書籍A Course in Miracles(ア・コース・イン・ミラクルズ)、日本語版では『奇跡のコース』/『奇跡講座』には、テキスト編・ワークブック編・教師のためのマニュアル編があり、どれもとても素晴らしい内容となっているのですが、先月からまたワークブックのレッスンをやってみることにしました。

 

心を丁寧に感じたい、ほんとうに受け取るということを学びたい、ほんとうの意欲を持ち続けたい。そのような思いから取り組んでみることになったのですが、すべてのことは、自分が見たくて見ていることだということを、これまで以上に深く感じています。

 

5月からスタートしたので、いま30番台ですが、「わたしは何もわかっていない」ということを何度も感じましたし、このことを受け入れるとき、ハートがひらいて、見え方に明らかな違いを感じるようになりました。

過去に学んだこと、見聞きしたこと、教わったことなどのいっさいを、きれいに手放す気持ちになれば、ほんとうに在るものに心で触れることができるのだとおもいます。

 

 

興味深いのは、自我(エゴ)はいつも「例外」を作ることに必死だということです。

たとえばLesson10のアイディアは「わたしの思いには、何の意味もありません」というもので、これは自分が重要視、問題視していることにおいてもむろん当てはめられるものですが、これを嫌がって、例外を作ろうとする誘惑があるのを(エゴの罠があるのを)感じるのです。

 

それがどんなものでも――例外なく――当てはめることに対する意欲を持ち続ける、もうそれが自然なことになるまでやってみる、習慣にするということを、肩の力を抜いて、安心のなかで、いまおこなっているところです。

これからも、丁寧に取り組んでみようとおもいます。

Blessings,