#037

ACIMはじめてさん向けコーナー

 

今回は、聖霊にお任せすることについて
書いてみたいと思います。

なおご紹介くださる場合は、このページのリンクを
お知らせいただけましたらと存じます。
(本文のコピーはできません©️)

この世界のどんなものでも、
聖霊(Holy Spirit)に託せば奇跡の道具にしてもらえる
という話を聞いた人が、

「さっそくお祈りをしたけど、何にも変わらない」と
嘆く・・といったことがあるようです。

以前、「祈っても変わらない」というのは
あり得ないことだと書きました。

今回は、“奇跡の道具”にしてくれる、という
言葉に対する誤解について
少し掘り下げてみたいと思います。
 
 

まず、聖霊(Holy Spirit)
わたしたちがこの世界で思い通りに過ごすために
ガイドしてくれる存在ではなく、
 

私にとって最善なることのすべてを知っている聖霊がいる。4そして聖霊は、私のために喜んで、神へと導く選択だけをしてくれる。

W-pII.242.1:3,4/
『奇跡講座 下巻』/中央アート出版社
emphasis mine

聖霊は私をキリストへと導く。そして私はそれ以外のどこへ行きたいだろう。3キリストの中で目覚めることの他に、私にどんな必要があるだろう。

T-13.VII.14:2,3/
『奇跡講座 上巻』/中央アート出版社
emphasis mine

 
こうした箇所から明らかなように
自分が神の子キリストであるということを
思い出せるように、
 
神との一体性(天国)に戻れるように、
目覚められるように導いてくれる存在です。

神へと導く選択「だけ」をしてくれるのです。

そのための、日常のあれやこれやそれや、です。
このためだけに、あらゆることを
奇跡の道具”にしてくれます。

 

肉体はそれ自体ではよくも悪くもない。これはこの世界のすべてのものごとと同様である。それが自我のゴールのために使われるか聖霊のゴールのために使われるかは、ひとえに、心が何を望むかにかかっている。

教義/同上
emphasis mine

 

この体も、この世界の何もかもが、
ニュートラル(=よくも悪くもない)なのです。

実在していないものに
「良い」「悪い」などありません。
一語で言うなら「無」です。
 

大事なことは、それを、
自我のゴールのために使うのか
(分離の証明、罪悪感の維持のための道具にするのか)

それとも
聖霊のゴールのために使ってもらうのか
(ゆるしの、繋がりを思い出すための、
“communication”の道具にしてもらうのか)、

これだけです。

 

自我のゴールのために使うなら
死へとまっしぐらの人生を歩むことになり、

聖霊のゴールのために使ってもらうなら
神へと導く選択だけをしてくれるので
(本当の“いのち”を思い出す道へと導いてくれます)

そのための、ゆるしを学ぶための道具として
役立ててくれます。
 

時間は実在していないことを
学べるように時間を使ってくれるし、

肉体ではなくスピリットであるということを
思い出せるよう肉体を使ってくれます。
(“communication”の道具にしてくれます)

 

わたしたちは分離しておらず
繋がっていてひとつだという真実を、
優しい導きのなかで
思い出せるようにしてくれるのが
ホーリースピリット。

日常のあらゆるものを使って、
わたしたちが具体的な愛の体験を
受け取れるように助けてくれるのです。

 

私たちに必要なのは、具体的な愛の体験です。

ケネス・ワプニック/書き起こしより引用
JACIMサイト

 

日常のあらゆることを、
ホーリースピリットにお任せしましょう。

全員にとっての最善を知っている聖霊に
すべて託すなら、

それがなんであれ、必ず、
奇跡の道具”にしてくれます。

具体的な愛の体験のため
使ってくれるのです。

わたしたちは繋がっていて
ひとつだったね、と喜び合える、
美しい瞬間のために。

 

毎日を、ホーリースピリットに。

Blessings,

2022/6/11配信
©️2022 Sueyoshi Ai

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