『奇跡のコース』ワークブック・レッスンの気づきを綴っています
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Lesson24:わたしは、自分にとっていちばん益になることを見ていません。
 
 
これは初めてワークブックに取り組むようになったときから、印象に残って忘れられなくなったレッスンの1つですが、自分はちっともわかっていないこと、だからこそ学びたいと願うこと、自我(エゴ)からではない声を聴き、それにしたがい、投影してしまっていることがあれば、それをホーリースピリットの目で見ることができるように、訂正できるように祈る――わたしにとっては、その生き方の基本となっているレッスンです。
 
ワークブックに記載されているように、ある状況について関係のないことを求めていたり、矛盾したゴールをもっていることに気づきました。あれ?そんなことを望んでいたの?と、ちょっとびっくりするような思いが出てくるときもありました。
 
あるいは、「~になってほしい」と挙げていくところで、何度か戸惑ってしまったのは、「こうなってほしい」という気持ちはなくて、自分のあり方を変えたいという願い(外側が変化することを望むのではなく、自分のものの見方を変えたいという思い)しか浮かなばなかったことです。
 
もうワークブックのレッスンに取り組むのがこれで4巡目だから、さすがに外側に対する変化を求めるようなことは、あまりなくなってきたのかもしれませんし、わたしが、まだ見ていない部分があるのかもしれません。
 
In the situation involving _______, I would like ______ to happen, and ______ to happen,

原文ではこのように書かれていますが、「これこれこういうことが起こってほしい」という願いが、もう出てこないなと思ったときに、ふと、今問題となっているアメフト部の事件のことが浮かんできました。
 
高校生たちを指導していたことがあるので、わたしのなかで気になっていることのひとつです。どうなってほしいと思っているんだろうかとゆっくり心を観察し、当てはめてみました。
 
締めくくりの、「わたしはこの状況において、何が自分の益なのか、わかっていません」。「自分の益(best interests)??」と、止まってしまいました。わたしには、思考のうえでは「1つのマインドしかない」ということを受け入れられても、まだ心の深いところにおいては理解していないのだろうとおもいます。
 
わたしにできること、わたしの唯一の役割は「ゆるし」。この日はA君の完全無欠性(もはや「A君」ではない真実性)を見ることができるよう祈りました。
 
たった1つのマインドの過ち、ただ一人の神の子の完全無欠性。分離という視点が、徐々に遠のいてゆくような、そんな気がします。
 
 
 
Blessings,
 
2018.5.24
 
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ワークブックレッスン日本語版は、
『奇跡のコース』のワークを学ぶ
ガイドブック2 知覚のとびらをあけて/
香咲弥須子/ナチュラルスピリットより
引用させていただきました。
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(ワークブックのレッスンでの気づきは、
4周目として取り組んでいるわたしの、
あくまでもごく個人的なものです)
 
 
 
A Course in Miracles(ア・コース・イン・ミラクルズ)には
テキスト編、ワークブック編、教師のマニュアル編があります。
日本語版は、中央アート出版、またはナチュラルスピリットから出ています。
 
ワークブックのレッスン内容の詳細については、ワークブック編をお読みください。
(こちらのブログでは詳細については記載しておりません)
 
 
 
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