#043

ACIMはじめてさん向けコーナー

 

今回は、コースの学習を続けることで
受け取れる贈り物について書いてみます。

なおご紹介くださる場合は、このページのリンクを
お知らせいただけましたらと存じます。
(本文のコピーはできません©️)

A Course in Miracles
ア・コース・イン・ミラクルズ
『奇跡のコース』/『奇跡講座』は

世界中で知られている書籍であり、
スピリチュアルリーダーたちのバイブルと
言われてきた本です。

ここ最近、これからコース(ACIM)の学びを
スタートしようと思われている方が
多くいらっしゃるようですので、

コースを学ぶことの目的と、

コースを学んでいくことで
どのような経験を受け取れるのかについて
書いてみますね。

 

コースのテキストに、このように
記されているところがあります。
 

このコースは、あなたのために設定したゴールは幸せと平安であると、はっきり述べている。

T-13.II.7:1/『奇跡講座 上巻』
中央アート出版社

 
コースを学んでいくことで
どこに運ばれるのかというと、
幸せと平安です。

それはどういう状態のことかと言うと・・
 

気がかりや心配や不安がなく、いついかなる時も凪のように穏やかでいるとはどのようなことか、あなたに想像できるだろうか。2だが、それが時間の目的である。すなわち、それを学ぶため、そしてそれだけを学ぶために、時間がある。

T-15.I.1:1-2/『奇跡講座 上巻』
中央アート出版社

 
このような心の状態のことです。

人や出来事、世界に「振り回される」ことは
あり得ないことになりますし、

真の自己が脅かされることは
決してないということを、
頭で無理矢理そう考えるのではなく
確かに心ではっきりと受け取れるようになります。

 
ワークブックのレッスン155には
このように書かれています。
 

1.存在するように見えるが実は存在していないこの世界の中で生きるための、一つの生き方がある。2あなたの外見が変わることはないが、あなたはもっとたびたび微笑むようになる。3あなたの額は穏やかで、瞳は静かである。

W-pI.155.1:1-2/『奇跡講座 下巻』
中央アート出版社

 
ここでも同じように、心の静けさについて
比喩を用いて述べられています。

心の平和が、学習のゴールです。

 

真の平安を思い出せたら、そしてそれが
恒常的なものとなったなら
(心に一点の曇りもなくなったら)

真の自己に目覚めることになります。
ワンネスという天国に戻ります。

 
自分とはこの身体だ、この個人だと
錯覚している状態(眠っている状態)から、

真の自己に目覚める——
肉体ではなく、神とひとつの聖なる神の子、
永遠のいのちを生きているスピリットだと
思い出すことになるのです。

 
いや、自分はそんな
聖なる存在なんかじゃないんですけど、と
否定する思いは、

真理を否定する思い、自我(ego)の考えであり
神の愛を思い出せなくしている障壁です。

 
愛そのものであるのに、真実を否定し、
あり得ない夢を見ています。

この世界のことを現実だと
思い込んでしまっているのです。
つまり、眠っている状態です。

しかも、自我(ego)を教師にして見る夢は
恐れの夢、死の夢、悪夢です。

嫌な目に遭う、病気になる、苦痛が伴い、
不安がつきまとう夢。
あらゆる問題が生じる夢。ついに死ぬ世界。
完全な心の平安などない世界。

 
この恐れの夢、悪夢から
幸せな夢に移行することを助けるのが
聖霊(Holy Spirit)です。

ホーリースピリットを導き手とするなら
誰との関わり合いにおいても
清らかさ、優しさ、あたたかさを
感じられるようになります。

問題と思うようなことがあっても
奇跡という心の訂正を受け取れます。
自分をゆるし、愛を受け取る経験になるのです。

過去を引きずって思い煩うことはないし
未来を恐れて防衛する必要がなくなります。

全面的に憂いから解放され、
純粋な喜びと感謝を
いつも感じられるようになります。

 
そのためのテキストであり、
ワークブックであり、マニュアルです。

コースの学びは、焦らず丁寧にゆっくりと
取り組んでいくものです。

これからスタートされるみなさん、
すでに続けておられるみなさん、
自分に優しくありながら、
日々一歩一歩、愛に導かれて進みましょう。

わたしも一緒にいます。
心の友、きょうだいとして。

Blessings,

 

2022/8/20配信
©️2022 Sueyoshi Ai

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