ア・コース・イン・ミラクルズの学びを実践するようになって数年で、悩むことがなくなり、さらに時が経ってからは、問題が1つも生じてこなくなりました。それだけではなく、毎日が楽しく、毎日必ず贈り物を受け取るようになり、まるでパラダイスにいるかのような状態になってしまいました。
ACIM(コース)は、「抱えていること」がゼロになる学び(コースの言葉で言えば、「unlearning(白紙に戻すこと)」)であり、「与えることと受け取ることは同じ」ということを経験していく道であり、真の自己(途方もない愛の力をもっているスピリット)を思い出すための、1つのコース(道)です。
問題とは無縁の人生を経験できるということと、そのために欠かせないプロセスについて、これを望む方々と共有するよう導かれていて、第7期のサークルでは、ここにフォーカスしてやっていくことになりました。今月は2回目のギャザリングがあります。ここからどんなふうに展開していくのか、とても楽しみです。
誰でも、望むなら、「抱えていること」がゼロになる状態でいられます。「問題を抱えている」というのは、別な言い方をすれば、実は、「秘密を抱えている」状態です。「秘密」というのは、「恥の概念」によって作られるわけですが(恥じているから秘密にしたくなります)、究極の「恥」は、「この自分」という存在に対する恥ずかしさ(存在自体を恥じる思い)であり、奥深くに隠しているこの「恥じる思い」のことを、コースでは「罪悪感」と呼んでいます。
恥とは実際には、罪悪感のもう一つの呼び名にすぎません。
ケネス・ワプニック著『奇跡講座入門』中央アート出版社
恥じている「この自分」という存在は、本当の自分ではなく、偽りのアイデンティティーだったということを認識する——つまり、真の自己の、この世のものではない愛の力が為すことを経験する——ことを、コースでは「赦し」と言っており、「真の赦し」というのは、「与えることと受け取ることは同じ」、相手(すべてのもの)と自分は分離しておらず、同じひとつのスピリットだという、形容しがたいほどの麗しく喜びに満ちた体験そのもののことを指しています。
この普遍的な体験によって、問題が消え去ります。問題にならしめるもの自体(原因)が、消え去る——そのような原因は、存在し得なかったと認識されるのです。
もし望むなら、こうした<急速な進歩>を経験することができます(ちなみにこの言葉は、コースの中に出てくる表現で、「与えることと受け取ることは、真理においてはひとつである」というレッスン108の中で使われています)。
「恥じる思い」が真に癒やされる方法は、<与える>ことです。ただし、この<与える>というのが何を意味するのかを誤解したままでは、癒やされることがありません。急速に進歩するということにはならず、何年経っても同じ問題を抱えたまま、同じパターンを繰り返してしまいます。
たとえば、「恥じる思い」が「妬み」という形で出てきて、いつまで経っても人と比較して羨んだり、嫉妬して苛立ったり、悔しさからマウントを取ろうとしたり、相手の粗探しをしたり、そんなことしかできない自分に嫌気がさして落ち込んだりしている人もいます。
日本には「他人の不幸は蜜の味」などという、信じられない表現がありますが、こういう正気でない考えを抱くのも、その根底に、「自分を恥じる思い」があるからです。
<与える>ことをしない心は、妬んだり、競争心を燃やしたり、羨んでいる相手が何か失敗することを望んだりするようです。あるいは、自暴自棄になったり、子供のように拗ねたり、卑屈になったりすることもあるようです。
そして、「もらう」ことばかり考えています。「わかってほしい」、「認めてほしい」、「感謝してほしい」、「気づいてほしい」、「愛してほしい」。ほしいほしいモンスター。思い通りにならなければ、相手のせいにして、すぐ拗ねたり、途中で投げ出したり、関わりから逃げたりします。そうやって、最後まで、気を引こうとするのです。「ほしいほしい」でいっぱいだから。
ほしいほしいモンスターが「抱えている」のは、「恥じる思い」です。存在していることが恥ずかしくてたまらない。それを隠し、ごまかし、なんとか生き続けたい思いで、自分をよく見せようとします。
こういう生き方をリタイアできるとしたら、どんなに幸せなことでしょうか!
人間は、ほしいほしいモンスター。打算、駆け引き、本音と建前。不平不満だらけ、被害妄想ばかり。いちいち悪意にとる。いちいち揚げ足をとる。いい人仮面をつけたがる。コントロール欲のかたまり。
これを自分だと信じていたら(自分のことを、スピリットではなく肉体だと信じていたら)、この世界は地獄です。
防衛と攻撃のサイクルをやめられないまま死んでいくだけ。問題を抱えたまま、惨めに1日1日を、寿命まで生き延びていくだけ。秘密を抱えたまま、墓場まで持っていくだけ。だけど、死んでも、死なない。リセットなど、できはしない。「死を通して達成されるものなど何もない」(T-6.V.A.1:2)。
ということは——。
自分を何だと信じているのか、このことについての変容が起こらない限り、幸せはあり得ないわけです。
ほしいほしいモンスター(人間、自分=肉体)でいたら、ずっと不幸なままだということ。
誰もが、<急速な進歩>を経験することができるのでした。
「与えることと受け取ることは同じ」ということを、真に受け入れることによって。
わたしたちは、本当は、途方もない愛の力をもっていて、永遠に愛を放射する存在、スピリットです。
この真実を思い出せるように、「恥じる思い」を赦しましょう。癒やされるがままにしましょう。
誰もが美しい光のスピリットだということを、わたしたちの内なるガイドに見せてもらいましょう。
いったい何を、恥じる必要があるでしょうか。
真の<自信>が蘇るがままにしましょう!
今年残り3か月を切りました。時間を無駄にせず、この秋冬、大きな変容を経験しましょう♡
Blessings,
愛
2025.10.6配信
(繋がってくださっている方に毎月お送りしています)
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今月のご案内
11/22
▶︎日本初★ACIMフェス
絶対的な安心感と真の自由を経験しましょう!
11/23,24
▶︎Neda Boin来日イベント
今年さらにパワーアップしての開催です♪
12/6
▶︎京都1dayリトリート
<急速な進歩>を望む方はぜひご参加を♡
懇親会もあります♪
12/21
マリア・フェリーぺ★オンラインイベント
詳細は決まり次第、お知らせいたします♪
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いずれも先着順にて定員となり次第、
締め切らせていただきます。
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