奇跡のコース』ワークブック・レッスンの気づきを綴っています
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Lesson166:わたしは、神の贈り物を委ねられています。

 
昨日からの続きです。

この世界は神の意志ではないので実在していません。ただ、この世界が実在すると考える者たちは、別の意志、神の意志とは正反対の結果へ導く意志があるとまだ信じているに違いありません。それはまったく不可能なことです。しかし、この世界を見て、疑問の余地なく、確実に存在し、信頼できるもの、本物だと判断する心はみな、ふたりの創造主を信じていることになります。もしくはひとりの創造主、自分自身だけを信じているのです。けっしてひとつの神を信じてはいません。

 

ほんとうの創造主は、神であって、愛そのものであって、愛が、このような世界をつくるはずがないというのに、ここがリアルだと思って、この肉体が自分だと思い、存在していると信じているとしたら、ふたりの創造主を信じていることになる・・・これは、否定できないことだと思います。

真実に対して、妥協はあり得ないのに、中途半端な考えを持っているというのは、それにしても、おかなしなことです。

 

テキスト第11章に、このように書かれたところがあります。

神か自我か、どちらか一方が狂っている。双方の証拠を公正に検討してみれば、このことが真実に違いないとわかるだろう。神も自我も部分的な思考体系を提示してはいない。いずれもその内部で首尾一貫しているが、両者はあらゆる点で正反対であるため、部分的な忠誠は不可能である。…(中略)…生命(いのち)とは創造であるから、生きているもので父のいないものはない。したがって、あなたの決断は常に、「私の父は誰なのか」という問いに対する答えに他ならない。そしてあなたは自分で選ぶ父に忠実になる。

自我とは、神の父になりたいという神の子の願望から作り出された

 

第4章には、

神と肉体を混同するような思考体系はどれも狂気でしかあり得ない。

と述べられています。

(『奇跡講座 テキスト編』/中央アート出版社)

 

今日のレッスンで、心に響く箇所(いつもどのレッスンにもありますが)は、

キリストに触れられる感覚を得、神の贈り物に気づいた者に訪れる幸せをその人たちに示すことで教えなさい。悲しみに引き込まれて、自分の信頼する心を裏切ることのないようにしなさい。

キリストとつながることがすべての人に差し出すものを、身をもって示す人になりなさい。神は、すべての贈り物をあなたに委ねています。神の贈り物を選び、キリストに触れられた感覚を選択する心がどのように変容を遂げるか、あなたの幸せな姿で証明しなさい。今やそれがあなたの使命です。神は、ご自分の贈り物を与えることを、その贈り物を受け入れているすべての人に委ねられています。神は、あなたとご自分の喜びを分かち合われています。だから、今あなたはそれをこの世界と分かち合うために出かけるのです。

 

身をもって示す。
それは、ずっとわたしが願っていることです。

生き方、あり方で、示してゆく。差し出し続ける。
そのような人生を送りたいです。

 

Blessings,
 
2018.10.13
 
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ワークブックレッスン日本語版は、
『奇跡のコース』のワークを学ぶ
ガイドブック7 永遠の生命/
香咲弥須子/ナチュラルスピリットより
引用させていただきました。
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(ワークブックのレッスンでの気づきは、
4周目として取り組んでいるわたしの、
あくまでもごく個人的なものです)
 
 
 
A Course in Miracles(ア・コース・イン・ミラクルズ)には
テキスト編、ワークブック編、教師のマニュアル編があります。
日本語版は、中央アート出版、またはナチュラルスピリットから出ています。
 
ワークブックのレッスン内容の詳細については、ワークブック編をお読みください。
(こちらのブログでは詳細については記載しておりません)
 
 
 
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