『奇跡のコース』ワークブック・レッスンの気づきを綴っています
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Lesson51:復習1 レッスン1~5
 
 
今日から⒑日間は、復習期間です。初めてワークブックに取り組んだときは、「え?復習とかあるの?次の新しい内容、期待してたのになあ」と感じていました。
 
この50番までやってきて、いまのわたしが感じることは、同じエッセンスをずっと教えてくれているんだということ。言葉が違うだけで、昨日のレッスンとはまた違う「新しいレッスン」というものがあるわけではないのです。
 
ほんとうの意欲を持ち、ほんとうの意味で学ぶということの姿勢を身につけるための、心のトレーニングであって、レッスン1の最初から、「新しい内容」ではないのです。
 
言葉から理解しようとしていたんだなと、振り返ってみておもいます。
もちろん、ワークブックというのは読み物ではありませんから、実際にやってみることが大切です。4巡目のわたしが心がけていることは、「やったつもりにならない」ということ。
 
何も、自分に厳しくして、きっちり完璧に「こなそう」とはしていません。車の移動のときや、その日人と会ってずっと話しているときは、目を閉じてエクササイズすることができなかったときもあります。
 
わたしの言う、「やったつもりにならない」というのは、言い換えれば、「わかった気にならない」ということであり、「このもっと奥は何だろう?」、「わたしが見落としているもの、受け取り損ねていることは何だろう?」、「ほんとうに見たい」、「ほんとうに受け取らせていただきたい」という思いのことでもあります。
 
そのように感じているからこそ、「復習」というのは、とても大切だと、いまのわたしはそうおもっています。
 
 
ちなみに、復習の方法は、イントロダクションのところに、丁寧に詳しく説明が書かれています(読むだけではないし、聞くだけでもありません)。以下は、本文を省略して記載しています。
 
レッスン51
 
 レッスン1 わたしが見ているものには、何ひとつ意味はありません。
 レッスン2 わたしは、見るものすべてに、自分にとっての意味を与えています。
 レッスン3 見えるものを、わたしは理解していません。
 レッスン4 これらの思いは、何の意味ももっていません。
 レッスン5 わたしは自分が考えているような理由で動揺しているのではありません。
 
 
こうやって、復習して、キープしていくことは重要なことだと感じました。
ほんとうに見たいという思い、その意欲は、持ち続ける気持ちがないと、すぐに自我(エゴ)の誘惑によって隠されてしまいます。
 
わたしにとって響いたレッスンは、4と5でした。

レッスン4のコメントには、
 
“わたしの思い”とわたしが呼んでいるものは、わたしの本当の思いではありません。わたしの本当の思いとは、わたしが神と共に思う思いのことです。
 
と書かれていて、このあとの言葉も、胸に響きました。まさにわたしの願いだと感じました。
 
 
むろん、「神と共に思う思い」とは、言語化できるものではありませんから、言葉として、神が何を思考しているのだろうかと考えることには意味がありませんが、ありとあらゆる“わたしの思い”(それは「ポジティブ」と判断されるような思いも、もちろん含まれます)を、ごそっと手放すことができたとき、はっきりとわかるもの、思いだされるものだと感じます。
 
 
レッスン5「わたしは自分が考えているような理由で動揺しているのではありません」。
 
このレッスン5のコメントの冒頭に
 
わたしは、絶えず自分の思いを正当化しようとしているので、けっして自分が思っているような理由で同様しているわけではありません。わたしはつねにそれらを真実にしようとしています。
 
 
と書かれています。「絶えず自分の思いを正当化しようとしている」ということを、ほんとうに受け入れる気持ちがあるかどうか、ここはとても大事なこところだとおもいます。
 
たとえば健康に関することなどでも見つけられるとおもいますが、「食事は3回とるのが良い」だとか、「睡眠は7時間は必要」だとかいった主張の根底にあるのは、死に対する恐れであって、その恐れというのは、自分を身体だと勘違いしていることから生じているわけです。
 
人との関わりにおいても、自分の苛立ちの理由を、「あの人がルールを守れないから」、「何度も注意しているのに聞いてくれないから」だと考えているとしても、実際は違うのですよね。
 
教育では、「自分の意見」を持つことがよいことだとされてきたかもしれませんし、一般常識や道徳的なことが重んじられていて、そこから逸脱することを「悪」とみなす傾向があるかもしれませんが、正当化できることというのは、実はどこにもないのだということを、忘れたくないものです。
 
 
 
Blessings,
 
2018.6.20
 
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ワークブックレッスン日本語版は、
『奇跡のコース』のワークを学ぶ
ガイドブック3 聖なる関係①/
香咲弥須子/ナチュラルスピリットより
引用させていただきました。
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(ワークブックのレッスンでの気づきは、
4周目として取り組んでいるわたしの、
あくまでもごく個人的なものです)
 
 
 
A Course in Miracles(ア・コース・イン・ミラクルズ)には
テキスト編、ワークブック編、教師のマニュアル編があります。
日本語版は、中央アート出版、またはナチュラルスピリットから出ています。
 
ワークブックのレッスン内容の詳細については、ワークブック編をお読みください。
(こちらのブログでは詳細については記載しておりません)
 
 
 
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