感覚です。どんなことでも、何も自分で動かそうとしなくていいんだということを、深く感じることができました。
昨日、レッスン1~30までの振り返りとして書いたブログ記事でも触れましたが、エゴの例外を作ろうとする欲求は相当なものだとおもいます。
このことには別の見方がある。すべてのことにこれを言えるかどうか――。
よほど注意深くなっていなければ、まさかそれが、例外を作ろうとしているのだとは気づかないくらい、非常に巧みに隠す、マインドの仕組みがあるように感じました。
何かを目にするたび、「このことについては別の見方がある」。何か思うたび、「このことについては別の見方がある」。
もちろん、必死に1つ1つに当てはめていったわけではありませんでしたが、気づいたらそこで言ってみることで、心が真実に開かれるような、穏やかさや静けさを感じられました。
おもしろかったのは、今朝、コースのテキストを読んでいたら、ちょうど「例外」について書かれていたことです。タイムリーすぎて、すこし笑ってしまいました(コースを学んでいると、しょっちゅうこういうシンクロが起きます)。
例外を設けたい誘惑が生じることは否定しないが、例外を設けてはならないということは、実にはっきりと教えている。
保護が必要なのはあなたの自覚だけである。
警戒は、真理のためには必要ないが、幻想に対しては必要である。
あなたの警戒は、あなたが聖霊に導かれたいと思っていることのしるしである。警戒は確かに努力を必要とするが、それは努力そのものが不要だとあなたが学ぶまでの間だけである。あなたは自分で作り出したものを保存するために多大な努力を費やしてきたが、その理由は、それが真実ではなかったからである。したがって、今あなたは、自分の努力をそれとは反対の方向に向けなければならない。
(『奇跡講座 テキスト編』/中央アート出版/T6.Ⅴより引用)
わたしが、レッスンのアイディアが「お守り」になっていると感じると言ったのは、その日のレッスン内容が、幻想に対して警戒していること、注意深くあることを助けてくれるからです。
約30のレッスンを学んできましたが、「思考する」ということがだんだん減ってきているのを感じます。今日はとくにそうでした。
「自分で考える」ということが、不自然なことのように感じられますし、どうやってそうするんだったっけ?と、忘れてしまって、不思議な感覚になるときもあります。
ほとんど思考しないというのは、とても安らかです。
Blessings,
愛
愛
2018.6.2
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
ワークブックレッスン日本語版は、
『奇跡のコース』のワークを学ぶ
ガイドブック2 知覚のとびらをあけて/
香咲弥須子/ナチュラルスピリットより
引用させていただきました。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
『奇跡のコース』のワークを学ぶ
ガイドブック2 知覚のとびらをあけて/
香咲弥須子/ナチュラルスピリットより
引用させていただきました。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
(ワークブックのレッスンでの気づきは、
4周目として取り組んでいるわたしの、
あくまでもごく個人的なものです)
4周目として取り組んでいるわたしの、
あくまでもごく個人的なものです)
A Course in Miracles(ア・コース・イン・ミラクルズ)には
テキスト編、ワークブック編、教師のマニュアル編があります。
テキスト編、ワークブック編、教師のマニュアル編があります。
日本語版は、中央アート出版、またはナチュラルスピリットから出ています。
ワークブックのレッスン内容の詳細については、ワークブック編をお読みください。
(こちらのブログでは詳細については記載しておりません)
(こちらのブログでは詳細については記載しておりません)
- 投稿タグ
- 奇跡講座, ア・コース・イン・ミラクルズ, 奇跡のコースワークブック