いつもありがとうございます。

今日から7月に入り、
2015年もいよいよ後半がスタートしましたね。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

この頃、
深く学ばせていただく機会が多くありました。

さまざまな “call for love”.

それにただ、“I love you” と応えるだけでよいのだと
つくづく思えた6月でした。

         

愛に満ちた思いは「真実」であるけれども、

それ以外はみな、癒しや助けを求める訴えであり、
怖れも攻撃も、愛を求めているだけ。

愛を求める呼び声なのだという、
「奇跡のコース」のこの教えが大好きで、

愛でない言動をもし見たとしても、
わたしのすることはたったひとつ、

その方に“I love you”を示すことなのだと
思っています。

 

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誰に会うときであれ、
それは神聖な出会いであることを思い出してください。

あなたがその人をどのように見るかは、すなわち、
あなたが自分自身をどのように見るかと同じことです。

その人をどのように扱うかは、すなわち、
あなたが自分自身をどのように扱うかと同じことです。

その人をどのように考えるかは、すなわち、
あなたが自分自身をどのように考えるかと同じことです。

決してこれを忘れないでください。

会う人の中に自分自身を発見するか、それとも、
自分自身を失うかのどちらかなのです。
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(『奇跡のコース 第一巻テキスト』/ナチュラルスピリット)

 

 

「風の谷のナウシカ」の映画を観た、
小学生の頃のわたしが
当時最も印象深いと感じたシーンは、

キツネリスのテトとの出会いの場面でした。

記憶が曖昧ですが、
ナウシカが差しだした指を
キツネリスががぶっと噛んだときに、

ナウシカが「怖くない」と話しかけ
じっとしていたら、

キツネリスは指から口をはなし、
傷跡をなめます。

そんなキツネリスにナウシカが
「ほらね、怖くない。
 ね?怯えていただけなんだよね。」
と言うのです。

 

人は怖れているとき、

恵みを恵みと受け取れないし、
愛がそこにあることを否定するし、

あらゆることに疑念を抱き、
自分が否定されているように感じ、

自分を守るために攻撃してしまいます。

 

そんな “call for love”に、

ナウシカのように
「怖れ」に「怖れ」で返さないこと。
愛のみを送ること。

ただ怯えているだけのその人に
“I love you” を届けること。

だいじょうぶ、
あなたは素晴らしい存在だから、と。

それがいかに大切かを学びました。

 

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どんな人であれ、兄弟の助けを求める懇願に対して
怒りで反応することを正当化できる人がいるでしょうか。

喜んで兄弟を助けようとする気持ち以外の
いかなる反応も適切ではあり得ず、
兄弟が求めているのはまさにこれでしかありません。
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感謝だけがあなたの兄弟に対する適切な反応です。
兄弟の愛に満ちた思いと助けを求める訴えに対して、
兄弟に感謝しなければなりません。
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(『奇跡のコース 第一巻テキスト』)

 

だから、いつも、“i love you” のメッセージ、
“ありがとうございます”を示すこと。

間違いを犯したなら、訂正してゆくこと。

 

“I love you” を伝えたら、
臆病なキツネリスがナウシカに心をゆるしたように、

誰とでもそのような
真の関係性が築かれていくのだと、

感動し、その愛に胸をうたれる体験を
感謝とともに受け取ることができる。

それは本当に、うつくしい関係性だなと
しみじみ思わされた6月でした。

 

だからいつでも、わたしは、
“call for love” には
ウェルカムな気持ちでいたいと思っています。

なぜなら、
“call for love”のテトちゃんは、
誰かよそのひとなのではなくて、
まぎれもなく「わたし」そのものだから。

映し合った鏡のなかに
現れるそのひとは、
「わたし」というたった一人の存在だから。

目の前に現れるすべてのひとは、
愛そのもの。

それをこそ感じたい、
その姿をこそ相手とともに見たい、

それは自分から差しだす “I love you” によってしか、
かなわないこと。

今日もすべてに感謝の思いを捧げます。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

 

Blessings,
末吉 愛